季節のおすすめ
2023.02.19
<いま、読みたい絵本>「ねこの日」におすすめの絵本、大集合!
2月22日は「ねこの日」。
ねこを愛するすべての人におすすめしたい、童心社の「ねこ」絵本をずらりとご紹介します。
『いいおかお』
ふうちゃんが ひとりで いいおかおを していました
そこへ いいおかお みせてって ねこが きました
にゃー
表紙の好奇心旺盛な顔、そしてなんだかおすましした「いいおかお」。
表情豊かなねこのかわいさが味わえる作品です。
ねこはあかちゃんにとっても身近な動物。くらしの中で出会うねこと重ねながら、読んでみてくださいね。
1967年に『いないいないばあ』と同時刊行され、210万部を突破したロングセラー絵本。
(松谷みよ子・ぶん 瀬川康男・え)
『くろねこさん しろねこさん』
あそびに出かけたくろねこさんとしろねこさん。
家の影にかくれてしまったくろねこさん、どこ?
せんたくものの白いシーツの前にいるしろねこさん、どこ?
くろねこさんしろねこさんとあそびながら、色の不思議を楽しむ認識絵本。元気よくあそぶ2ひきのねこの動き、愛らしさが魅力です。
(得田之久・ぶん 和歌山静子・え)
『ばけねこになりたい』
せなけいこさんによる、こんなねこの絵本、知っていますか?
「せなけいこ・おばけえほん」シリーズの1作です。
ねずみにもばかにされてしまう小さなねこ。
ばけねこになりたくて夜の墓場に行くと、「足をとられた」と泣いている幽霊がいて……。
ばけねこになるために頑張るねこですが、しっぽが2本にならないと、ばけねこにはなれないみたいなんです。
貼り絵で描かれるちょっと不気味なばけねこや、くるくると動きまわる愛嬌たっぷりの小さなねこは、せなけいこさんならでは。とっても魅力的です。
(せなけいこ・作)
『ねこなんて いなきゃ よかった』
ともにねこが大好きな村上しいこさん、ささめやゆきさんによって生まれたのが、こちらの絵本です。
はじめはももちゃんが天国にいったことを受けいれられず、悲しみにふたをして「ねこなんていなきゃよかった」と言う「わたし」。
でも家のそこここに、ももちゃんとの思い出ばかり見つけてしまいます。
「なこうか」
お母さんの一言をきっかけに、ももちゃんとの思い出を語りあいながら、家族みんなでたくさん泣きました。
「死んでしまうことは生きているのと同じくらい、尊い意味があること」と語るのは、著者の村上しいこさん。大切な家族がいてくれてよかった、とあたたかな気持ちになれる1冊です。
(村上しいこ・作 ささめやゆき・絵)
『たまちゃんとしっぽ』
「こねこの たまちゃん なに みてる?」
「しっぽ しっぽ みてる しっぽ しっぽ だーれの?」
たまちゃんがみていたのは、こねこのみみちゃんのしっぽでした。
たまちゃんとみみちゃんは、「おはよう」とごあいさつ。
2ひきの前に、こんどは、長いしっぽがあらわれました。
「しっぽ しっぽ だーれの?」
2ひきが遊んだ、長いしっぽは……、だいすきなお母さんのしっぽでした。
ねこたちのやわらかな表情やしぐさ、「しっぽ しっぽ」というはずむ音のくりかえしとともに、親子で遊ぶほんわかゆったりした時間を心地よく楽しめる絵本です。
(カズコ G・ストーン さく)
『えのすきなねこさん』
絵を描くことが好きなねこさんは、毎日絵を描いてくらしていました。
ある朝、うさぎさんがやってきて言いました。
「あら、また えを かいているの。
えなんて なんの やくにたつのかしら。
わたしは まいにち ミシンかけ。
ねこさんの シャツも できたわよ。」
ねこさんのことを不思議がるともだち。
けれど……。
自分のすきなことを大切に、まっすぐに。
「えをかくって すてきだ」
ねこさんの一言が心に響きます。
1986年刊行のロングセラー絵本。
(にしまきかやこ・さく)
どの絵本もねこならではの魅力がたっぷり!
今年の「ねこの日」にぜひお楽しみください。
ねこを愛するすべての人におすすめしたい、童心社の「ねこ」絵本をずらりとご紹介します。
『いいおかお』
ふうちゃんが ひとりで いいおかおを していました
そこへ いいおかお みせてって ねこが きました
にゃー
表紙の好奇心旺盛な顔、そしてなんだかおすましした「いいおかお」。
表情豊かなねこのかわいさが味わえる作品です。
ねこはあかちゃんにとっても身近な動物。くらしの中で出会うねこと重ねながら、読んでみてくださいね。
1967年に『いないいないばあ』と同時刊行され、210万部を突破したロングセラー絵本。
(松谷みよ子・ぶん 瀬川康男・え)
『くろねこさん しろねこさん』
あそびに出かけたくろねこさんとしろねこさん。
家の影にかくれてしまったくろねこさん、どこ?
せんたくものの白いシーツの前にいるしろねこさん、どこ?
くろねこさんしろねこさんとあそびながら、色の不思議を楽しむ認識絵本。元気よくあそぶ2ひきのねこの動き、愛らしさが魅力です。
(得田之久・ぶん 和歌山静子・え)
『ばけねこになりたい』
せなけいこさんによる、こんなねこの絵本、知っていますか?
「せなけいこ・おばけえほん」シリーズの1作です。
ねずみにもばかにされてしまう小さなねこ。
ばけねこになりたくて夜の墓場に行くと、「足をとられた」と泣いている幽霊がいて……。
ばけねこになるために頑張るねこですが、しっぽが2本にならないと、ばけねこにはなれないみたいなんです。
貼り絵で描かれるちょっと不気味なばけねこや、くるくると動きまわる愛嬌たっぷりの小さなねこは、せなけいこさんならでは。とっても魅力的です。
(せなけいこ・作)
『ねこなんて いなきゃ よかった』
ともにねこが大好きな村上しいこさん、ささめやゆきさんによって生まれたのが、こちらの絵本です。
はじめはももちゃんが天国にいったことを受けいれられず、悲しみにふたをして「ねこなんていなきゃよかった」と言う「わたし」。
でも家のそこここに、ももちゃんとの思い出ばかり見つけてしまいます。
「なこうか」
お母さんの一言をきっかけに、ももちゃんとの思い出を語りあいながら、家族みんなでたくさん泣きました。
「死んでしまうことは生きているのと同じくらい、尊い意味があること」と語るのは、著者の村上しいこさん。大切な家族がいてくれてよかった、とあたたかな気持ちになれる1冊です。
(村上しいこ・作 ささめやゆき・絵)
『たまちゃんとしっぽ』
「こねこの たまちゃん なに みてる?」
「しっぽ しっぽ みてる しっぽ しっぽ だーれの?」
たまちゃんがみていたのは、こねこのみみちゃんのしっぽでした。
たまちゃんとみみちゃんは、「おはよう」とごあいさつ。
2ひきの前に、こんどは、長いしっぽがあらわれました。
「しっぽ しっぽ だーれの?」
2ひきが遊んだ、長いしっぽは……、だいすきなお母さんのしっぽでした。
ねこたちのやわらかな表情やしぐさ、「しっぽ しっぽ」というはずむ音のくりかえしとともに、親子で遊ぶほんわかゆったりした時間を心地よく楽しめる絵本です。
(カズコ G・ストーン さく)
『えのすきなねこさん』
絵を描くことが好きなねこさんは、毎日絵を描いてくらしていました。
ある朝、うさぎさんがやってきて言いました。
「あら、また えを かいているの。
えなんて なんの やくにたつのかしら。
わたしは まいにち ミシンかけ。
ねこさんの シャツも できたわよ。」
ねこさんのことを不思議がるともだち。
けれど……。
自分のすきなことを大切に、まっすぐに。
「えをかくって すてきだ」
ねこさんの一言が心に響きます。
1986年刊行のロングセラー絵本。
(にしまきかやこ・さく)
どの絵本もねこならではの魅力がたっぷり!
今年の「ねこの日」にぜひお楽しみください。
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いいおかお
ふうちゃんが ひとりで いいおかおを していました。そこへ いいおかお みせてって ねこが きました。 にゃー ……
1967年に『いないいないばあ』と同時刊行された、200万部を超えるロングセラー絵本です。「うちの子もマネをして、とってもかわいい『いいおかお』をするようになりました」そんな感想を多くいただく本作。
いっしょに読むお父さん、お母さんもにっこり優しい気持ちになり、それがあかちゃんの喜びにつながっていきます。
文はとても短いですが、美しい言葉の響きが心地よく、あたたかいユーモアにあふれています。
あかちゃんと読む絵本の楽しさが実感できる、はじめてのあかちゃん絵本にぴったりの作品です。- 0・1歳~
- 1967年4月15日初版
- 定価770円 (本体700円+税10%)
- 立ち読み
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くろねこさん しろねこさん
「くろねこさん しろねこさん あそびに でかけた。」「あれ! くろねこさん どこいった?」「おや! しろねこさん どこいった?」しろとくろ、対極にあるふたつの色をしたねこが、おさんぽに出た先のさまざまな場所によって見えたりみえなかったりすることで、色の見え方の不思議を楽しむ認識絵本です。
和歌山静子さんの描く、しろとくろのシンプルな絵が、子どもたちにわかりやすく内容を伝えます。親子で一緒に「しろねこさんはどこ?」「くろねこさんは、みつけられる?」など、コミュニケーションを取りながら楽しめる絵本です。- 2歳~
- 2014年7月25日初版
- 定価1,210円 (本体1,100円+税10%)
- 立ち読み
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ねこなんて いなきゃ よかった
ねこのももちゃんが死んだ。友だちがやさしくしんぱいしてくれるので、ついつよがり「はじめから、ねこなんていなきゃよかった」といってしまった。でも家にかえると、ももちゃんはもういない。みんながくらいかおをしていたら、かあさんがいった。「かなしいのはあたりまえ。みんな、なきましょ」すると、ももちゃんの思い出が次々よみがえってきて……
かわいがっていた猫の死をきちんと受け止め、悼むことの大切さを描く絵本。- 小学1・2年~
- 2019年12月23日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み