たのしいいちにち
内容説明
子どもたちといっしょに暮らす身近なものたちが、元気に動き出します。くりかえしの言葉をいっしょに口ずさんだり、ものたちのまねっこをしたりしながら絵本を楽しんでいるうち、毎日なにげなくつかっているものたちが、もっと大切にいとおしくなります。新しい一日を迎えるのが楽しみになるシリーズ。
読者の声
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(52歳・女性)
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もう、かわいいの一言です。なにげなく使っているまくらも、リュックも、こういう絵本になると大切にいとおしくなりました。絵本は300冊以上あり、長女は今保育士をしています。
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関連情報
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リュックちゃんです。
とよたかずひこ さく・え
おともだちといっしょに出かけたリュックちゃんは、コップにシャベルに……いろいろなものを持ってきました。
でも、おべんとうがありません。どうする、どうする?
いちばん小さなリュックちゃんも、最後には大活躍!
身近なものたちが動きだし、家族やともだちに囲まれて暮らす楽しさいっぱいの新シリーズ。
朝起きて夜寝るまで、ものたちはどんな一日を過ごしているのでしょう。新しい一日を迎えるのが楽しみになるシリーズです。- 0・1歳~
- 2015年10月20日初版
- 定価880円 (本体800円+税10%)
- 立ち読み
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ちゃわんちゃんです。
とよたかずひこ さく・え
朝、おわんさんやコップさんに「おはよう」とあいさつをする、ちゃわんちゃん。
それから「なかみ みーせて」って見せてもらうと、おわんさんには豆腐のみそ汁、コップさんには牛乳が入っていました。
そして、ちゃわんちゃんのなかみはなんと……!?
とよたさんが描くほがらかでやわらかなキャラクターを見ていると、自分が毎日使っているちゃわんやコップも動き出しそうな気がして、もっと好きになります。
シリーズ6作目。- 0・1歳~
- 2021年4月20日初版
- 定価880円 (本体800円+税10%)
- 立ち読み
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おべんとうばこさんです。
とよたかずひこ さく/え
ウインナーさんやブロッコリーさんが、おべんとうばこさんを、とんとんとんとん。
「あいてますか~」だって。
「あいてますよ~ どうぞ~」といわれて、みんな中に入っていきます。
ほかにどんな食べものたちがやってくるかな?
子どもたちが大好きなおべんとうばこが主人公。
さいごにふたがあくと、すてきなおべんとうが!
「たのしい いちにち」シリーズ7作め。- 0・1歳~
- 2023年4月5日初版
- 定価880円 (本体800円+税10%)
- 立ち読み
書評
- 温かい気持ちになる、 身近な 私の分身の物語(母のひろば618号) 2015年11月15日
- 私の大好きなとよたかずひこさんの新シリーズです。『リュックちゃんです。』『まくらちゃんです。』。どちらも、読んでもらった小さな子どもたちがぐっと引き込まれる絵本。なぜなら、お話の主人公である〈リュック〉も〈まくら〉も、小さな子どもにとっては自分の身近なパートナーであり、“私の分身”でもあるからです。
子どもにとってパンパンに詰まったリュックの中には、自分の大好きなものや、親が入れてくれた愛情まで入っています。それは、大好きに決まっています。園でもなかなかリュックを降ろさない子どもがいるのは、当然のことです。この絵本を読みだすと、多くの子が、「あたしのはね」「ぼくのはね」と大変なことになってしまいます(笑)。ところが、リュックちゃんは、お昼を食べようと中を開いてみると、お弁当がないのです。お弁当は親とのつながりでもあります。読んでもらっている子どももちょっと深刻そうな顔。そこで、リュックちゃんを助けてくれるのは、大事な友達。子ども達にも、笑顔が戻ってきます。
そして、まくらちゃん。まくらちゃんのお父さんとお母さんは、敷布団と掛布団です。まくらちゃんはたくさんの愛情につつまれています。読んでもらっている子どもは自分のことと重ね、「うちのお父さんはね」って、話したくなるのです。そして、毎日一緒のまくらが、とても身近で愛おしく見えてくるお話です。読んでいる大人まで、リュックとまくらが愛おしく思えてきてしまう絵本です。 - 大豆生田啓友(おおまめうだ ひろとも/玉川大学教育学部教授)
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