おかあさんとみる性の本

ぼくのはなし

和歌山静子 さく

「ぼくはどこから生まれたの?」という子どもたちの問いにわかりやすくこたえた、幼児むけの性教育の絵本。
短い文章とシンプルな絵で、3歳頃から親子で読める、性教育のロングセラー絵本です。お子様の性別を問わずご利用いただける内容です。

おじいちゃんやおばあちゃんにかわいがられて育ったこと、おかあさんのお腹の中からうまれてきたこと、おとうさん、おかあさんが愛し合ってうまれてきたなど、出産・性交や、受精卵など、科学的な知識だけでなく、祖父母や両親からかけがえのない命を受け継いだ、たったひとりだけの大切な存在であることを伝えます。

プライベートゾーンや自分の体と心を守ることの大切さを描いた姉妹本『わたしのはなし』とともに、ぜひあわせてお読み下さい。

  • SLA選定/JLA選定/<よい絵本>
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 初版:1992年10月20日
  • 判型:B5変型判/サイズ:20.7×22.2cm
  • 頁数:32頁
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-00151-4
  • NDC:367

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内容説明

「ぼくはどこから生まれたの?」という子どもたちの問いにわかりやすくこたえた、幼児むけの性教育の絵本。
短い文章とシンプルな絵で、3歳頃から親子で読める、性教育のロングセラー絵本です。お子様の性別を問わずご利用いただける内容です。

おじいちゃんやおばあちゃんにかわいがられて育ったこと、おかあさんのお腹の中からうまれてきたこと、おとうさん、おかあさんが愛し合ってうまれてきたなど、出産・性交や、受精卵など、科学的な知識だけでなく、祖父母や両親からかけがえのない命を受け継いだ、たったひとりだけの大切な存在であることを伝えます。

プライベートゾーンや自分の体と心を守ることの大切さを描いた姉妹本『わたしのはなし』とともに、ぜひあわせてお読み下さい。

読者の声

読者さま

ドッキリ★(かがやきさんさん・40代 ママ 東京都 男の子9歳、男の子6歳 「情報提供:絵本ナビ」)

この本は三冊セットのおかあさんとみる性の本のうちの一冊です。
先日、1年生の息子が私のおっぱいタッチしているのを見て、4年生の息子が、
「スケベすると、子どもが生まれるんでしょ!」と言い出した。
きたきたきた~~!!!と思った私は、
「ええっ!スケベするって何すること?」と振ってみたら、
この本を持ってきて、確信に近いページを開き、「このことだよ。」とにやにや。

いつの間にか多様な情報を入手する年令になったんだな…と思いながら、
この本をゆっくり読み始めた。

幼稚園の頃、買ってあったけど、息子にきちんと読み聞かせたのは数えるほど。それでも、どのページにどんな絵があるか覚えている様子。
性教育は難しいと思っていたけど、この本のお陰ですんなり話題に出して、最低限必要な大事なことを話して聞かせることができて助かった。

●女の子を大切にする
●心身共成長して、責任が取れるようになってから行動する
●人類が廃れないために子を残すことは大事

母が話せるのは、今回のみ。あ~ドキドキした。
さあ、これからは父の出番よ~。
(父:えぇ~僕大丈夫かなぁ…。もじもじ)
お父さん頑張って~。
読者さま

ありのままで(しのどんさんさん・30代 ママ 岩手県 男の子7歳、女の子5歳、男の子1歳「情報提供:絵本ナビ」)

性の話の絵本が何冊かあったほうがいいのではと思い購入しました。
我が家では3人目の子が生まれたばかりだったので、上の子たちは(特に5歳の長女が)「どうやって赤ちゃんがおなかにできるの?」とか、「赤ちゃんはどこから出てくるの?」と興味を持っていたところでした。
この本を読み進めていくと真ん中あたりに裸で抱き合うお父さんとお母さんの絵や、性交を説明したページがありますがヘンに生々しくもなくわかりやすくてよかったと思います。
娘は「お父さんとお母さんもこんなふうにしたの?」「赤ちゃんを産むとき痛そうだからいやだなぁ」と今から自分も大人になったらそうするのか・・・とドキドキ?!
最近、科学関係の本にはまっている小学生の息子は「これも科学の本だねぇ!」と一言。
性の本を一緒に読むのはなんだか照れくさいような気がしますが、恥ずかしがらずに子供達と一緒にいろんな話をしながら読みたい本です。
読者さま

“性”は“心が生きる”(42歳・女性)

助産師として総合病院に勤務しております。双子の女の子をさずかり5才になりましたが、少しずつ赤ちゃんはどこからくるの? と言うようになりました。弟か妹がいるわけではないため、どのようにわかりやすく教えるか悩んでいたところに、この本に出会えました。
私自身“性”は文字どおり“心が生きる”と考えています。この本に出会えたことを感謝し、大切なことを伝えていきたいと思っています。
読者さま

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