日・中・韓平和絵本 (全10巻) 

日本・中国・韓国の絵本作家が手をつなぎ、子どもたちにおくる平和絵本シリーズ。

平和を願う3か国の絵本作家が国を超えて交流を重ね、平和と戦争について、命について、様々な視点から描いた絵本。歴史と向き合い、考え、人と手をとりあって未来を切り開いていく力を育みます。

  • 揃定価21,505円 (本体19,550円+税10%)
  • 初版:2018年3月23日
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-04329-3
  • NDC:913

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内容説明

日本・中国・韓国の絵本作家が手をつなぎ、子どもたちにおくる平和絵本シリーズ。

平和を願う3か国の絵本作家が国を超えて交流を重ね、平和と戦争について、命について、様々な視点から描いた絵本。歴史と向き合い、考え、人と手をとりあって未来を切り開いていく力を育みます。

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へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本

へいわって どんなこと?

浜田桂子

へいわってどんなこと? 「きっとね、へいわってこんなこと。せんそうをしない。ばくだんなんかおとさない。いえやまちをはかいしない……」いろいろな視点から平和を考え、平和の意味を問い返します。本シリーズは、日本の絵本作家が中国と韓国の絵本作家に呼びかけ、三か国12人の協力で実現した平和を訴える絵本です。三年以上の歳月をかけ、国を越えた意見交換を積み重ね、各国の歴史を踏まえて実現した画期的な取り組み。

  • 小学1・2年~
  • 2011年4月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
非武装地帯に春がくると

日・中・韓平和絵本

非武装地帯に春がくると

イ・オクベ 作/おおたけきよみ

鉄条網でさえぎられ、人が立ち入れない朝鮮半島の非武装地帯は、生き物たちの最後の避難場所でもある。その四季の移ろいを見つめ続けるおじいさんの、分断された祖国の統一と、平和へのあつい思い力強く描いた絵本。日本の絵本作家四人が中国と韓国の絵本作家に呼びかけ、三か国12人の協力で実現した平和を訴える絵本です。三年以上の歳月をかけ、国を越えた意見交換を積み重ね、各国の歴史を踏まえて実現した画期的な取り組み。

  • 小学1・2年~
  • 2011年4月1日初版
  • 定価2,200円 (本体2,000円+税10%)
  • 立ち読み
京劇がきえた日

日・中・韓平和絵本

京劇がきえた日

姚紅 作/中由美子

1937年、日本軍が迫る南京の秦淮河のほとりに住む少女の家に、京劇の花形役者がやってくる。シャオおじさんというその役者の発声練習を、たくさんの人たちが河の向こうで聞いていた。切符をもらった少女は、おばあちゃんとおじさんと三人で初めて京劇を見に行くが、次の公演は中止になる。ヨウおじさんは、侵略軍のためにはやらないという。そして、少女にきれいな髪飾りを渡して去っていく。その後、南京の町には日本軍の空襲が始まり……。

  • 小学1・2年~
  • 2011年4月1日初版
  • 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
  • 立ち読み
ぼくのこえがきこえますか

日・中・韓平和絵本

ぼくのこえがきこえますか

田島征三

戦場で砲弾にふきとばされたぼくの体はとびちり、足も顔もなくなりました。でも、ぼくの心は弟の怒りを見、母さんの悲しみを見ます。憎悪と復讐がどれだけむなしいものか。「だれのためにころし、だれのためにころされるの?」戦争を起こそうとする黒い影が見えますか?

  • 小学1・2年~
  • 2012年6月20日初版
  • 定価1,815円 (本体1,650円+税10%)
  • 立ち読み
くつがいく

日・中・韓平和絵本

くつがいく

和歌山静子

70年前、日本の兵隊たちはアジアの国ぐにで何をしたのか。幼いころ、何もわからず戦争を体験した作家が、あらためて戦争とは何かを問いただす。兵隊たちに履かれて海をわたり、戦場に行った靴たち。その運命をとおして、ほんとうの戦争のすがたを描き、平和を守ることの大切さをうったえる。そして、少女はいま、はっきりと自分の意志を伝える。「わたしはわたしの未来を生きていく。わたしの未来に戦争はいらない」と。

  • 小学1・2年~
  • 2013年3月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
さくら

日・中・韓平和絵本

さくら

田畑精一

桜の花咲く春に生まれたぼく。その年に侵略戦争が始まり、教科書も新聞も戦争の色にぬりかえられました。ぼくも桜の花のように散れ、散れと教えられます……。しかし、戦争が終わり、父を失い、多くの人が亡くなり、家族の生活は悲惨さを極めます。大人になったぼくに、桜の老木が語りかけます。「戦争だけはぜったいにいかん!」と。
日本の絵本作家が呼びかけ、中国、韓国の絵本作家とともにつくる、「日・中・韓平和絵本シリーズ」の1冊。

  • 小学1・2年~
  • 2013年3月26日初版
  • 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
  • 立ち読み
父さんたちが生きた日々

日・中・韓平和絵本

父さんたちが生きた日々

岑龍 作/中由美子

中国海南島生まれの父さんは勉強が大好きで苦学して大学に進み、さらに日本の大学に留学する。そこで知り合った日本人の学友・山本さんとは兄弟のように親しくなり、学問にはげむ。そこへ日中戦争が勃発し、父さんは留学前に母親と写した写真を山本さんに贈って中国に帰る。山本さんは戦死という悲しい知らせ。戦後、山本さんのお母さんから父さん母子と山本さん母子の写った二枚の写真が送られてきて、友情の思い出がよみがえる。

  • 小学5・6年~
  • 2016年3月20日初版
  • 定価2,750円 (本体2,500円+税10%)
  • 立ち読み
春姫という名前の赤ちゃん

日・中・韓平和絵本

春姫という名前の赤ちゃん

ピョン・キジャ 文/チョン・スンガク

春姫は43歳。でも赤ん坊のようにおむつをつけて横たわり、おかあさんにお世話してもらって暮らしています。徴用されたお父さんを探すため、朝鮮から広島にやってきたお母さんのおなかの中で、原爆の放射能を浴びたのです。戦争が終わって春に生まれた赤ちゃんは春姫(チュニィ)と名付けられますが、放射能の影響で大きくなりません。そんな悲しい物語を3年生の女の子、由美ちゃんの目をとおして描きます。

  • 小学3・4年~
  • 2017年3月10日初版
  • 定価2,750円 (本体2,500円+税10%)
  • 立ち読み
火城 燃える町-1938

日・中・韓平和絵本

火城 燃える町-1938

蔡皋 文・絵/翱子 絵/中由美子

『火城』(かじょう)の舞台、そこはアジア・太平洋戦争中の1938年、日本軍が迫る中国の町長沙。そこに住む一人の少女の目から見た町の混乱、そして町は大火により五日間燃え続け、古い町はすべて燃え尽きてしまった…。日本・中国・韓国の絵本作家12人の協力で実現した平和を訴える絵本シリーズ7作目。

  • 小学5・6年~
  • 2014年12月19日初版
  • 定価2,750円 (本体2,500円+税10%)
  • 立ち読み
とうきび

日・中・韓平和絵本

とうきび

クォン・ジョンセン 詩/キム・ファンヨン 絵/おおたけきよみ

韓国の国民的詩人クォン・ジョンセンが小学生のとき書いた詩にキム・ファンヨンが絵をつけた。「戦争と空腹に苦しみながら死んでいったすべての子どもたちに捧げます」という献辞を寄せている。兄ちゃんが穴をほり、ぼくが種をまき、母さんが土をかぶせて植えたとうきび。ぼくの背丈ほどになったある日、戦火が村を襲い、家族は見知らぬ土地へ逃れた。父さん、母さんはふるさとを思い、ぼくはそのままにしてきたとうきび畑を思う。

  • 小学1・2年~
  • 2016年6月15日初版
  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 立ち読み

書評

朝日小学生新聞 2018年5月18日
ドキドキ書店コーナー
JBBY会報「Book & Bread」vol.108 2011年8月号
浜田桂子
スッカラ 2011年6月号
月刊クーヨン 2011年6月号
信濃毎日新聞 2011年7月18日
教育新聞 2011年5月16日
読売新聞 2011年5月14日
赤旗 2011年5月13日
新婦人しんぶん 2011年4月21日
文化通信 2011年4月11日
新文化 2011年4月7日

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