コラム
2020.04.08
<あかちゃんとのおうち時間>いっしょにあそぼう!「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」
「わらべうた」と聞くと、皆さんはどんなうたを思い浮かべますか?
「メロディーがわからないから歌えない」「なんだか難しそう」と感じる方も多いかもしれません。
今日ご紹介するのは、あかちゃんといっしょに読んで、いっしょに遊べる「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズです。
『ねーずみ ねーずみ どーこいきゃ?』
ねーずみ、 ねーずみ、 どーこいきゃ?
わがすへ ちゅっちゅくちゅ…
わがすとは、「我が巣」、つまりお家のことです。
ページをめくると、だいすきな人にとびこむうれしさが広がります。1日の終わり、ほっとする時間に読むのもおすすめです。
『へっこ ぷっと たれた』
へっこ(おなら)がモチーフのかわいいおはなしです。
もとになったのは「おいっちにの だるまさん へっこ ぷっと たれた」というシンプルなわらべうたです。
絵本では「おいっちに おいっちに」とくり返され、そのリズムにあかちゃんも自然と体が動きます。
「ぷっ」というへっこの瞬間、登場人物たちのユーモラスな表情が印象的です。
『おせんべ やけたかな』
このわらべうたで遊んだ、という方も多いのではないでしょうか。
網の上のおせんべたちが、歌うたびにこんがりおいしそうに焼けていきます。
焼けたおせんべを顔にする、というのは絵を手がけた降矢ななさんのアイディアだったそうです。
つぎに焼けるのはどのおせんべかな?どんなお顔をしているかな?あかちゃんといっしょにわくわくしながらページをめくることができる1冊です。
作者のこがようこさんは、子どもとおはなしをつなぐ活動に20年以上携わってきました。刊行当時のインタビューで、こう語っています。
「わらべうたは、ずっと古くから伝わってきたもので、あかちゃんにとっても、お母さんにとっても心地いいものだと思っています。あかちゃんをトントンとあやすときのゆったりとしたリズムは、わらべうたのリズムそのものです。日本人だからこそ伝わりやすいとも思うのですが、今では『少し難しい』『よく知らない』といった声も聞かれます。絵本の形にすることで、わらべうたが広がっていくといいな、そうしてまた後の世代に伝承されていくといいな、そんな思いから今回の作品は生まれました。」
巻末には楽譜と、絵本のモチーフになったわらべうたの遊び方が紹介されています。
あかちゃんをおひざにのせたり、こちょこちょしたり――、ふれあいあそびをとおして、わらべうたをさらに楽しむことができます。
ゆったりとした気持ちで、あかちゃんといっしょに読んで遊んでくださいね。
(こがようこ・構成/文 降矢なな・絵)
「メロディーがわからないから歌えない」「なんだか難しそう」と感じる方も多いかもしれません。
今日ご紹介するのは、あかちゃんといっしょに読んで、いっしょに遊べる「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズです。
『ねーずみ ねーずみ どーこいきゃ?』
ねーずみ、 ねーずみ、 どーこいきゃ?
わがすへ ちゅっちゅくちゅ…
わがすとは、「我が巣」、つまりお家のことです。
ページをめくると、だいすきな人にとびこむうれしさが広がります。1日の終わり、ほっとする時間に読むのもおすすめです。
『へっこ ぷっと たれた』
へっこ(おなら)がモチーフのかわいいおはなしです。
もとになったのは「おいっちにの だるまさん へっこ ぷっと たれた」というシンプルなわらべうたです。
絵本では「おいっちに おいっちに」とくり返され、そのリズムにあかちゃんも自然と体が動きます。
「ぷっ」というへっこの瞬間、登場人物たちのユーモラスな表情が印象的です。
『おせんべ やけたかな』
このわらべうたで遊んだ、という方も多いのではないでしょうか。
網の上のおせんべたちが、歌うたびにこんがりおいしそうに焼けていきます。
焼けたおせんべを顔にする、というのは絵を手がけた降矢ななさんのアイディアだったそうです。
つぎに焼けるのはどのおせんべかな?どんなお顔をしているかな?あかちゃんといっしょにわくわくしながらページをめくることができる1冊です。
作者のこがようこさんは、子どもとおはなしをつなぐ活動に20年以上携わってきました。刊行当時のインタビューで、こう語っています。
「わらべうたは、ずっと古くから伝わってきたもので、あかちゃんにとっても、お母さんにとっても心地いいものだと思っています。あかちゃんをトントンとあやすときのゆったりとしたリズムは、わらべうたのリズムそのものです。日本人だからこそ伝わりやすいとも思うのですが、今では『少し難しい』『よく知らない』といった声も聞かれます。絵本の形にすることで、わらべうたが広がっていくといいな、そうしてまた後の世代に伝承されていくといいな、そんな思いから今回の作品は生まれました。」
巻末には楽譜と、絵本のモチーフになったわらべうたの遊び方が紹介されています。
あかちゃんをおひざにのせたり、こちょこちょしたり――、ふれあいあそびをとおして、わらべうたをさらに楽しむことができます。
ゆったりとした気持ちで、あかちゃんといっしょに読んで遊んでくださいね。
(こがようこ・構成/文 降矢なな・絵)
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わらべうたでひろがるあかちゃん絵本
あかちゃんと、いっしょによんで、いっしょにあそぼう!
※『ねーずみ ねーずみ どーこ いきゃ?』『へっこ ぷっと たれた』『おせんべ やけたかな』を収録した、3冊セットです。出産のお祝いやプレゼントにぴったりの美麗ケース付き。- 0・1歳~
- 2018年9月5日初版
- 揃定価3,135円 (本体2,850円+税10%)
- 立ち読み
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ねーずみ ねーずみ どーこ いきゃ?
ねーずみ、ねーずみ、どーこ、いきゃ? わがす(我が巣)へ、ちゅっちゅくちゅ……。
うさぎやこぐま、はなちゃんは……。ページをめくるたび、大好きな人にとびこむ喜びが広がります。
わらべうたにこめられた想いや、そこに感じる物語性を大切にした新シリーズの1冊。
あかちゃんは絵を見ながら、おかあさんやおとうさんの声を聞き、想像を広げます。
心地よいリズムで、ふれあいの時間をつくるファーストブックにぴったり。- 0・1歳~
- 2018年9月5日初版
- 定価1,045円 (本体950円+税10%)
- 立ち読み
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へっこ ぷっと たれた
おいっちに、おいっちに……と、きのこが歩いています。
ページをめくると、ぷっ! だれかがへっこ(おなら)をたれました。
あひるやだるまも歩いてきて、だれかが、ぷっ!
リズミカルなくりかえしの言葉と、ユーモラスでいきいきとした表情の絵に、心もはずみます。
あかちゃんはまだ言葉で話さなくても、絵本を読んでくれる人の鼓動を感じながら、体全体で何かを語りかけてくれます。そんな心と体のふれあいの時間をつくる絵本。- 0・1歳~
- 2018年9月5日初版
- 定価1,045円 (本体950円+税10%)
- 立ち読み
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おせんべ やけたかな
「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」でページをめくると、「やけた!」。
いちまいずつ、おせんべが焼けていきます。どのおせんべが焼けたかな?
こんがり焼けたおせんべはうれしそうに笑い、「おせんべやけたかな」と、いっしょに唱えてくれます。
わらべうたのリズムに合わせて、あかちゃんといっしょに指さししながら読んでも楽しい1冊。
巻末には絵本を読み終わったあと、あかちゃんとできるわらべうたのあそびも紹介。- 0・1歳~
- 2018年9月5日初版
- 定価1,045円 (本体950円+税10%)
- 立ち読み