日・中・韓平和絵本

くつがいく

和歌山静子

70年前、日本の兵隊たちはアジアの国ぐにで何をしたのか。幼いころ、何もわからず戦争を体験した作家が、あらためて戦争とは何かを問いただす。兵隊たちに履かれて海をわたり、戦場に行った靴たち。その運命をとおして、ほんとうの戦争のすがたを描き、平和を守ることの大切さをうったえる。そして、少女はいま、はっきりと自分の意志を伝える。「わたしはわたしの未来を生きていく。わたしの未来に戦争はいらない」と。

  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 初版:2013年3月20日
  • 判型:B5変型判/サイズ:20.7×22.2cm
  • 頁数:36頁
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-01969-4
  • NDC:913

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70年前、日本の兵隊たちはアジアの国ぐにで何をしたのか。
幼いころ、何もわからず戦争を体験した作家が、あらためて戦争とは何かを問いただす。
兵隊たちに履かれて海をわたり、戦場に行った靴たち。その運命をとおして、ほんとうの戦争のすがたを描き、平和を守ることの大切さをうったえる。
そして、少女はいま、はっきりと自分の意志を伝える。
「わたしはわたしの未来を生きていく。わたしの未来に戦争はいらない」と。

内容説明

70年前、日本の兵隊たちはアジアの国ぐにで何をしたのか。幼いころ、何もわからず戦争を体験した作家が、あらためて戦争とは何かを問いただす。兵隊たちに履かれて海をわたり、戦場に行った靴たち。その運命をとおして、ほんとうの戦争のすがたを描き、平和を守ることの大切さをうったえる。そして、少女はいま、はっきりと自分の意志を伝える。「わたしはわたしの未来を生きていく。わたしの未来に戦争はいらない」と。

読者の声

読者さま

泣きました(79歳)

泣きました。戦争の悲しさを、命の儚さを痛感しました。平和の尊さを小さいうちから伝えていかなくてはなりません。中国では、日本の孤児になった絵を各地で展示してくれているそうですが、お互いをよく知り、戦争は悲しいことだと知ることが大切だと思います。

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