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じごくにいったかんねどん
子どもが大好きなお化け。怖くて不思議な存在ですが季節や行事に関わりのあるお化けもいるのです。そんなお化けが登場する行事のお話を春夏秋冬それぞれの季節にお届けします。
とんちもので、ほらふきのかんねどん。秋祭り〈唐津くんち〉を舞台に、また悪さを思いつきます。
そんなかんねどんが、ぽっくり死んであの世をさまようことに。赤鬼青鬼、それから閻魔様をもまきこんで……。- 4・5歳~
- 2017年7月10日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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めしくわぬにょうぼう
村一ばんのけちで、とんでもないよくばりの男がいた。そこに、うつくしい娘が、ひょっこりたずねてきた。
なんと娘は、めしをくわぬという。男はすぐに娘を家にいれた。娘は朝から晩までよく働いた。
しかしどうしたことか、米びつの米がどんどん減っていく。あやしむ男が、出かけるふりをしてこっそり見はっていると、にょうぼうが、にかにかとわらいながら、大釜いっぱいのめしをたきあげて……。
端午の節供と山姥のお話。- 4・5歳~
- 2018年5月1日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み