今回は、松岡達英さんによる『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』『おふろのなかのジャングルたんけん』につづくシリーズ第３作『じめんのしたはマンモスのくに』をご紹介します。


雨あがりの道。
だいすけが水たまりだと思ってジャンプしたのは、じめんのしたの国への入り口でした。

そこからあらわれた男の子、イカルに連れられ、じめんの下奥深くへと進んでいくと……。
なんとそこは15,000年前のアメリカ大陸！

イカルは口笛でともだちのマンモス、アムースを呼びます。
ふかふかのアムースの背中にのってすすむ、イカルとだいすけ。

サーベルタイガーやオオナマケモノなど、今は絶滅してしまった動物たちに出会って……。


もう見ることができない15,000年前の絶滅動物たちは迫力満点！ そして当時の人の日々のくらしは楽しく繊細に。松岡達英さんの豊かな表現にひきつけられます。
だいすけといっしょに、太古の世界を冒険してみませんか？

巻末には、絵本に登場する絶滅動物の解説が載っています。


（まつおかたつひで　作・絵）