紙しばいをとおして、子どもたちが新しい世界に出会い、豊かな心を育てていくことを願い、一年間お届けします。
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年少向・8場面
全12巻
毎月 本体1,400円+税
年間購入価 本体16,800円+税
初めて出会う紙芝居。リズミカルなことばとシンプルな構成で、
みんなで楽しむ心を育てます。生活によりそったお話や、
楽しい参加型紙芝居など、バラエティ豊かな作品がそろいました。
このズボン、だーれの? ながい歯ブラシは、だれのかな? たくさんあるくつはだれがはくのかな? あさのおしたくをして、さあ、おでかけしましょう! みんながむかったさきは……? あさのおしたくをきちんとすると、1日元気にすごせるよ! 1日のはじまりの紙芝居。
原っぱにかわいいお花がひとつ。ちがうちがう、これはアップリケ!みどりのぼうしにお花のアップリケがついてます。すてきでしょ!大すきなアップリケをいっぱいつけた女の子は、ごきげんです。これでおしまい?いえいえ、まだあります。おどろきあふれる楽しい紙芝居。
ぽつぽつ ぽつり。しずかな雨の公園です。だあれもいません。ほんとかな? ぱたぱた ひらーり。おや、はっぱのうらでちょうちょが、雨の音をきいています。ちょうちょも、かたつむりも、かえるも、みんなごきげんです。それなのに、忘れられたシャベルが、ひとりぼっちで雨に打たれて泣いていました。すると、大きなはっぱをもったかえるが、ぴょーん……。さいごはみんなにっこり! 音が心地よい紙しばい。
ずーっとむかし、かばは、太陽がギラギラてりつける陸にすんでいた。ジリジリジリジリ、からだがやけるようにあつい。かばはがまんできなくなって川に水をのみにいったとき、気持ちよさそうにおよいでいる魚たちをみつけた。「ぼくもみずのなかでくらしたいなあ」ところが、どこにすむかはかみさまが決めたのだからかえられないと鳥にいわれる。そこで、かばはズンダコンダズンダコンダ、かみさまの山にお願いにいったが……。
にょろにょろり、と出てきたタコが、「おれはだれだ?」って、きいてるよ。みんなで大きな声でいってみよう。そしたらタコが、む、む、む、む、む……。「みんな、おれのかおに、かお、ちかづけてこられるか?」だって。どうしたのかな? 画面をぬくとタコのスミがとんでくる意外な展開にびっくり! 想像を広げ、ユーモアたっぷりのタコとのやりとりを楽しむ、参加型紙しばい。最後につくってくれる食べ物はもちろん……。
こんやは十五夜、お月見です。ところが「みんなにみられてはずかし~い。」お月さまは、くもにかくれてしまいました。「すきなたべものをあげたら、でてくるかな?」どうぶつたちは、いろいろなたべものをもってきますが、お月さまは、ほかにたべたいものがあるみたい。
くまのクンクンと、りすのグリが、森で木の実を見つけました。川へ行くと、水に木の実がつけてあります。とちのみでした。「おいしいものになるんだよ」とおばあちゃん。ふたりもお手伝いをして、とちもちを作ることに。とちのみは殻をむいた実を一週間、水にさらしてあくぬきをしないと食べられません。お米をむしたら、とちのみをいれてペッタンペッタン。おもちができたら、あんこをまぜてできあがり。森の味がしておいしいね。
いすくんの上にのって、あそんでいるぴょんたくん。すると、いすくんがおうちをとびだしました。「ちゃんとすわってくれるだれかをさがしにいくんだ」ところが、くまさんは重すぎるし、へびさんにはおしりがありません。そこへ、赤いぼうしにめがねの子があらわれました。どこかで見たことがあるような気がする、と思ったら……。
おんどりが、てがみをひろいました。「おんどりさま、あひるさま、かわらひわさま、みんなでけっこんしきにいきましょう。」と、かいてあります。おんどりは、あひるとかわらひわといっしょに、けっこんしきにむかいました。そのとちゅう、おおかみがあらわれて、「おれもけっこんしきにいってもいいか?」ときいてきました。でも、いくらてがみをよんでも、おおかみのなまえはてがみにありません。するとおこったおおかみは……。
よいしょー! ぺったん! うすときねでつくられた、おもちのもっちは、もっちもっちで、ちからもち。うさぎさんやくまさんがこまっていたら、「よし、てつだうよ!」といって、すぐたすけるよ。どんなふうにたすけるのかな? みんなもいっしょに、「よいしょー!」って応援してね。言葉遊びが楽しい、おもちの紙芝居。
とん、ととんーーまよなかにまどをたたく音がする。こんな時間に、だれだろう? まどをあけると……あっ! 小さいふくろうだ! どうしたのかな? どうやら、おなかがすいているみたい。なにか、おいしいものをあげようね。ふくろうさんのすきなものは、りんごかな? ドーナツかな? それとも…? さいごは、ふくろうのかぞくが小さいふくろうさんをむかえにきたよ。みんなに会えて、よかったね。たのしい参加型紙芝居。
あれ? ダンゴムシがいるよ。ゆびで、つんつんしたら、どうなるんだろう? くるんって、まるくなったね! じゃあ、カタツムリやアオムシをつんつんしたら……? いっしょに、やってみよう。子どもたちといっしょにつんつんする、やりとりが楽しい参加型紙芝居。大好きな生き物の思いがけない反応に、子どもたちはびっくり! 最後には意外な展開も待っています。解説も充実、生き物への関心を高めます。
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年中~年長向・12場面
全12巻
毎月 本体1,900円+税
年間購入価 本体22,800円+税
物語に親しみながら、共感する心を育てます。
紙芝居ならではのドラマチックな展開で、お話を楽しみ、
身近な自然や行事などへの興味をひきだします。
「♪みみずが3びきはってきて~」絵かきうたをうたいながら、みんなで絵をかいてみたら……たこ、あひる、がいこつ、いろんな仲間のできあがり。「♪ぼうがいっぽんあったとさ~」さいごに出てきたのは……コックさんかと思ったら、ヘビのおばけ!みんなで紙芝居を楽しんだあとは、絵かきうたであそんでみてね。
レレコさんの家がある森には、ようかいがすんでいます。そこでレレコさんは、ドアに紙をはりました。「ようかいさん、どうぞおはいりください」すると、やってきたのは、かおかきこぞう。かおかきこぞうが顔をかくと、ゆのみもソファーも食器だなも、みんなおしゃべりをはじめました。どうやらみんな、レレコさんに言いたいことがあったみたいです。レレコさんがびっくりしていると、ふきふきじいさんがやってきて……。
きつねのこんたくんは、ケガをしたこんきちおじさんに、薬をとどけることなりました。人間の町をとおっていく危険な道のり……。こんたくんは、おしえてもらった「こうつうルール」をすっかり忘れて、道路にとびだしたり、赤信号でわたろうとしたり、ついには踏切の遮断機をくぐろうとして……!? こんたくんは、ちゃんと薬をとどけられるのでしょうか。あわてんぼうのこんたくんといっしょに「こうつうルール」を学ぼう!
アオバズクはふくろうの仲間です。遠い南の国からやってきて、夫婦で子育てをします。アオバズクのオスが、巣にちょうどいい木のうろを探しますが、なかなか見つかりません。ミツバチやムササビが、先に使っていたからです。テンが巣穴に使っていたうろに入りこんだアオバズクのメスが、テンに襲われそうだったところを、アオバズクのオスが助けます。アオバズクの夫婦は人間が設置した巣箱を見つけて、ぶじに子育てをしました。
魚をとるのがへたなサンラーが、ある夜、海の上で妖精キジムナーとであった。キジムナーは魚の目玉をくれるなら手伝ってやるという。その日からサンラーは毎晩キジムナーといっしょに魚をたくさんとる。ところがそのうちに、サンラーはすっかりやつれてしまう。奥さんが心配して漁に出るのをやめろというが、キジムナーとの約束をやぶるとどうなるか。こまったサンラーは物知りのおばあに、キジムナーの苦手なものを聞いて……。
「ぎゃー」またひめいがきこえてきました……おばけがでたのです。よわむしさんぺいは耳をおさえて、がたがたふるえだしました。ある日、まちに立て札が掲げられました。「おばけをたいじしたものに、百りょうのほうびをあたえる。」びょうきのおかあさんのために、さんぺいは、おばけたいじにむかいます。そのとき、うしろから「おばけだぞ~」。お、お、おばけが、で、で、でた~! ちょっぴりこわくて、たっぷり面白い紙芝居。
昔、子牛をかっているおばあさんがいました。ある日、そこにマンガスがやってきて、子牛をたべてしまいました。マンガスはおばあさんに「おまえは、よるごはんにくってやろう」というのです。おそろしくなってふるえているおばあさんにこえをかけたのは、はりと、はさみと、いしでした。「わたしたちがたすけてあげましょう」。そして夜がやってきて……。おそろしいかいぶつをやっつける、迫力満点のモンゴルの民話。
今日は七五三のお祝いをする日です。おひさまえんの子どもたちは、ちとせあめをもっておさんぽへ。商店街の人たちに「大きくなったよ、ありがとう」と、ちとせあめをプレゼント。あめ屋のおじさんは、みんなが長生きしますように祈りながら、ちとせあめをつくったと教えてくれました。園にかえって、みんなでちとせあめをたべました。「ぼく、千歳までながいきする」「千歳になったらまたみんなでおにごっこしよう!」
ろくじいさんのゆずの木に、たくさんの実がなりました。そこへとなりのおばあさんがやってきました。「きょうは、とうじね。ゆずおふろにはいると、かぜひかないのよね。ゆずをわけてくださいな。」ところがろくじいさんは「わしのゆずだ。」とひとりじめ。そのようすを、木のかげから、こっそりさるたちが見ていました。さるたちは、おじいさんがいなくなると、ゆずの木にちかづいて……。心も体もぽかぽかになる、冬のおはなし。
ぐうたは、ぐうたらなおとこのこ。おっかあの仕事も手伝わないで、ぐーぐーねていると、いつのまにかからだが牛になってしまった! 角、ひづめ、ながーい舌、でてくる声も「モー、モー」だけ。さあ、たいへんです! 牛のぐうたは、ふしぎなおとこにめいじられるままに、しばをつんでははこび、つんでははこび、へとへとになるまではたらいて……。 丑年のはじまりに、ドキドキハラハラする牛のお話をどうぞ!
たまごちゃんたち6人組は、ママとみいちゃんに買ってもらいました。どんなすてきなりょうりにしてもらえるかとわくわくしていましたが……ほかのみんなは、ふんわりしたオムレツやハムエッグにしてもらえたのに、たまごちゃんだけとりのこされてしまいました。このままわすれられたらどうしよう。でもそのとき──場面を抜くごとにたまごがおいしい料理に変わっていく楽しさ。そして食事を通して子どもたちの成長を願う作品です。
毎日、あちこちで空襲がある。学校も兵隊になる訓練ばかりだ。でも、ぼくのところにまで空襲はまだこないと思っていた。けれど、その日はやってきた。1945年3月10日の真夜中、空は爆撃機にうめつくされ、町は炎につつまれた……。熱風にあおられながら逃げまどうさなか、ぼくは友達のガンちゃんにであう。「また あおう、やくそくだぞ。」と、再会を誓ったけれど……。著者、早乙女勝元さんの実体験をもとにした紙芝居。
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