じめんのしたはマンモスのくに
じめんのしたへもぐっていくと、そこはマンモスのいるせかい! であった男の子・イカルといっしょに、ぼくはたびにでた。マンモスのほかにも、サーベルタイガーやオオナマケモノなど、ぜつめつした生き物がたくさんいるよ! ぼくは、イカルのとうさんにおしえてもらって、やりをつくった。そこへ……。
『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』『おふろのなかのジャングルたんけん』につづくシリーズ第3作。
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 初版:2023年6月30日
- 判型:B5判/サイズ:19.1×26.6cm
- 頁数:36頁
- 3歳~
- ISBN:978-4-494-01581-8
- NDC:913
内容説明
じめんのしたへもぐっていくと、そこはマンモスのいるせかい! であった男の子・イカルといっしょに、ぼくはたびにでた。マンモスのほかにも、サーベルタイガーやオオナマケモノなど、ぜつめつした生き物がたくさんいるよ! ぼくは、イカルのとうさんにおしえてもらって、やりをつくった。そこへ……。
『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』『おふろのなかのジャングルたんけん』につづくシリーズ第3作。
読者の声
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おもしろかった。(5歳・女性)
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おもしろかった。まんもすがおもしろかった。えほんつくるのがんばってね。
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関連情報
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2023/7/13
<新刊絵本>ぜつめつどうぶつに会いにいこう! 『じめんのしたはマンモスのくに』
今回は、松岡達英さんによる『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』『おふろのなかのジャングルたんけん』につづくシリーズ第3作『じめんのしたはマンモスのくに』をご紹介します。雨あがりの道。だいすけが水たまり ...
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書評
- 私のまわりはサーベルタイガーの頭骨だらけ 母のひろば710号(2023年7月15日発行)
- 25年前、恐竜の取材でアメリカのユタ州に行った。その帰り、ロサンゼルスの郊外にある、自然史博物館を訪れた。
そこは、かつて石油発掘中に、コールタールの涌き出る沼から無数の動物の骨が出てきたところに建てられていた。1万5千年前、ここで暮らしていた生き物の骨――今日ではアフリカなどに棲むラクダ、ジャッカル、シマウマ、中南米のリャマ、そして絶滅動物の毛長マンモス、オオナマケモノ――が展示してあった。その中で最も多かったのが、サーベルタイガーの骨だった。
数百ものサーベルタイガーの頭骨に見つめられると、いつしか私は彼らのいた時代にタイムスリップしていた。餌を求めての移動中、運悪くタールの底無し沼で息絶えたサーベルタイガーの悲鳴が、タールの臭いとともに聞こえてくるように思えた。ふと我に返り、窓の外を見ると、タールの沼には、死んで数日も経っていないメンガタフクロウの死体があり、ブルージェー(アオカケス)がそこに止まっていた。
今回の絵本には、タールの沼は登場しないが、この地で硬い石を砕いて武器や生活の道具を作って生活していた人間たちを中心に、マンモスやサーベルタイガー、オオナマケモノなどの動物を、私の空想の世界で動き回らせ、子どもたちに地球の歴史と楽しさを伝えたいと思いながら絵を描きました。 - 松岡達英/絵本作家
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