童心社のおはなしえほん

「朝の読書」や音読の練習にもぴったり! 絵を見て作品の世界に入っていける絵本ならではの魅力を大切にしながら、幼児から小学校低学年向けにぴったりのバラエティに富んだテーマのお話しをお届けします。

  • 判型:B5変型判/サイズ:20.7×22.2cm
  • 4・5歳~
  • NDC:913

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 童心社のおはなしえほん 第4期[全5巻]

内容説明

「朝の読書」や音読の練習にもぴったり! 絵を見て作品の世界に入っていける絵本ならではの魅力を大切にしながら、幼児から小学校低学年向けにぴったりのバラエティに富んだテーマのお話しをお届けします。

まいごのモリーとこうもりのかさ

童心社のおはなしえほん

まいごのモリーとこうもりのかさ

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう

ひつじのモリーはおでかけするのがだいすき。どこへだって、ひとりでおでかけできるのです。
きょうは、おとうさんをバスていまでおむかえです。わにのかばんと、おとうさんのこうもりがさをもって、雨ふるこみちをあるきます。けれども、あるいてもあるいても、ちっともバスていにつきません。どうやら、まいごになってしまったようです。
でも、モリーはへっちゃら。だって、おとうさんのこうもりがさには、すてきな秘密あるから。それはね……。

わにのかばんをおともに、モリーが元気いっぱいにおでかけしていきます! 『まいごのモリーとわにのかばん』に続く、シリーズ第2作目です。

  • 4・5歳~
  • 2022年9月14日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
ひみつのえんそく

童心社のおはなしえほん

ひみつのえんそく

かわしまえつこ 作/武田美穂

「ぼく、えんそくにいくんだよ。ねつなんか、さがったよ」そうたが、おふとんの中でぐずっています。たのしみにしていたえんそくなのに、きゅうにねつがでたのです。
しばらくすると、そとでそうたをよぶ声がします。でていくと、リュックをしょったたぬきがいて、「えんそくにいこう」とさそうのです。おかあさんはおべんとうをよういしてくれていませんでしたが、たぬきは、おやつのチョコレートとおにぎりをこうかんしてくれました。
さあ、しゅっぱつ。のはらをあるくうち、うさぎととかげとりすもなかまにくわわって、ついたのは山のゆうえんちです! とびきりすてきなメリーゴーランドやジェットコースターで、おもいっきりあそびます……。
楽しい冒険がいっぱいのおはなしえほんです。

  • 3歳~
  • 2022年9月16日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
まいごのモリーのおかいもの

童心社のおはなしえほん

まいごのモリーのおかいもの

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう

ひつじのモリーはおでかけするのがだいすきです。きょうはおかあさんと、あおぞらいちばにやってきました。
まずはやおやで、おやさいえらび。こんばんのシチューに、なにをいれよう? 
おつぎはざっかや。「どれがほしいか、いってごらん。ただし、ひとつだけね。」おかあさんがいいました。あれもこれもほしいのだけれど。
そこへ、おかあさんのともだちがやってきて、おしゃべりがはじまってしまいました。たいくつしたモリーが、ちかくのおみせをみていると、いつのまにかまいごになってしまいました……。でも、だいじょうぶ! モリーには、たよりになるすてきなあいぼうがいるのです。

ぜったいまいごになってしまう、ひつじのモリーのお話、シリーズ3作目です。
メガネ屋、カメラ屋、焼き芋屋……モリーといっしょに、市場にならぶ露店を見て回るのがたのしい絵本です。

  • 3歳~
  • 2023年6月14日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
たんぽぽになりたくて

童心社のおはなしえほん

たんぽぽになりたくて

内田麟太郎 文/南塚直子

たんぽぽのわたげは わらいながらとんでいく… また たんぽぽに なれるから

たんぽぽになれば、友達に、うさぎに、ちょうちょに、また会うことができます。風に身をまかせて飛んでいく綿毛は、自分で行き先を決めることができません。それでもなお、綿毛が笑いながら飛んでいくのは、新たな出会いへの希望に胸を膨らませ、再び野原いっぱいに花を咲かせたいと願っているから。画面からあふれんばかりに描かれたたんぽぽからは、巡る命の輝きと生きるよろこびが伝わってきます。旅立ちの季節、出会いの春に読みたい絵本です。

  • 3歳~
  • 2024年2月9日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
きつねみちは、天のみち

童心社のおはなしえほん

きつねみちは、天のみち

あまんきみこ 作/松成真理子

夏のにわか雨の中、家へといそいでいたともこは、きゅうに雨のすきまのようなほそながーい道に出ます。その道を、「やんこら!」「どっこい!」というかけ声とともに、きつねたちがすべりだいをはこんできました。よろよろするきつねたちを見かねて、ともこがついてつだってはこんでいくと、ついたのは「きつね小学校」でした。そこで人間が交ざっているとばれてしまいますが……。
楽しくて不思議な時間を描いた愛情あふれる作品。

  • 4・5歳~
  • 2016年9月15日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み
つきよの3びき

童心社のおはなしえほん

つきよの3びき

たかどのほうこ 作/岡本順

くまたろうと、ぽんたと、やぎえちゃんは、お母さんにしかられて家を出てきました。「おっかーなんか、しーらない!」ふくれた3びきは夜道をいたずらしながら歩いていきます。塀に手形をつけ、紙をむしゃむしゃ食べ…すっかりうかれきぶん。でも、窓から子守唄が聞こえ、ぱちんと明かりが消えたとき、3びきはお母さんのところへ帰りたくなりました。
いばった気持ち、しゅんとした気持ち…たくさんの気持ちをいきいきと描きます。

  • 4・5歳~
  • 2016年9月15日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
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また おこられてん

童心社のおはなしえほん

また おこられてん

小西貴士 作/石川えりこ

「かたづけや〜」「またうそついて〜っ」…ぼくがきらいなことだらけやから、母ちゃんがおこりんぼマシーンになってまうんやろか。けんちゃんは、おふろで父ちゃんに語りかけます。好きなものに囲まれていたかったり、母ちゃんに見ててほしかったり…子どもの気持ちをていねいに描き、おこったりおこられたりの毎日の中にある大切な自分の気持ち、家族を愛おしく想う気持ちを発見させてくれる絵本。おふろから出ると母ちゃんが…!

  • 4・5歳~
  • 2016年9月15日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
おさるのこうすけ

童心社のおはなしえほん

おさるのこうすけ

武田美穂 作・絵

おとうとのこと、「こうすけおさる」ってよんでるんだ。どこにいくにもわたしのあとをついてきて、とってもじゃまなの。きょうはおまつりだけど、おさるがいっしょだからたのしくない。ともだちとちっともあそべないんだもの。そこでわたし、いけないことを思いついちゃった。ひとごみのなか、にぎった手をはなしたら、おさるのすがたは見えなくなって……
幼い姉と弟の微笑ましい姿を描き、笑いながらじーんと感動する作品です。

  • 4・5歳~
  • 2017年4月7日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
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きょう、おともだちができたの

童心社のおはなしえほん

きょう、おともだちができたの

得田之久 作/種村有希子

はずかしがりやのゆうなちゃん。はじめておともだちができて、胸がふくらみます。「おかあさん! きょう、おともだちができたの。なまえはね、りなちゃんっていうの」。楽しい一日をすごしたその夜、ゆうなちゃんは、すこし不安になります。「りなちゃん、あしたもあそんでくれるかな……」。子どものまっすぐな気持ちを描いたおはなし。
入園シーズンにぴったりの、はじめておともだちができた日の絵本です。

  • 4・5歳~
  • 2018年2月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
なくのかな

童心社のおはなしえほん

なくのかな

内田麟太郎 作/大島妙子

「おとうさんとおかあさんにはぐれて、ぼくはこらえていたけれど……。しらないどこかでひとりぼっちになったら……。」お出かけの途中、商店街の人混みの中で、お母さんとお父さんにはぐれて、「ぼく」は迷子になってしまった。泣くのをぐっとこらえている「ぼく」の気持ちを丁寧に描きます。
はじめて迷子になった日の絵本。

  • 4・5歳~
  • 2018年4月15日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
ごろべえ もののけのくにへいく

童心社のおはなしえほん

ごろべえ もののけのくにへいく

おおともやすお 作/絵

昔、ごろべえという強いさむらいがいて、一度も「こわい」と思ったことがなかった。「こわいとはどんなきもちなのだろう」どうしても知りたいごろべえは、もののけ達のすむくにへ旅立った。もののけの大将おおにゅうどうは、ごろべえの話を聞くと、つぎつぎに恐ろしげな化け物に化けた。ところがごろべえ、ちっともこわくない。
失意のうちに帰ってきたごろべえに、寺の小僧は「わたしがこわがらせてさしあげます」と言った。

  • 4・5歳~
  • 2018年12月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
はたけのにゃーこ

童心社のおはなしえほん

はたけのにゃーこ

織茂恭子

にゃーこはのらねこ、はたけのこねこ。いつもひとりであそんでる。畑の中で、一生懸命に生きる野良猫のにゃーこ。そんな子猫が、自由にのびのびと、一匹で懸命に生きている姿を、詩的に表現します。
著者が畑で出会った、一匹の子猫のおはなし。
「野菜のすき間で、草むらで、木の上で、土の上で、この畑に生きている歓びや悲しみをかわいい声に込めて私たちに届けてくれているようです」(本書「あとがき」より)。

  • 3歳~
  • 2019年2月22日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
こくん

童心社のおはなしえほん

こくん

村中李衣 作/石川えりこ

退院して大好きなつばさ園にくると、しゅんくんがかけてきた。歩行器をみて「てつだってやる」というしゅんくんに、わたしは「いらない」と強い声で言った。わたしは体を思うように動かすのが難しい。でも、歩行器があればみんなと歩ける。ある日、挑戦するしゅんくんの姿を見て、わたしもすべり台にのぼりたいと思った。わたしは、こくんって、うなずく。だいじょうぶ。きっとできる……。
新しい一歩をふみだしたふたりの物語。

  • 4・5歳~
  • 2019年6月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
おつきさま ひとつずつ

童心社のおはなしえほん

おつきさま ひとつずつ

長野ヒデ子

ぽっかり月がでています。小さいあこちゃんは、おかあさんと手をつないでかえります。「おかあさん、おつきさまがついてくるよ」「そうよ。おつきさまは、あこちゃんがだいすきだからよ」「ねえおかあさん、アフリカにもおつきさまある?」「あるわよ」「イギリスにもある?」「あるよ」「おつきさまがみーんなにひとつずつあって、よかったね」あこちゃんは安心して、お家にかえりつきました。
心にのこる月夜のおはなしです。

  • 3歳~
  • 2019年9月1日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
きらい きらい!

童心社のおはなしえほん

きらい きらい!

武田美穂 作・絵

きらいなもの、なーに? きらいきらい、ニンジンきらい。あのにおいがイヤ。きらいきらい、おさかなきらい。こっちをにらんでる目がこわい……でも、きっとだいじょうぶ! 大きくなったら、たべられる。だから、もうちょっとまっててね──
子どもにとって嫌いな食べ物や苦手なことは大きな悩みのタネです。そんな子どもの気持ちを解放する作品。
ユーモラスにリズミカルな言葉で描き出した、子どもの成長を願う絵本です。

  • 4・5歳~
  • 2019年10月15日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
「へてか へねかめ」おふろでね

童心社のおはなしえほん

「へてか へねかめ」おふろでね

宮川ひろ 作/ましませつこ

1日の終わり、そうたは家族にその日のできごとを話しながら夕ご飯を食べ、大好きなじいちゃんとおふろに入ります。最後は、じいちゃんも、じいちゃんのお母さんも、みんなこどもの頃おふろで唱えた言葉「へてか へねかめ」。
「へてか へねかめ かめかめ かめか/かめの おのたま おちょりこ ちょりこ/すっぽんかいの てきてきとんぼ こうとんぼ/はりまの べっとう ちょうざえもん」3回唱えたら、体がぽっかぽか!

  • 3歳~
  • 2019年10月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
ねこなんて いなきゃ よかった

童心社のおはなしえほん

ねこなんて いなきゃ よかった

村上しいこ 作/ささめやゆき

ねこのももちゃんが死んだ。友だちがやさしくしんぱいしてくれるので、ついつよがり「はじめから、ねこなんていなきゃよかった」といってしまった。でも家にかえると、ももちゃんはもういない。みんながくらいかおをしていたら、かあさんがいった。「かなしいのはあたりまえ。みんな、なきましょ」すると、ももちゃんの思い出が次々よみがえってきて……
かわいがっていた猫の死をきちんと受け止め、悼むことの大切さを描く絵本。

  • 小学1・2年~
  • 2019年12月23日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
みどりバアバ

童心社のおはなしえほん

みどりバアバ

ねじめ正一 作/下田昌克

花屋のみどりバアバが作るコロッケは、大きくておいしい。バアバは「毎日お花を手でさわって、お花の栄養をいっぱいもらっているからだよ」と、こうくんに手を見せてくれた。でも、やがて右手に力が入らなくなり、バアバはしんでしまう。こわくなって涙が出てきたけれど、花屋の栄養たっぷりのバアバの手をさわったこうくん。お葬式が終わった夜、みどりバアバのお店にいくと…。
バアバと向き合う男の子の気持ちを丁寧に描く。

  • 小学1・2年~
  • 2020年10月20日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み
ちこくのりゆう

童心社のおはなしえほん

ちこくのりゆう

森くま堂 作/北村裕花

先生、きいてえな。朝おきたら、とうちゃんとかあちゃんがカブトムシにかわっとったんや。だけど時計を見たら学校がはじまる時間やったから、いってきますと、ぼくはうちをとびだしてん。ところが、ノラネコのタイショーに声をかけられて、そのとたん……
ちこくのりゆうを先生に説明する体ではじまる物語は、ページをめくるたび度肝をぬかれる抱腹絶倒の展開をしていきます。
第9回絵本テキスト大賞受賞のナンセンス絵本です!

  • 小学1・2年~
  • 2021年1月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
はなになりました

童心社のおはなしえほん

はなになりました

内田麟太郎 作/南塚直子

リスさん、アリにききました。アリさん、アリさん、だれがすき? アリさんにすきといわれて、うふふ。リスさん、はなになりました。こころがはなになりました。
気持ちを言葉にして伝えあって、笑顔になれる絵本。

  • 4・5歳~
  • 2022年1月28日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
ゆきちゃんは、ぼくのともだち!

童心社のおはなしえほん

ゆきちゃんは、ぼくのともだち!

武田美穂 作・絵

ゆきちゃんは、ぼくのおばあちゃん。このごろ、ときどきへんなんだ。
ぼくのこともわからなくなるし、なんだか「むかし」にかえってしまうみたい。
「ゆきちゃん、いくつ?」ってきいてみたら、きょうのゆきちゃんは7さいだった。おやつのプリンのとりあいで、けんかになった。
おまつりの日、ヨーヨーをかってきてあげたら、5さいのゆきちゃんは大よろこび。ヨーヨーでうまくあそぶことはできなかったけど、「たからものにする」んだって!日によって、話がぜんぜんつうじなかったり、すごくこまることもあるけれど……ゆきちゃんは、ずっとぼくのともだちだよ!!

おばあちゃんと孫の男の子の交流を、時にユーモアも交えて描き出します。老い・認知症といった深刻な問題が背景にありながらも、2人の心が触れ合う瞬間瞬間を温かな眼差しで見つめた感動作です。

  • 4・5歳~
  • 2022年3月18日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
まいごのモリーとわにのかばん

童心社のおはなしえほん

まいごのモリーとわにのかばん

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう

ひつじのモリーは、おでかけするのがだいすきです。
森でも海でも沼地でも、ひとりでおでかけできるのでした。
でも、だいたいまいごになるのです。
おとうさんがくれた、わにのかばんをもって、きょうもおでかけするのですが……
きまぐれで、いきあたりばったりのモリーの姿は、幼い子どもそのものです。
どこへでも歩いていけるモリーを、そっと見守るのは、なんとわにのかばん!?
ユーモラスでいて心あたたまるお話です。
審査員の満場一致で、第13回絵本テキスト大賞を受賞した作品です。

  • 4・5歳~
  • 2022年2月28日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み