童心社のおはなしえほん
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童心社のおはなしえほん 第4期[全5巻]
内容説明
「朝の読書」や音読の練習にもぴったり! 絵を見て作品の世界に入っていける絵本ならではの魅力を大切にしながら、幼児から小学校低学年向けにぴったりのバラエティに富んだテーマのお話しをお届けします。
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まいごのモリーとこうもりのかさ
ひつじのモリーはおでかけするのがだいすき。どこへだって、ひとりでおでかけできるのです。
きょうは、おとうさんをバスていまでおむかえです。わにのかばんと、おとうさんのこうもりがさをもって、雨ふるこみちをあるきます。けれども、あるいてもあるいても、ちっともバスていにつきません。どうやら、まいごになってしまったようです。
でも、モリーはへっちゃら。だって、おとうさんのこうもりがさには、すてきな秘密あるから。それはね……。
わにのかばんをおともに、モリーが元気いっぱいにおでかけしていきます! 『まいごのモリーとわにのかばん』に続く、シリーズ第2作目です。- 4・5歳~
- 2022年9月14日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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ひみつのえんそく
「ぼく、えんそくにいくんだよ。ねつなんか、さがったよ」そうたが、おふとんの中でぐずっています。たのしみにしていたえんそくなのに、きゅうにねつがでたのです。
しばらくすると、そとでそうたをよぶ声がします。でていくと、リュックをしょったたぬきがいて、「えんそくにいこう」とさそうのです。おかあさんはおべんとうをよういしてくれていませんでしたが、たぬきは、おやつのチョコレートとおにぎりをこうかんしてくれました。
さあ、しゅっぱつ。のはらをあるくうち、うさぎととかげとりすもなかまにくわわって、ついたのは山のゆうえんちです! とびきりすてきなメリーゴーランドやジェットコースターで、おもいっきりあそびます……。
楽しい冒険がいっぱいのおはなしえほんです。- 3歳~
- 2022年9月16日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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まいごのモリーのおかいもの
ひつじのモリーはおでかけするのがだいすきです。きょうはおかあさんと、あおぞらいちばにやってきました。
まずはやおやで、おやさいえらび。こんばんのシチューに、なにをいれよう?
おつぎはざっかや。「どれがほしいか、いってごらん。ただし、ひとつだけね。」おかあさんがいいました。あれもこれもほしいのだけれど。
そこへ、おかあさんのともだちがやってきて、おしゃべりがはじまってしまいました。たいくつしたモリーが、ちかくのおみせをみていると、いつのまにかまいごになってしまいました……。でも、だいじょうぶ! モリーには、たよりになるすてきなあいぼうがいるのです。
ぜったいまいごになってしまう、ひつじのモリーのお話、シリーズ3作目です。
メガネ屋、カメラ屋、焼き芋屋……モリーといっしょに、市場にならぶ露店を見て回るのがたのしい絵本です。- 3歳~
- 2023年6月14日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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たんぽぽになりたくて
たんぽぽのわたげは わらいながらとんでいく… また たんぽぽに なれるから
たんぽぽになれば、友達に、うさぎに、ちょうちょに、また会うことができます。風に身をまかせて飛んでいく綿毛は、自分で行き先を決めることができません。それでもなお、綿毛が笑いながら飛んでいくのは、新たな出会いへの希望に胸を膨らませ、再び野原いっぱいに花を咲かせたいと願っているから。画面からあふれんばかりに描かれたたんぽぽからは、巡る命の輝きと生きるよろこびが伝わってきます。旅立ちの季節、出会いの春に読みたい絵本です。- 3歳~
- 2024年2月9日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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きつねみちは、天のみち
夏のにわか雨の中、家へといそいでいたともこは、きゅうに雨のすきまのようなほそながーい道に出ます。その道を、「やんこら!」「どっこい!」というかけ声とともに、きつねたちがすべりだいをはこんできました。よろよろするきつねたちを見かねて、ともこがついてつだってはこんでいくと、ついたのは「きつね小学校」でした。そこで人間が交ざっているとばれてしまいますが……。
楽しくて不思議な時間を描いた愛情あふれる作品。- 4・5歳~
- 2016年9月15日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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きょう、おともだちができたの
はずかしがりやのゆうなちゃん。はじめておともだちができて、胸がふくらみます。「おかあさん! きょう、おともだちができたの。なまえはね、りなちゃんっていうの」。楽しい一日をすごしたその夜、ゆうなちゃんは、すこし不安になります。「りなちゃん、あしたもあそんでくれるかな……」。子どものまっすぐな気持ちを描いたおはなし。
入園シーズンにぴったりの、はじめておともだちができた日の絵本です。- 4・5歳~
- 2018年2月20日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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ごろべえ もののけのくにへいく
おおともやすお 作/絵
昔、ごろべえという強いさむらいがいて、一度も「こわい」と思ったことがなかった。「こわいとはどんなきもちなのだろう」どうしても知りたいごろべえは、もののけ達のすむくにへ旅立った。もののけの大将おおにゅうどうは、ごろべえの話を聞くと、つぎつぎに恐ろしげな化け物に化けた。ところがごろべえ、ちっともこわくない。
失意のうちに帰ってきたごろべえに、寺の小僧は「わたしがこわがらせてさしあげます」と言った。- 4・5歳~
- 2018年12月20日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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おつきさま ひとつずつ
長野ヒデ子 作
ぽっかり月がでています。小さいあこちゃんは、おかあさんと手をつないでかえります。「おかあさん、おつきさまがついてくるよ」「そうよ。おつきさまは、あこちゃんがだいすきだからよ」「ねえおかあさん、アフリカにもおつきさまある?」「あるわよ」「イギリスにもある?」「あるよ」「おつきさまがみーんなにひとつずつあって、よかったね」あこちゃんは安心して、お家にかえりつきました。
心にのこる月夜のおはなしです。- 3歳~
- 2019年9月1日初版
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 立ち読み
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「へてか へねかめ」おふろでね
1日の終わり、そうたは家族にその日のできごとを話しながら夕ご飯を食べ、大好きなじいちゃんとおふろに入ります。最後は、じいちゃんも、じいちゃんのお母さんも、みんなこどもの頃おふろで唱えた言葉「へてか へねかめ」。
「へてか へねかめ かめかめ かめか/かめの おのたま おちょりこ ちょりこ/すっぽんかいの てきてきとんぼ こうとんぼ/はりまの べっとう ちょうざえもん」3回唱えたら、体がぽっかぽか!- 3歳~
- 2019年10月20日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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ねこなんて いなきゃ よかった
ねこのももちゃんが死んだ。友だちがやさしくしんぱいしてくれるので、ついつよがり「はじめから、ねこなんていなきゃよかった」といってしまった。でも家にかえると、ももちゃんはもういない。みんながくらいかおをしていたら、かあさんがいった。「かなしいのはあたりまえ。みんな、なきましょ」すると、ももちゃんの思い出が次々よみがえってきて……
かわいがっていた猫の死をきちんと受け止め、悼むことの大切さを描く絵本。- 小学1・2年~
- 2019年12月23日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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ゆきちゃんは、ぼくのともだち!
武田美穂 作・絵
ゆきちゃんは、ぼくのおばあちゃん。このごろ、ときどきへんなんだ。
ぼくのこともわからなくなるし、なんだか「むかし」にかえってしまうみたい。
「ゆきちゃん、いくつ?」ってきいてみたら、きょうのゆきちゃんは7さいだった。おやつのプリンのとりあいで、けんかになった。
おまつりの日、ヨーヨーをかってきてあげたら、5さいのゆきちゃんは大よろこび。ヨーヨーでうまくあそぶことはできなかったけど、「たからものにする」んだって!日によって、話がぜんぜんつうじなかったり、すごくこまることもあるけれど……ゆきちゃんは、ずっとぼくのともだちだよ!!
おばあちゃんと孫の男の子の交流を、時にユーモアも交えて描き出します。老い・認知症といった深刻な問題が背景にありながらも、2人の心が触れ合う瞬間瞬間を温かな眼差しで見つめた感動作です。- 4・5歳~
- 2022年3月18日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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まいごのモリーとわにのかばん
ひつじのモリーは、おでかけするのがだいすきです。
森でも海でも沼地でも、ひとりでおでかけできるのでした。
でも、だいたいまいごになるのです。
おとうさんがくれた、わにのかばんをもって、きょうもおでかけするのですが……
きまぐれで、いきあたりばったりのモリーの姿は、幼い子どもそのものです。
どこへでも歩いていけるモリーを、そっと見守るのは、なんとわにのかばん!?
ユーモラスでいて心あたたまるお話です。
審査員の満場一致で、第13回絵本テキスト大賞を受賞した作品です。- 4・5歳~
- 2022年2月28日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み