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山の神の使い

単行本図書

山の神の使い

最上一平 作/マメイケダ

山形にすむぼくのじいちゃんは、ちょっと不思議な人で、なんでも自分でつくってしまえる。大河という名前をつけてくれたのもじいちゃんだ。5月の休みに、ぼくととうさんは、じいちゃんちにいくことになった。山あいにある田んぼの田植えを手伝うのだ。にゅるっと弾力のある田んぼの泥、月山の残雪にあらわられる田植え馬、若葉の緑のにおい。じいちゃんが教えてくれることを、ぼくは身体いっぱいで見て聞いて感じたーー。

春、夏、秋と、祖父のすむ山形を訪れるぼくの目を通して、自然の雄大さと、家族のいとなみが、みずみずしく描きだされる。

  • 小学3・4年~
  • 2025年8月発売予定
  • 定価1,870円 (本体1,700円+税10%)
  • 予約受付中
いのちが かえっていくところ

絵本・こどものひろば

いのちが かえっていくところ

最上一平 作/伊藤秀男

たもんはお父さんと、はじめてのイワナつりにやってきた。山の中の川、大きな淵で何度もエサをながすけれど、つれない。
あきらめかけたとき、さおさきがグイグイッとまがった。さかながくいついたのだ。さかなはグイグイひっぱり、頭があつくなり、しんぞうがドッキンドッキンする。右に左におよぎまわるさかなと長くたたかったすえ、ついにたもあみの中にさかなをとりこんだ。
「すごいぞ、イワナだ! おおものだ」
はじめてつりあげたイワナだ。たもんは、ほおずりしたくなるほどいとおしかった。
やがてお昼になると、「たもんのつったイワナをごちそうになるべ」と、お父さんはイワナをくしにさし、たき火でしおやきにした。たもんはむねがいたみつつ、ガブリとやった。「うまいよ!」話しかけるようにいうと、なみだがポロンとこぼれた……

釣りを通していのちの躍動を感じ、そのいのちをおいしくいただくことで、初めていのちの大切さ、重さを実感する。そうした少年の心情を、繊細かつ力強く描く絵本です。

  • 小学1・2年~
  • 2022年10月12日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
ビーズのてんとうむし

単行本図書

ビーズのてんとうむし

最上一平 作/山本祐司

みかは、まりあのことが、にんじんぐらいにきらい。でも、まいあさいっしょにがっこうへいく。ちょっぴりいいところもあるから。

  • 小学1・2年~
  • 2005年7月15日初版
  • 定価1,100円 (本体1,000円+税10%)
  • 在庫品切・重版未定