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もぐらけんせつ あなぐましまいのドーナツトンネル
長崎真悟 さく
もぐらけんせつの町で人気のドーナツ屋さんは、あまりの人気で売り切れつづき。「おみせがもっとちかくなれば、たべてもらえるんやけどなあ」。「あなぐまドーナツ」は遠くの山の向こうから、はるばるドーナツを売りに来ているのです。
ドーナツを食べたいという町のみんなの気持ちにこたえ、もぐらけんせつは山岳トンネルの工事に着手します。
ドリルジャンボがいわかべに穴をあけ、ホイールローダーで岩や石を運び出します。アルマジロなど左官屋さんも参加して、コンクリートの吹きつけを手伝ってくれました。何度も同じ工程を繰り返しながら、トンネル工事は少しずつ前に進んでいきます。
……そしてついに、トンネル貫通! 「あなぐまドーナツ」も新装開店。おいしそうなドーナツがたくさんならびました。
ドリルジャンボやジャイアントブレーカー、おなじみのホイールローダーやショベルカー、ダンプカーまで、かっこいい重機が大活躍。ゆかいなもぐらたちの仕事ぶりも見所の、たのしいおはなし絵本です。- 3歳~
- 2025年10月発売予定
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
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もしかするといるかもね
いとうひろし 作
「あーあ ふってきちゃった」
「もっと はやく かえれば よかったね」
きゅうにあめがふってきて、ダイちゃんとドンちゃんはあわててかえります。するとそのとき……ピカッ! ガラガラ ガッシャーン! おおきなかみなりがおちてきました。ダイちゃんは、いそいでおへそをかくします。
「ダイちゃん かみなりさんなんて しんじてるんだ」
「しんじてるわけじゃないけど……」
ダイちゃんとドンちゃんの会話は、思わぬ方向に展開して……
ふたりがくりひろげるテンポよい会話に、きっとあなたもひきこまれる!
《めにみえてるものだけが、このせかいじゃやない》
《いままでみえていたけしきが、なんだかちがってくる》
目に見えないものを想像する楽しさを描いた、いとうひろし最新作!- 小学1・2年~
- 2025年11月6日発売予定
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 立ち読み
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さよならなんかしない
佐藤まどか、森山花鈴 文/高橋和枝 絵/自死遺児支援プロジェクト 企画
「三学期が始まったばかりの昼休み、先生がぼくを職員室に呼んだ。先生は、ぼくのことをまっすぐ見ながら、こう言った。『あのな、びっくりせんと聞いてくれるかな? お母さんから電話があってな、お父さんがたおれたから、帰してくださいって』」
お父さんを亡くした小学5年生のユウ。まだだれからも、お父さんがどうして死んだか、教えてもらっていません。
「みんな、ぼくのことどう思ってるんやろ。『お父さんが死んでかわいそう』と、思われてるかもしれへん。かわいそうな顔したほうがいいんか、なんともない顔したほうがいいんか、わからんかった。笑ってたら『お父さん死んだのに笑ってるやん』と思われるんちゃうかな」
ある日、夜ごはんのあと、お母さんに聞かれます。
「ユウ、学校の相談室に行かへん?」
つぎの週、ユウが相談室に行ってみると……。
*
自死により父を亡くした〈ぼく〉の心の物語。深いかなしみに寄りそうグリーフケアの絵本。自死遺児だけでなく、その周囲の親、教師、カウンセラー、友だちにも読んでもらいたい1冊です。- 小学3・4年~
- 2025年11月10日発売予定
- 定価1,870円 (本体1,700円+税10%)
- 立ち読み