-
にじになったきつね
富士山がよくみえる川のそば、小さな森に住んでいたのは、きつねのゴロザエモン。
おじぞうさまに化けて、おだんごを食べたのが子どもたちにみつかって、村はずれまで逃げてきたゴロザエモンは、そこで病気で寝ているおじいさんをみつけます。
おじいさんは病気でいつも寝ていて、見えるものは空ばかり。
夕立の後のきれいな虹がもう一度見てみたいと願うおじいさんをかわいそうに思い、ゴロザエモンは虹に化けます。
喜ぶおじいさんを見て、ゴロザエモンは虹に化け続けますが、うでもしっぽもつかれてきて……。
静岡市の南藁科に伝わるきつねのゴロザエモンの民話を元にしたこの紙芝居。
いたずらぎつねのゴロザエモンと、ゴロザエモンをあたたかく見守る村の人たちの心持ちに、ほっこりとやさしい気持ちになれる作品。
高齢者の方へ演じる作品としてもおすすめです。
第20回五山賞 奨励賞・画家賞受賞作。- 3歳~
- 1981年9月1日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み
-
五山賞名作紙芝居 / 2015年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき
カヤネズミのおかあさん
カヤネズミは、ススキの葉っぱをほそくさき、まるくあんで巣をつくり、子そだてをします。でも子そだてはきけんがいっぱいです! カヤネズミの巣作りと子育てを描く紙芝居。
- 4・5歳~
- 2015年8月1日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み