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ベッドにのってきょうりゅうのくにへ

絵本・こどものひろば

ベッドにのってきょうりゅうのくにへ

まつおかたつひで 作・絵

人気絵本『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』に続き、松岡達英さんがうつくしい恐竜の世界をファンタジックに描いた、夜のぼうけん物語。

わたし、恐竜がすきだから、恐竜のこといっぱい知ってるよ。ある夜、ベッドのうえでうとうとしていたら、ふしぎなことがおこった。窓がひとりでに開いて、ふわっとベッドがういて……「ひゃ~! ベッドが窓からとびだした!」わたしをのせて、ベッドはいつのまにか大むかしの大陸の上をとんでいた。そこは、白亜紀の南アメリカ大陸。
わたしはアルゼンチノサウルスのむれが大いどうしていた。
肉食のカルノタウルスにおわれているこどもを助けたら、アルゼンチノサウルスたちと仲良しになった。
「わたしたち、たまごをうむために旅をしているの」
「わたしもついていっていい?」
アルゼンチノサウルスの背中に乗って、やがてたどり着いた場所は……?

アルゼンチノサウルス、ギガノトサウルス、モササウルス類など人気の生き物が登場します。

  • 3歳~
  • 2025年6月23日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み
Garden 8月9日の父をさがして

単行本図書

Garden 8月9日の父をさがして

森越智子 作/大野八生

1945年8月9日。一発の原子爆弾が長崎に落とされた日、12歳の父は中学校での試験を終え、疎開先の隣町へ帰る列車に乗れたことで一命をとりとめた。爆心地から800mの場所にあった中学校は全壊し、同級生の3分の1が帰らぬ人となった。
原爆から逃れ、平穏な一生を送ったと思っていた父は、しかし被爆者だった。父の死後、見つかった父の被爆者手帳には、ぼくの知らなかった「あの日」とそこからはじまった父の葛藤の日々が残されていた。
被爆地で生き抜いてきた父の思いと、隠し続けられたぼくの名前のひみつ。
やがて解き明かされる真実にたどり着いたとき、ぼくは……。
長い時を経て、原爆被爆者の言葉にできなかった思いが、今、静かに胸に迫る。

  • 中学生~
  • 2025年6月9日初版
  • 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
  • 立ち読み
カルガモ ぴーちゃん

2025年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき

カルガモ ぴーちゃん

宮﨑二美枝 脚本/市居みか

小さな三角池でうまれたカルガモのぴーちゃん。お母さんときょうだいたちとお引っ越し。カラスのせいで、迷子になったぴーちゃんを心配する町の人たち。大きな声で母さんをよぶぴーちゃん、ぶじに会えるでしょうか。

  • 3歳~
  • 2025年7月1日初版
  • 定価2,200円 (本体2,000円+税10%)
  • 立ち読み
かいくんのたなばたかざり

2025年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは

かいくんのたなばたかざり

よこみちけいこ 脚本・絵

もうすぐ七夕。かいくんは七夕かざりをつくりたいけど、どうやったらいいのかわかりません。その時「おいらがてつだうよ!」と、おどうぐばこから出てきたのは、のりのノーリー。色紙でどんなかざりがつくれるかな? ちょうちん、あみかざり、ふきながし。いろんな七夕かざりの名前と由来がわかる、たのしい工作紙芝居。

  • 2歳~
  • 2025年7月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
あおのいえ

単行本図書

あおのいえ

いとうみく 作/丸山ゆき

「あおくんちって、なんかふくざつだね」ぼくは、ともだちのおねえさんに言われたことを、しずさんに伝えた。しずさんは「そうね、人と人がいっしょにくらすって、ふくざつなことなのよ」といった。「つまり、かんたんじゃないってことね。かんたんじゃないことってわかりにくいでしょ」「ぼくんちは、わかりにくいってこと?」まあそうねと、しずさんはつぶやいた。「たぶん、クラスのほとんどの子のうちには、おとうさんとおかあさんがいるでしょ」「うん」「あおは、そうじゃない」??みんなとちがうって、いけないことなの?
さまざまな家族のあり方を描き続ける、いとうみくの新作。

  • 小学1・2年~
  • 2025年5月28日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み
せみの みんちゃん うまれたよ!

むしのたまごシリーズ

せみの みんちゃん うまれたよ!

たけがみたえ 作・絵/須田研司 監修

夏の身近な虫、アブラゼミが主人公!

夏の短い間しか見られないアブラゼミが、そのときのために何年もかけて大きくなる様子。ほかの種類のセミのこと。ふしぎなあかちゃんの誕生……。
たくましく生きるみんちゃんの姿に心が動かされ、セミが愛おしくなる1冊です。

ーーーーー
しとしと雨があがった夏のはじまり。
しっとりした土の上に、せみのあかちゃんが木からぽとんとおちてきました。
みんちゃんです。

土をほるのがじょうずなみんちゃんは、木の根っこをさがして汁をすいながら、土の中で何年もくらしました。
そして、ある夜、とうとう外に出て、茶色い羽がかっこいいアブラゼミに!

「そとで くらせる じかんは みじかいの。そのあいだに たまごを うむために、ちからを つけなくちゃ」

みんちゃんは敵に気をつけながら、細長い口を木につきたてて、毎日いっぱい汁をすいました。

いのちを終える前に、みんちゃんはどんなたまごをうむのかな?
みんちゃんをおうえんしたくなります。

  • 3歳~
  • 2025年5月10日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
うめぼし うめぼし うめぼしだ!

2025年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき

うめぼし うめぼし うめぼしだ!

長野ヒデ子 脚本・絵

あこちゃんのえんのおにわには、うめの木があります。みんなで青いうめのみをひろって、うめぼしをつくります。かめにつめたら、うめのみさんの声がした。「なんのこれしき、しゅぎょうじゃ! しゅぎょう!」「とびきりおいしいうめぼしになるぞ!」うめのみさんたち、すっぱくておいしいうめぼしになれるかな?

  • 3歳~
  • 2025年6月1日初版
  • 定価2,200円 (本体2,000円+税10%)
  • 立ち読み
おたまじゃくしのしーちゃん

2025年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは

おたまじゃくしのしーちゃん

いしもりよしひこ 脚本・絵

いけのなかのたまごから、おたまじゃくしのしーちゃんがうまれました。しーちゃんがおよいでいると、めだかがやってきて、ともだちになりました。あるひ、しーちゃんにあしがはえてきました。さらになんにちかすぎると……。おたまじゃくしの生態を描いた紙芝居。

  • 2歳~
  • 2025年6月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
子どもも兵士になった 沖縄・三中学徒隊の戦世

単行本図書

子どもも兵士になった 沖縄・三中学徒隊の戦世

真鍋和子 著/多屋光孫

1944年9月、沖縄県名護市に独立混成第四四旅団の主力、第二歩兵隊が進軍した。この日を境に全沖縄県民、沖縄三中生全員の運命が大きく変わる。10月10日、アメリカ軍の大規模な攻撃が行われ、伊江島など大きな被害を受ける。沖縄県民の誰もが、ほんとうに戦争に巻き込まれたのだと実感したのだった。さらなるアメリカ軍の襲来にそなえて、兵力を増強しなければならない事態になったが、日本本土からの戦力の増強は困難で、沖縄内部での動員が強められていく。すでに全国での徴兵検査の年齢が19歳に引き下げられており、さらに防衛招集の規則が変えられ、戦闘のある地域では17歳以上の男子を兵士として召集できるようになった。これを受けて沖縄では、17歳から45歳までの男子が招集されて「防衛隊」が組織される。とくに兵力が不足する沖縄県北部地方では17・18歳の青年を中心に遊撃戦を想定した「護郷隊」が組織された。そのうえ、沖縄だけの特別な措置として14歳以上ならば、志願があれば兵士として召集できるようになったのだ。1945年1月、沖縄三中三年生全員が呼び出され、軍の要請により軍事教育が始まる。通信隊に入って、有線班・無線班・暗号班に分けられた三年生は空腹と重労働とたたかいながら訓練に励んだ。3月、沖縄全島の中学校・師範学校は学校ごとに鉄血勤皇隊を結成することが決められた。軍と連携して軍事訓練を行い、非常事態になったら防衛招集で軍に編入するという命令だ。三中鉄血勤皇隊のうち147人は八重岳の第二歩兵隊に、150人は多野岳の第一護郷隊二配属された。4月1日、アメリカ軍が沖縄本島への上陸作戦を開始する。6月23日、牛島司令官が自決し、日本軍の組織的な戦闘が終わる日までの、沖縄県北部の山岳での学徒兵たちの戦世の日々。そして生き延びた学徒たちが戦で命を落とした学友たちの慰霊碑「三中学徒之碑」を建立し、平和の大切さを願う日々を描くノンフィクション作品。

  • 小学5・6年~
  • 2025年4月25日初版
  • 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
  • 立ち読み
みっちりつぶつぶ とうもろこし

どーんと やさい

みっちりつぶつぶ とうもろこし

いわさゆうこ さく

なつのごちそう、とうもろこし。みっちりつまったつぶつぶは、どうやってできたの? めばなのかわを、ひらいてみたら…?

ごはんにおやつに、子どもたちに人気のとうもろこし。みっちりとつまったつぶつぶが豊かに実るまでの様子としくみを、精緻で生命力にあふれた絵と、ここちよいリズムのことばで、楽しくつたえます。

  • 3歳~
  • 2025年4月21日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み