1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい(全6巻)

藤實智子 監修

◎防災・安全教育のはじめの一歩に
・1さいからの防災・安全教育にぴったり。
・小さなこどもにもわかりやすい、ポイントを絞った内容。
・おはなしを楽しみながら、「いざというとき」の状況を想定することができます。
・紙芝居ならではの臨場感で、たいせつなメッセージが伝わりやすい!

◎セット内容
【防災教育】
・にんぽう だんごむしポーズ 〈防災教育・地震〉
・かじだ! にげろ! 〈防災教育・火事〉/a>
・ていでんに なったら…? 〈防災教育・停電〉

【安全教育】
・もし、とじこめられたら 〈安全教育・閉じ込め事故防止〉
・もぐもぐ じょうず! 〈安全教育・誤嚥防止〉
・おしりペッタンで はぶらしシュッシュッ 〈安全教育・のど突き事故防止〉

  • 揃定価9,900円 (本体9,000円+税10%)
  • 初版:2025年7月31日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:各8場面
  • 0・1歳~
  • ISBN:978-4-494-08397-8

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内容説明

◎防災・安全教育のはじめの一歩に
・1さいからの防災・安全教育にぴったり。
・小さなこどもにもわかりやすい、ポイントを絞った内容。
・おはなしを楽しみながら、「いざというとき」の状況を想定することができます。
・紙芝居ならではの臨場感で、たいせつなメッセージが伝わりやすい!

◎セット内容
【防災教育】
・にんぽう だんごむしポーズ 〈防災教育・地震〉
・かじだ! にげろ! 〈防災教育・火事〉/a>
・ていでんに なったら…? 〈防災教育・停電〉

【安全教育】
・もし、とじこめられたら 〈安全教育・閉じ込め事故防止〉
・もぐもぐ じょうず! 〈安全教育・誤嚥防止〉
・おしりペッタンで はぶらしシュッシュッ 〈安全教育・のど突き事故防止〉

にんぽう だんごむしポーズ

1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい(全6巻)

にんぽう だんごむしポーズ

津田真一 脚本/土田義晴 絵/藤實智子 監修

くままる先生と、〈忍法だんごむしポーズ〉のれんしゅうだ! だんごむしポーズは、地震のときに、身を守ることのできるすごい技だよ。見習い忍者のひなまるは、さっそくだんごむしのように体をまるめて、まんまるになりました。でも、あれれ? ほんとうに、だんごむしポーズができているのかな。

ただしい、だんごむしポーズのポイントをたのしく学べる紙芝居。

  • 0・1歳~
  • 2025年7月31日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
かじだ! にげろ!

1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい(全6巻)

かじだ! にげろ!

すとうあさえ 脚本/中谷靖彦 絵/藤實智子 監修

「たいへんだ!やまごやがもえてる。かじだ!にげろー!」カラスさんがにげていると、なわとびをしているウサギさんにであいました。「なわとびしているばあいじゃないわ!」「かじだ!にげろー!」2ひきがにげていると、ねているクマさんをみつけました。「くまさん、おきて!」「かじだ!にげろー!」みんなでいっしょにかじからにげます。

「火事が起きたらまず逃げる!」防災の大切なポイントを、子どもたちに伝える紙芝居。

  • 0・1歳~
  • 2025年7月31日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
ていでんに なったら…?

1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい(全6巻)

ていでんに なったら…?

苅田澄子 脚本/和田治男 絵/藤實智子 監修

「わあ、まっくら!」こうくんはびっくりして、えーんえーん。すぐに先生がきて懐中電灯をつけてくれました。
停電のときはどうすればいいのかな? 電気がつくまでの安全な過ごし方をわかりやすく教えてくれる紙芝居です。

◎『ていでんに なったら…?』3つのポイント
・せんせいのはなしを よくきく
・あわてず ゆっくり うごく
・みんないっしょ はなれない

  • 0・1歳~
  • 2025年7月31日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
もし、とじこめられたら

1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい(全6巻)

もし、とじこめられたら

キム・ファン 脚本/くすはら順子 絵/藤實智子 監修

にゃんたくんは、公園でお友だちとかくれんぼ。物置を見つけて、中に入って隠れます。でも、外へ出ようとしたら……出られない! もしかして閉じ込められちゃった!?

こんなとき、どうしたらいいのかな? 閉じ込められてしまったときに覚えておきたい大切なことが学べる、あんぜん紙しばいです。

  • 0・1歳~
  • 2025年7月31日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
もぐもぐ じょうず!

1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい(全6巻)

もぐもぐ じょうず!

井嶋敦子 脚本/長野ヒデ子 絵/藤實智子 監修

こいぬのくうちゃん、そんなにパンをつめこんで、だいじょうぶ? こねこのみいちゃんは、おにぎりをたべながら、おしゃべりにむちゅうで……?  すこしずつおくちにいれて、おくちをとじて、もぐもぐもぐしようね。
誤えんを防ぐために、少しずつ、よくかむことの大切さを、小さな子どもたちに、ていねいに楽しく伝える紙芝居。

  • 0・1歳~
  • 2025年7月31日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
おしりペッタンで あんぜんに

1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい(全6巻)

おしりペッタンで あんぜんに

こがようこ 脚本/山本祐司 絵/藤實智子 監修

いすにおしりをぺったんとつけて、座ってごはんが食べられたたっくん。食べ終わると、「いっしょに歯みがきしよう」ってコップのコップンが歯ブラシを持ってきてくれました。でも、たっくんが歯ブラシを持ったままかけだしてしまい…。

ごはんのときはいすにおしりペッタン、歯みがきのときは床におしりペッタン。
小さな子どもたちに、手に物を持って動くと危ないことを伝える、あんぜん紙しばいです。

  • 0・1歳~
  • 2025年7月31日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み

書評

紙芝居で身を守る意識をはぐくむ 母のひろば735号 2025年8月15日発行
 保育園や幼稚園では、「生きる力をはぐくむ」ことを園の目標に掲げているところが多くあります。「生きる力」をはぐくむために特に大切なのが、「思考力」と「判断力」です。小さな子どもたちが日常の中でケガをしたり、思わぬ事故にあってしまうのは、まだこれらの力が十分にそだっていないからです。もちろん、乳幼児が自分の命を自分で守るのは難しいことですが、乳児期から少しずつ「知る」「できる」「考える」経験を積み重ねていくことで、命を守る力がそだっていきます。
 この「1さいからの だいじょうぶだよ! あんぜん紙しばい」は、防災と安全をテーマにした全6巻のセットです。子どもたちに防災や安全のような大切なことを伝えるときには、紙芝居がおすすめです。ただ知識を伝えるだけでなく、子どもたち自身がお話を楽しみながら、心を動かし、「自分だったらどうする?」と考えるきっかけをくれるのが、紙芝居のよいところだと思います。
 防災教育というと、正しい行動を教えることが目的になりがちですが、子どもたちが楽しみながら防災について学べることが何より大切です。たとえば、『にんぽう だんごむしポーズ』では、「地震がきたらだんごむしポーズをとりましょう」と説明するだけではなく、紙芝居の途中で「このあと、どうなると思う?」と問いかける場面があることで、子どもたちが物語のなかに入り込みやすく、自分のこととして考えられるようになります。また、『ていでんに なったら…?』を観たあとは、子どもたちと懐中電灯を使って探検ごっこをしてみるのもおすすめです。
 安全教育も同様で、『もし、とじこめられたら』は、「どうやって助けを呼ぶ?」と想像することが、自分の身を守る意識をはぐくむことにつながります。紙芝居を観たあと、公園に行ったときには、子どもたちと一緒に「どこが危ないかな?」と探してみるのもよいでしょう。そうした経験をすることによって、子どもたちは「安全を見つける目」をそだてていきます。
「生きる力」をはぐくむことは、何か特別なことを身につけさせることではありません。子どもたちは、日々の生活のなかで自分で考え、感じ、行動する経験を積み重ねることによって、その力をそだてていくのです。紙芝居や遊びを通して、子どもたちが自分で考える楽しさを感じられるような時間を、ぜひ取り入れていただきたいと思います。
藤實智子/保育防災コンサルタント(R)

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