年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは! (全7巻)
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幼い頃から生き物に関心をもつことを大切なことです。身近な小動物に親しみをもつことは、自然を認識することにも繋がりますし、好奇心や探究心をもって、周囲の環境と関わることができます。また生命の尊さに気がつき、生き物を大切にする心を育むでしょう。たくさんの種類の動物たち、その不思議さに触れてもらい、自然環境や生き物への理解を深める年少向け動物紙芝居セット。
- 揃定価10,780円 (本体9,800円+税10%)
- 初版:2019年8月31日
- 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
- 頁数:各8場面
- 3歳~
- ISBN:978-4-494-07151-7
- NDC:913
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内容説明
幼い頃から生き物に関心をもつことを大切なことです。身近な小動物に親しみをもつことは、自然を認識することにも繋がりますし、好奇心や探究心をもって、周囲の環境と関わることができます。また生命の尊さに気がつき、生き物を大切にする心を育むでしょう。たくさんの種類の動物たち、その不思議さに触れてもらい、自然環境や生き物への理解を深める年少向け動物紙芝居セット。
関連情報
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2019/9/2
<新刊・夏のセット紙しばい>『とんまなおおかみと かしこいうま』(「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」より)
バラエティーにとんだ「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」(全7巻・各8場面)が刊行されました。参加型紙芝居や大人もびっくりの発見がある作品など、様々な視点から動物に親しめる内容になっています ...
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2019/8/30
<新刊・夏のセット紙しばい>『ぞうさん あそぼ』(「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」より)
バラエティーにとんだ「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」(全7巻・各8場面)が刊行されました。参加型紙芝居や大人もびっくりの発見がある作品など、様々な視点から動物に親しめる内容になっています ...
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2019/8/30
<新刊・夏のセット紙しばい>『たまごから だ~れかな』(「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」より)
バラエティーにとんだ「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」(全7巻・各8場面)が刊行されました。参加型紙芝居や大人もびっくりの発見がある作品など、様々な視点から動物に親しめる内容になっています ...
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たまごから だ~れかな
和歌山静子 脚本・絵
たまごには、いろんなたまごがあるよ。みてみよう。まずはちょっと細いたまごと、まあるいたまご。このたまごからうまれてくるのは、だ~れかな。画面をぬくと……細長いたまごからはヘビが、まあるいたまごからはウミガメがうまれた! ほかにも小さなチョコレートいろのたまご、もようがあるたまご、もっと変わったたまごもあるよ……。画面をぬきはじめるとだんだん見えてくる生き物たちに、子どもたちがくぎづけになります。
- 3歳~
- 2019年8月31日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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とんまなおおかみと かしこいうま
やえがしなおこ 脚本/バーサンスレン・ボロルマー 絵
おなかをすかせたおおかみがやってきました。「どこかにごちそうはないか。」すると、めのまえにぬまにはまってうごけないうまがいました。「へっへっへ。いまからおまえをくってやる。」うまはおおかみにきがついて、「おおかみさん、ぼくをたべるのなら、まず、このぬまからひっぱりだしてください。」といいます……。かしこいうまは、知恵をしぼって難をのがれます。ユーモアあふれる、モンゴルのむかしばなし。
- 3歳~
- 2019年8月31日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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わん わん わーん!
みてみて!かわいいこいぬがいるよ。こいぬはどうしてないているのかな?「わんっ!わんわんっ!」いぬはうれしいとき、しっぽをふって、げんきになくよ。「ワンッ!ワンッ!」おや?またいぬのこえがするとおもったら、シマウマだった!「ワンッ!」こんどはだれのこえかな?あ、パンダだ!パンダも、いぬみたいなこえでなくんだって。しらなかったね。そのとき、「わーん わんわーん!」とこえがして、ないていたのは…。
- 3歳~
- 2019年8月31日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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とりのす みーつけた!
メジロがなにかくわえているよ。なににつかうのかな?はいっていったのは、かだんのなか。メジロの巣、みーつけた!つぎは、カラスがハンガーをくわえている。どこにはこんでいくのかな?たかいきのうえで、カラスの巣、みーつけた!こんどは、スズメがとんでいくよ。あれ?スズメの巣はどこだろう?やねの下など、見えにくいところに巣をつくるんだね。巣は、たまごをうんで、ヒナをそだてるたいせつなばしょなんだね。
- 3歳~
- 2019年8月31日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
書評
- 紙芝居動物園へようこそ 共田鍾貴 母のひろば664号 2019年9月15日
- 「昨日動物園に行ったよ」と、1人の子どもからそんな言葉を聞きました。ゾウやライオンを見たことを、虫メガネ越しのような大きな目で話すその姿に「楽しかった?」と私は聞くまでもありませんでした。
子どもたちを、いつもワクワクさせる生き物たち。動物園の人気者、ゾウやライオン。身近にいる犬や猫。公園の草の下には、ダンゴムシやアリもいます。夏はセミ取りに夢中になる子もいるでしょう。池や田んぼが近くにあれば、カエルを始め、様々な水生生物の世界が広がっています。
さて、紙芝居「どうぶつ こんにちは!」シリーズ(全7巻)は、そんな動物たちが中心のお話集です。様々な視点から書かれていて、好奇心旺盛な年少クラスにピッタリな内容だと思いながら演じていきました。
『わん わん わーん!』は、「どうして鳴いているのかな?」と、子どもたちとやり取りしながら始められる、7作の中の入り口のような作品です。子どもたちの大好きな犬と、同じように鳴くシマウマやパンダの声を聴くたびに「なんで!?」と、声が返ってきました。『ぞうさん あそぼ』も、子どもたちに人気のゾウが主人公のお話です。ゾウが鼻を動かすのに合わせて、子どもたちも自分の腕を使って、愛嬌のあるゾウの動きをぶらぶらと真似して踊りを楽しんでいました。“おしり”が出てきた時に大笑いする子どもたちのリアクションは、今も昔も変わりませんね。
『とりのす みーつけた!』『まいりま・した!』『たまごから だ~れかな』は、動物たちの生態を、幼児の視点で分かりやすく解説している作品です。メジロ、アリクイ、ウズラなど、子どもたちがその生態を初めて知る生き物も多く出てきます。「どうして」「なんで」と、考える力が伸び始める年少期にとって、科学の入り口にもなる作品かも知れません。『まいりま・した!』では、出てくる動物を真似て、一緒に舌を伸ばしながら「できないー」と、自分の舌との違いを比較することで理解していました。
『とんまなおおかみとかしこいうま』『ひらひら ホッホロ』は、じっくり話を聞く子が多くいました。詩的な文章の『ひらひら ホッホロ』は、場面設定が夜という事もあり、お昼寝前のゆったりした雰囲気の中、それぞれの奏でる音楽をゆっくり優しく読むのにぴったりでした。擬音がユニークな箇所もあるのですが、大笑いにならないのは、この作品の持ってる詩的な部分の力なのでしょうね。
動物になりきって動いたり、その生態を観察したりと、動物の世界を行ったり来たり……子どもたちにとって、「紙芝居動物園」といったところでしょうか。これら7作を観た後に、パンダやシマウマの鳴き声を聞きに、本当の動物園にも行きたくなる子が、きっといることでしょう。
(ともだ しょうき/としま みつばち保育園 園長)
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