童心社のあゆみ

 

紙 芝 居

書 籍

 
前史10年

戦後、「人間の生命を大事にし、子どもを愛することを原点とする紙芝居づくり」をはじめたのが、童心社初代編集長となる稲庭桂子でした。稲庭が中心となり、童心社の前身である教育紙芝居研究会から78点の紙芝居を出版、童心社創立へとつながっていきました。

おかあさんのはなし

童心社の前身、教育紙芝居研究会時代に刊行された『お母さんの話』。(『おかあさんのはなし』として1964年に再版)
出版第1号はこの作品でした。脚本は稲庭桂子、絵はいわさきちひろが手がけました。いわさきちひろにとっても初の受賞作となり、画家として広く知られるきっかけとなりました。
〈1950年度文部大臣賞〉

1957

3月4日、紙芝居の出版社として童心社創立
事業所は東京都新宿区坂町の村松家の一室、社長を含め4名でスタート

1958  
1959
  • 定期刊行紙芝居「よいこの十二ヶ月」「美しい心を育てる名作選」の2コースとなる

 
1960  
1962
  • ワイド紙芝居「新篇日本五大ばなし」を出版
1963

読者と童心社をむすぶ定期購読紙「母のひろば」を創刊

1967  
1968
1970  
1971  
1974  
1976  
1977  
1978
  • 長編紙芝居劇場『おおえやま のおに』(前・中・後編)を出版
    〈第17回五山賞奨励賞・画家賞〉

    おおえやま のおに

1980  
1981

童心社の出版理念、経営理念を発表

1983
1985  
1993  
1995  
1996  
1998  
2000
  • 定期刊行紙芝居コース名を「おひさま こんにちは」「ともだち だいすき」に変更

  • オランダにて紙芝居講座を実施(講師・まついのりこ)
 
2001
2002  
2004
  • ドイツ、スイスにて紙芝居講座を実施
  • 紙芝居50講座スタート
2005
  • 紙芝居50講座達成、500講座をめざし再スタート
 
2006

東京都文京区に社屋を移転。4階「KAMISHIBAI HALL」こけら落とし

   
2008  
2009  
2010

1月 群馬県高崎市にて「童心社・光村図書展」(NPO時をつむぐ会第16回絵本原画展)、
7月福岡県福岡市にて「おいでよ!絵本ミュージアム」開催

2011  
2012

7月 広島県広島市にて「おいでよ!絵本ミュージアム」開催

   
  • 『さがしています』を出版
    〈講談社出版文化賞絵本賞・産経児童出版文化賞ニッポン放送賞〉

    さがしています

  • 『おしいれのぼうけん』200万部突破
2013  
2015
  • 童心社主催の紙芝居講座「紙芝居アカデミー」開始
 
2016
  • 中国上海・北京にて著者・編集者が紙芝居講座・実演を行う(とよたかずひこ、和歌山静子ほか)

2017
創業
60周年

3月 銀座教文館にて「童心社60年展」開催
3月 童心社創立60周年記念 「かみしばい作品&脚本募集」実施

8月 紙芝居500講座を突破

7月 福岡県福岡市にて「おいでよ!絵本ミュージアム」開催
7月 鹿児島姶良郡湧水町くりの図書館にて「みんな集まれ! 絵本と紙しばい展」開催

10月 群馬県佐波郡玉村町にて「玉村町 絵本原画展」開催
10月 長野県塩尻市立図書館にて、「いないいないばあ 誕生50周年記念展」開催

 
2018
2019
2020