松谷みよ子 あかちゃんの本松谷みよ子 あかちゃんの本 Bセット

おさじさん

松谷みよ子 ぶん/東光寺啓

おいしいにおいにさそわれて、うさぎのぼうやのところに、おさじさんがやってきました。
うさぎのぼうやは、とろとろあつあつのおかゆを食べようとしますが、おかゆに鼻をつっこんでしまい、「あっちっち」「えーんえーん」。
でもだいじょうぶ。おさじさんがお手伝いします。

おくちの トンネル
アアーンと あいて
おさじさんは はこびます
たまごの おかゆを
はこびます
ポッポー

「ああ おいしい」とうさぎさんは笑顔になりました。

離乳食を食べはじめたあかちゃんとお母さんお父さんにとって、おさじさんは身近な存在。
絵本でおさじさんと仲よしになると、ごはんの時間も楽しくなりますね。

離乳食をはじめる頃からおすすめしたい、110万部をこえるロングセラーあかちゃん絵本です。

  • SLA選定
  • 定価770円 (本体700円+税10%)
  • 初版:1969年8月31日
  • 判型:B5変型判/サイズ:21×18.6cm
  • 頁数:20頁
  • 0・1歳~
  • ISBN:978-4-494-00105-7
  • NDC:913

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内容説明

おいしいにおいにさそわれて、うさぎのぼうやのところに、おさじさんがやってきました。
うさぎのぼうやは、とろとろあつあつのおかゆを食べようとしますが、おかゆに鼻をつっこんでしまい、「あっちっち」「えーんえーん」。
でもだいじょうぶ。おさじさんがお手伝いします。

おくちの トンネル
アアーンと あいて
おさじさんは はこびます
たまごの おかゆを
はこびます
ポッポー

「ああ おいしい」とうさぎさんは笑顔になりました。

離乳食を食べはじめたあかちゃんとお母さんお父さんにとって、おさじさんは身近な存在。
絵本でおさじさんと仲よしになると、ごはんの時間も楽しくなりますね。

離乳食をはじめる頃からおすすめしたい、110万部をこえるロングセラーあかちゃん絵本です。

読者の声

読者さま

表紙を見ただけで懐かしさに涙が溢れました(32歳・女性)

昨年産んだ双子の娘のために、祖母である母が購入してプレゼントしてくれました。「ママの好きだった本だよ、読んでもらってね」というお手紙が添えられたその絵本は、表紙を見ただけで懐かしさに涙が溢れました。すっかり忘れていたけれど、とてもとても好きだった気持ちが蘇り、この表面の感触でさえ懐かしい気持ちになりました。まだ幼くじっと見るだけの娘たちですが、大切に読み聞かせて、同じような思い出を作ってあげたいと思っています。
読者さま

母が良く読んでくれた絵本です(28歳・女性)

5ヶ月になる赤ちゃんがいます。そろそろ離乳食が始まるので食べることに関する絵本を読み聞かせしたくて購入しました。
わたしが子供の頃、母がおさじさんの絵本を良く読んでくれたのが印象に残っていたので、おさじさんを選びました。
昔からずーっとある絵本なので、これからが赤ちゃんが大きくなってからも、ずっと人気であってほしいなぁと思います。
読者さま

けいちゃんに読んであげる(33歳・女性)

幼稚園に通い、絵本の音読がブームなりっちゃん(姉、3歳)。
弟がもらった『おさじさん』を幼稚園から帰ってくるなり、夢中に読み始めました。
大きな声でカタカナを抜かしながら、たまに間違えながらも真剣にどんどん上手に音読できるようになったことに感動してると、読み終わって、「次はけいちゃん(弟、1歳)に読んであげるね」と言われ、更に感動したのでした。
読者さま

心が毛布にくるまれたような安心感でいっぱいになりました(33歳・女性)

私が子供の頃に好きだった本の中の一冊が『おさじさん』でした。かわいいおさじさんとうさぎのぼうや、たまご入りのおかゆが熱そうだったなぁと思った記憶があります。
また、おさじさんは祖母の家にあったものとよく似ていて、とても印象的でした。今は自分が子供の頃に読んでいた本を、自分の子供に読んであげられることにとても幸せを感じて楽しく読みきかせをしています。
実際、読む立場にたってみると、言葉のあたたかさ、やわらかさを感じ、心が毛布にくるまれたような安心感でいっぱいになりました。幼い時とまた違う視点から見ることができ、さらに大好きな本になりました。他の絵本も読んであげたいと思い、仲間が一冊づつ増えていっています。
読者さま

絵本との出会いが宝物(26歳・女性)

絵のタッチがとてもやわらかい印象の松谷さんの本が私も昔から好きだったのですが、離乳食を食べている息子が眠くてぐずっている時ふと松谷さんの絵本を「おさじさん」を思い出し読んでみることに。するとどうあやしても激しく泣いていたはずの息子がおさじさんの絵が出てくるなり、「うぅ〜」「あーうー、きゃっ」などと笑いだしたのにはびっくり。絵本への食いつきぶりが良く、お話もゆったりとしたトーンで話せるので息子もその雰囲気に安心したのかなと思いました。これを見たら泣き止む絵本というのが出てきている今の時代、松谷さんの絵本は赤ちゃんを安心させて、楽しませてくれる絵本であることがとても魅力的で、親子そろってお気に入りの絵本となっていることを嬉しく思いながら日々読ませていただいています。ありがとうございます。
読者さま

言葉選びが柔らかい絵本(28歳・女性)

1歳児向け絵本を探していました。
好き嫌いが出てくるお年頃でもある1歳児、そんな食事に苦戦中の子どもたちの味方になる1冊です。
それでいてあからさま感がなく、暖かさの中にそっと背中を押してくれるメッセージが込められています。
「ポッポー」とおさじを使ってごはんを口に運ばせてあげるのが楽しみです。
読者さま

「おさじさん」と「うさぎさん」(30歳・女性)

元々は私が気に入って購入した絵本。
読み聞かせる時にタイトルの「おさじさん」というと、子どもはいつも「うさぎさん」といってしまうのです。
表紙のイラストの可愛いうさぎさんが印象的なのだと思います。
何度言っても「うさぎさん」。
それがまた可愛くて読み始めのタイトルだけでも2人で繰り返し大笑いしています。
読者さま

語り継ぐ大切な絵本(37歳・女性)

産後、母から渡された絵本、それが松谷みよこさんの絵本でした。
見覚えのある絵本だなーと思って受け取りましたが、3ヶ月検診のブックスタートで、今でもとても人気のある絵本だと知りました。
絵本の裏を見ると、私が0歳の時に購入したのだと分かりました。
シミが少しあるものの、汚れや破れはほとんどありません。
どうやら、母の趣味として大切に使っていたようです。
そんな母から引き継いだ絵本。
わたしも、大切に大切に娘に読み聞かせています。

娘がいま、一番好きなのは、おさじさん。 大好きなうさぎが可愛くてお気に入りです。
うさぎさんの真似をして、スプーンにも興味が出てきたようです。
母から私へ、そして娘へ。すてきな絵本は世代を超えて語り継がれるんだなと実感しています。 大切にしつつ、たくさん読み聞かせます。
読者さま

子供の頃 大好きな絵本(26歳・女性)

私が3.4歳の頃ひいおばあちゃんに読んでもらった大切な絵本である『おさじさん』。
うさぎの絵がとても可愛くて、そして美味しそうなたまご粥。
自分の子どもが産まれ、読み聞かせの絵本を選んでいた時おさじさんの表紙を見て懐かしい思い出が蘇りました。
子どもが離乳食を開始する際に読み聞かせてあげようと思い購入しました。
読者さま

絵本との出会いが宝物(26歳・女性)

絵のタッチがとてもやわらかい印象の松谷さんの本が私も昔から好きだったのですが、離乳食を食べている息子が眠くてぐずっている時ふと松谷さんの絵本を「おさじさん」を思い出し読んでみることに。
するとどうあやしても激しく泣いていたはずの息子がおさじさんの絵が出てくるなり、「うぅ~」「あーうー、きゃっ」などと笑いだしたのにはびっくり。
絵本への食いつきぶりが良く、お話もゆったりとしたトーンで話せるので息子もその雰囲気に安心したのかなと思いました。
これを見たら泣き止む絵本というのが出てきている今の時代、松谷さんの絵本は赤ちゃんを安心させて、楽しませてくれる絵本であることがとても魅力的で、親子そろってお気に入りの絵本となっていることを嬉しく思いながら日々読ませていただいています。ありがとうございます。
読者さま

わたしのおさじさん(41歳・女性)

娘の離乳食が始まる時には、これを読もうと思っていました。
いよいよ初めての離乳食の日。
この日は娘のハーフバースデー。
そのプレゼントに用意していたおさじさんの絵本。
食べる前に読んでみると、キョトンとしていましたが、食べ終わった後にもう一度読みながら、娘のおさじさんを見せると、自分のおさじさんを握って、お話のおさじさんを不思議そうに見ていました。
松谷さんの絵本には、やっぱり子どもの心に響くエッセンスが溢れているのですね!
読者さま

お気に入りの絵本です

松谷みよ子さんの絵本が大好きです。食事のとき自分でスプーンを持って食べようと興味を持ち始めた娘のために購入しました。スプーンを持つまねをしたり、アーンと口をあけたりしながら喜んで見ています。お気に入りの絵本になりそうです。(兵庫県 K・E 34歳)
読者さま

娘へのプレゼントに(32歳・女性)

生後四ヶ月になる娘へのプレゼントに、この本を選びました。読み聞かせると、ウサギさんの絵を食い入るように見つめ、ときどき声を上げながら楽しそうににこにこします。
この笑顔がたまらなく愛おしくて、とても幸せな気持ちになります。
読者さま

おさじさん大好き(33歳・女性)

お部屋の中で少し離れた場所にいても、読み始めると笑顔で近づいてきてくれます。
お風呂で泣きそうになった時も、お話を始めるとニコニコに。
私も心が穏やかになれます。
娘と私のお気に入りです。
読者さま

仕事で子育てで…(保育教諭・41歳・女性)

松谷みよ子さんの絵本は娘が赤ちゃんの頃から大好きで、図書館で借りては再貸し出しして借り、そして購入と一冊ずつ我が家の本棚に仲間入りし、毎晩のように読み聞かせしていました。 その後、保育教諭の仕事を始め、今度は子どもたちに。CDに合わせて振り付けを交えながらページをめくるとみんな夢中で見入り、のせてのせてのリズムに合わせて一緒に手を振る子、いないいないばあで一緒に手で顔を隠していないいないばあをする子、いいおかおで「わたしを見て」と言わんばかりにいいおかおをして見せてくれる子、どの本も子ども達を幸せにしてくれる私の大好きな絵本です。でもなにより一番は我が娘がずっと大切にしているおさじさん。たまごがゆを作るといまだに絵本を持って来てテーブルに置き、ページをめくりながらうさぎのぼうやの真似をして嬉しそうに食べています。小学生になった今も読み聞かせの絵本に持ってくるお気に入りの一冊です。 これからもこれらの絵本と共に、子ども達の成長を見守っていければと思っています。
読者さま

おさじさんの大事な役割を、なかなか親から説明するのは難しいけれど、この絵本は、実に上手く描かれていて、すごいなぁと思います。(30歳・女性)

7ヵ月に入って、今では離乳食をもりもり食べてくれる我が子は、生後5ヵ月頃からこのおさじさんを読み聞かせていました。この絵本の読み聞かせのおかげなのか、スプーンを近づけるのも、口の中に入れるのも、初めて離乳食を食べさせるときからすんなりといき、驚きと感動でいっぱいでした。今では、スプーンを自分で持とうとします。まだまだ危なっかしくて、とても持たせるまではいきませんが、もう少し大きくなったら、スプーン、いや、おさじさんを思う存分持たせてあげたいな~って思っています! おさじさんの大事な役割を、なかなか親から説明するのは難しいけれど、この絵本は、実に上手く描かれていて、すごいなぁと思います。ちょっと野菜が苦手みたいなので、これから言葉を話せるようになって、食べたくないなどといつか言う日がもし来たら、おさじさんが来てくれたよ~なんて話しながら、絵本も読み続けてあげたいな~と思います。
読者さま

食育にも役立っています。(女性)

やさしい絵にいやされて、食育にも役立っています。大好きです。
読者さま

保育所での読み聞かせに(女性)

保育所で0歳児を担当しています。読み聞かせでよく読んでいます。「いないいないばあ」も!!
読者さま

私が小さい頃大好きだった絵本。(32歳・女性)

私が小さい頃大好きだった絵本。亡くなった母が,食の細い私によく読んでくれたのを思い出します。 今は読み聞かせする側として再びこの本を手にしました。変わらない優しい文章とかわいらしい絵で息子もお気に入りの一冊です。おくちへはこぶきしゃぽっぽ という表現がとても好きです。離乳食が始まり食の楽しさと大切さをこの本で学んでくれたらなぁと思っています。 この度松谷さんの訃報に驚いております。あかちゃんシリーズ全冊揃えるファンです。これからも大切にこの本と私も息子も成長していけたらと思っております。
読者さま

絵本に口をつけ、もぐもぐしています。(M.N.さん・主婦・33歳)

絵がとてもやさしく、子どもも(2歳)とても気に入っているようです。うさぎさんのごはんを一緒にたべようと絵本に口をつけ、もぐもぐしています。
読者さま

「おさじさん」の感想(T.N.さん・主婦・30歳)

子どもと楽しく読ませていただいています。
うさぎが“えーん えーん”と泣くところは娘も一緒に“えーん えーん”と泣きマネをしています。
読者さま

「おさじさん」の感想(H.M.さん・会社員・29歳)

私が幼い頃によく母に読んでもらった本で、自分の子どもが生まれたらぜひ読んであげようと思っていました。今読んでも温かいたまごがゆがとてもおいしそうです。
読者さま

パパも小さい頃に読んでいた本。(M.T.さん・主婦・27歳)

子どもにも読んであげることができて嬉しい。
読者さま

初めて子どもが選んだ本(Y.N.さん・31歳・女性)

『いないいないばあ』の裏表紙に、本の紹介で小さくでていた『おさじさん』の表紙を、何度も何度も指さしてながめているので購入しました。
本人はもう大喜び。何回も手渡され、読めとせがみます。
初めて子どもが選んだ本です。

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