2020.11.20

紙しばいで いつもと ちょっとちがう おうち時間 過ごしてみませんか?

今年はおうちで過ごす時間が増えている、というご家庭は多いのではないでしょうか? 楽しくゲームをしたり、本を読んだり…とさまざまな過ごし方がある中で、おうちで紙しばいを楽しんでみるのはいかがでしょう?

紙しばいの魅力は、なんといってもみんなで楽しめること。向かい合って、時に目を合わせながら演じてみると、いつもの子どもたちとちがった表情に気づくかもしれません。またすこし特別な雰囲気に子どもたちもワクワクすることまちがいなしです。

大人数で集まったり、対面でのコミュニケーションが難しい今だからこそ、紙しばいのおはなしを通して共感するうれしさを感じて頂けたらと思います。

今回、「おうちでいっしょに紙しばい」をテーマに、絵本作家の種村有希子さんがポスターを描きおろしてくださいました。
ぜひ、図書館などでご掲示ください。

ポスター画像ダウンロードはこちらから
https://www.doshinsha.co.jp/download_files/000230.pdf

〇おうちじかんが楽しくなる!おすすめ紙しばい


家族みんなで、元気に声をだしてみよう!


『おおきくおおきくおおきくなあれ』
まついのりこ脚本・画(8場面)
ちっちゃなちっちゃなこぶたがいっぴき。みんなで「おおきく おおきく おおきくなあれ」っていってみて。ほうら、おおきくなるよ! 最後はケーキのわけあいっこもうれしいね。子どもが演じるにもぴったりです。




おかあさんの優しい愛情がじんわり伝わります。


『こねこのしろちゃん』 
堀尾青史 脚本 和歌山静子 絵 (12場面)
まっくろなねこがあかちゃんを5ひきうみました。ところが4ひきは黒ねこで1ぴきだけ白ねこでした。まっしろなこねこの冒険にハラハラしますが、最後はほっとひと安心。家族のきずなも感じられる作品です。




ユーモアたっぷりのロングセラー紙しばい、大人にも大人気!


『おねぼうなじゃがいもさん』
村山籌子 原作/村山知義 脚本・画(12場面)
青物市場に行くたまねぎさんを駅まで見送りにいく約束をしたにんじんさんは、けんか中のじゃがいもさんをさそっていこうとしますが…。子どもたちに身近なやさいたちが登場!今夜のメニューはカレーかな?




いっしょにタッチ! ふれあえる楽しさにつながります。


『はい、タッチ』
とよたかずひこ 脚本・絵(8場面)
くまさんとくまさんが、“はい、タッチ”。「こんにちは。おひさしぶりー」「こんにちは。おげんきそうで、なによりなにより」。へびさんとへびさんは、どんなタッチかな? でてくるどうぶつたちのマネをしながら、みんなでタッチしてみましょう!




勇敢なおとうさんが大活躍! ぜひおとうさんが演じてみてください。


『おとうさん スマトラの民話 より』
与田凖一 脚本/田畑精一 画(12場面)
ひとりぼっちで暮らしていた魔物のマンガラン・グリーン・ベクーはある日、おとうさんに化けてぼうやをさらってしまいます。本物のおとうさんは、ぼうやを取りもどすため、立ち向かいます。おとうさんの力強くおおきな愛情が描かれています。




コックさんとのやりとりがたのしい!


『ごきげんのわるいコックさん』
まついのりこ 脚本・画 (12場面)
ごきげんのわるいコックさんがいます。「ごきげんなおしてよ」といいながら場面をぬくと、あれあれ、顔がぐーんと横に伸びて、もっとごきげんが悪くなっちゃった。場面をぬくたびに変化していくコックさんにわくわく。多彩なぬき方など紙芝居の楽しさがつまった作品。
はい、タッチ

かみしばい とよたかずひこ わいわいシリーズ

はい、タッチ

とよたかずひこ 脚本・絵

くまさんとくまさんが、“はい、タッチ”。「こんにちは。おひさしぶりー。」「こんにちは。おげんきそうで、なによりなにより。」。へびさんとへびさんは、どんなタッチ? たろうくんとかいじゅうさんは?
みおわったあと、ふれあいにつながる紙芝居。

  • 3歳~
  • 2011年6月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
ごきげんのわるいコックさん

まついのりこかみしばい ひろがるせかい 第2集

ごきげんのわるいコックさん

まついのりこ 脚本・画

ごきげんのわるいコックさんがいます。「ごきげんなおしてよ」といいながら画面をぬくと、あれあれ、顔がぐーんと横に伸びて、もっとごきげんが悪くなっちゃった。困ったな、どうしよう。くにゅくにゅとぬくと、今度は、顔がぐにゅぐにゅになっちゃった。

いろいろなぬき方によって、次々にコックさんの顔が変わっていくよ。みんなで「コックさん、こっち向いて」と声をかけると……!? 最後には、おいしいキャンディーが登場し、みんなで食べて楽しめます。演じる楽しさがいっぱいの観客参加型の大人気の紙芝居。

  • 2歳~
  • 1985年6月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み
おおきくおおきくおおきくなあれ

まついのりこかみしばい ひろがるせかい

おおきくおおきくおおきくなあれ

まついのりこ 脚本・絵

小さな小さなぶたがいっぴきいるよ。みんなで「おおきくおおきくおおきくなあれ!」って、声をそろえて言ってみよう! 声に合わせて場面を抜くと、わあ、ぶたが大きくなった! こんどはたまごがひとつ。みんなで「おおきくおおきくおおきくなあれ!」すると、わあたまごも大きくなった! あれ? たまごがわれはじめたよ。なにがうまれるのかな? 
最後はみんなで小さなケーキを「おおきくおおきくおおきくなあれ!」大きくなったケーキをみんなでたべて、おいしいね。

子どもたちの声の参加で紙芝居が進行する楽しい参加型紙芝居。みんなで楽しんで、うれしい気持ちを共感できる、人気ナンバーワンの紙芝居です。

  • 2歳~
  • 1983年4月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
こねこのしろちゃん

おはなしがいっぱい

こねこのしろちゃん

堀尾青史 脚本/和歌山静子

おかあさんも、きょうだいたちもみんな毛の色がまっ黒なのに、ひとりだけまっ白なしろちゃん。自分だけ色がちがってよその子みたい。みんなみたいに黒くなりたいしろちゃんは、池のどろんこで泥だらけになりますが、お母さんにみつかって、洗ってもらい、やさしく抱かれてぐっすりお昼寝です。でも、やっぱり黒くなりたいしろちゃんは、ペンキやさんの黒いペンキをみつけて、近づいていきますが……。

しろちゃんの行動に、観客もハラハラドキドキ。最後には立派な白猫のおとうさんに出会って、自分がなぜ白いのかわかったしろちゃん。自分が自分であることが誇らしく、うれしいしろちゃんの気持ちが、紙芝居をみる子ども達にも伝わってきます。人気のロングセラー紙芝居。

  • 2歳~
  • 1983年4月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み
おねぼうなじゃがいもさん

紙芝居ベストセレクション 第1集

おねぼうなじゃがいもさん

村山籌子 原作/村山知義 脚本・画

青物市場に行くたまねぎさんを駅まで見送りに行く約束をしたにんじんさんは、けんか中のじゃがいもさんをさそっていこうとしますが…。

  • 3歳~
  • 1971年9月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み
おとうさん

紙芝居ベストセレクション 第1集

おとうさん

スマトラの民話 より/与田凖一 脚本/田畑精一

南の島にひとりぼっちで住んでいた、魔物のマンガラン・グリーン・ベクーは、川で水あびをして遊んでいたお父さんとぼうやをみて、二人がうらやましくなります。ふしぎな呪文をとなえてお父さんそっくりに化けたマンガラン・グリーン・ベクーは、自分が本当のお父さんだと、ぼうやを連れていこうとします。どちらが本物のお父さんか見分けがつかないので、島の王様に相談することになりました。王様はお父さん二人に、交代でぼうやをたいこに入れて山のぼりをするよう命じますが……。

  • 3歳~
  • 1968年6月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み