ロボット・カミイ

ロボット・カミイ ちびぞうのまき

ロボット・カミイ ちびぞうのまき

立ち読み

古田足日 脚本/田畑精一

たけしとようこが、ごみばこにすててあったあき箱で作ったロボットは、紙の箱で作ったのでカミイという名前です。

  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 初版:1970年11月1日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:12場面
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-07848-6
  • NDC:913

感想を書く

書評

子どもの時代を 子どもらしく生きてこそ(母のひろば622号) 2016年3月15日
 空き箱で作ったロボットのカミイは、小さな女の子の人形「ちびぞう」をとってしまいます。泣いている女の子のことなど知らん顔。「ちびぞう」で遊ぶカミイのうれしそうなこと。あ~誰かさんにそっくり、こまったさんと思いながらもどこかカミイが可愛い。でもたけしとようこに叱られて、「ちびぞうがないんだよう」とカミイは大泣き。この言葉にカミイを作ったたけしとようこははっとします。
 「ちびぞう」をとってしまうカミイの行動をどう捉えるかが、この紙芝居を演じるキーポイントだと思います。人の持っている魅力的なものを自分も欲しいと思うこと、これはわがままではありません。人の物だから我慢して自分をコントロールする力は2、3歳ではまだ発達していないのです。たけしとようこは、カミイの気持ちに寄りそって「幼稚園であしたちびぞうを作ろう」と誘います。「はやくあしたにならないかなあ」というカミイの言葉は素敵です。明日への、未来への希望が感じられます。観客の子どもたちはほっと安心し、たけしとようこ、カミイに共感していきます。
 子どもたちが、子ども時代を子どもとして伸びやかに生きていけるように、未来への希望や光を心に抱いていけるようにという、古田足日さんの子ども賛歌だと感じます。子どもにかかわる大人たちは、古田足日さんから手渡されたバトンを繋げて、子どもたちを守り、育てていかなければと思います。大好きな紙芝居です。
堀川 美子/紙芝居文化の会運営委員、紙芝居ピッポの会事務局

2021/9/22

<ニュース>「紙しばいアカデミー特別編 ミニ講座 かみしばいがはじまるよ!」第4回配信!

紙しばいの魅力を発信! 童心社「紙PRO」チームがおくる紙芝居ミニ講座動画、「紙芝居アカデミー特別編 ミニ講座 かみしばいがはじまるよ!」。 第4回目のテーマは、いよいよ「紙しばいを演じる」です。こ ...

続きを読む

2020/6/15

田畑精一さん作品リストページ

絵本作家の田畑精一さんが6月7日にご逝去されました。童心社での田畑精一さんの作品をまとめました。どうぞご覧ください。▼田畑精一さんの作品リストページはこちらhttps://www.doshinsha. ...

続きを読む