童心社のおはなしえほん

まいごのモリーのおかいもの

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう

ひつじのモリーはおでかけするのがだいすきです。きょうはおかあさんと、あおぞらいちばにやってきました。
まずはやおやで、おやさいえらび。こんばんのシチューに、なにをいれよう? 
おつぎはざっかや。「どれがほしいか、いってごらん。ただし、ひとつだけね。」おかあさんがいいました。あれもこれもほしいのだけれど。
そこへ、おかあさんのともだちがやってきて、おしゃべりがはじまってしまいました。たいくつしたモリーが、ちかくのおみせをみていると、いつのまにかまいごになってしまいました……。でも、だいじょうぶ! モリーには、たよりになるすてきなあいぼうがいるのです。

ぜったいまいごになってしまう、ひつじのモリーのお話、シリーズ3作目です。
メガネ屋、カメラ屋、焼き芋屋……モリーといっしょに、市場にならぶ露店を見て回るのがたのしい絵本です。

  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 初版:2023年6月14日
  • 判型:B5変型判/サイズ:20.7×22.2cm
  • 頁数:36頁
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-01645-7
  • NDC:913

感想を書く

内容説明

ひつじのモリーはおでかけするのがだいすきです。きょうはおかあさんと、あおぞらいちばにやってきました。
まずはやおやで、おやさいえらび。こんばんのシチューに、なにをいれよう? 
おつぎはざっかや。「どれがほしいか、いってごらん。ただし、ひとつだけね。」おかあさんがいいました。あれもこれもほしいのだけれど。
そこへ、おかあさんのともだちがやってきて、おしゃべりがはじまってしまいました。たいくつしたモリーが、ちかくのおみせをみていると、いつのまにかまいごになってしまいました……。でも、だいじょうぶ! モリーには、たよりになるすてきなあいぼうがいるのです。

ぜったいまいごになってしまう、ひつじのモリーのお話、シリーズ3作目です。
メガネ屋、カメラ屋、焼き芋屋……モリーといっしょに、市場にならぶ露店を見て回るのがたのしい絵本です。

読者の声

読者さま

ワニは次に何になるのか楽しみです。(62歳・女性)

モリーの表情がかわいくて楽しく読みました。特にたこやきを食べている所や家族そろってシチューを食べている絵がいいなあと思いました。ワニやカエルがよく動いている所もおもしろかったです。モリーの家はどんな家なんだろうな、行ってみたいと思いました。ワニは次に何になるのか楽しみです。

もっと見る

関連情報

2023/11/21

<高知市>12/3(日)高知 蔦屋書店にて、こまつのぶひささんの読みきかせ&サイン会が行われます!

高知 蔦屋書店オープン5周年の記念イベントとして、絵本「まいごのモリー」の作者である高知県在住の絵本作家・こまつのぶひささんによる読みきかせ&サイン会が行われます。ぜひご家族でお出かけください。こまつ ...

続きを読む

2023/7/24

<和歌山>WAY書店 TSUTAYA田辺東山店にて「まいごのモリー」缶バッジをつくるワークショップ開催!

人気の絵本シリーズ「まいごのモリー」の缶バッジをつくるワークショップが、WAY書店 TSUTAYA 田辺東山店にて開催されます。モリーのイラストにぬりえをして、世界にひとつの缶バッジをつくることができ ...

続きを読む

2023/7/4

<新刊紹介②>本屋さんもだいすき! 『まいごのモリーのおかいもの』のかわいいPOPをご紹介します

おでかけが大好きだけどだいたいまいごになってしまうひつじのモリーが主人公。絵本「まいごのモリー」シリーズの新作『まいごのモリーのおかいもの』が刊行されました。 これまでモリーへの愛情たっぷりのご展開を ...

続きを読む

2023/6/22

<埼玉県>6/25(日)未来屋書店大宮店にて「まいごのモリー」缶バッジをつくるワークショップ開催!

おでかけが大好きだけれど、だいたいまいごになってしまうひつじのモリーが主人公。「まいごのモリー」シリーズ最新作『まいごのモリーのおかいもの』の発売を記念して、埼玉県さいたま市の未来屋書店大宮店にて缶バ ...

続きを読む

2023/6/22

〈高知県〉こまつのぶひささん 読み聞かせ&サイン会が開催されます。

「まいごのモリー」シリーズの作者、こまつのぶひささんのご出身地である高知県の書店にて、読み聞かせ&サイン会が行われます。お近くの方はぜひご参加ください。 ① TSUTAYA野市店■ 日 時:2023年 ...

続きを読む

2023/6/20

<新刊紹介①>おかいものってたのしいね! 『まいごのモリーのおかいもの』

おでかけ大好き! でも、だいたいまいごになってしまうひつじのモリーが主人公。人気の絵本シリーズに、新作『まいごのモリーのおかいもの』が登場しました。きょう、モリーはおかあさんと青空いちばへおかいものに ...

続きを読む

もっと見る

書評

モリーは今日もまいご がんばれ、わにのかばん! 母のひろば710号(2023年7月15日発行)
 「モリーはひとりでおでかけできるのですが、だいたいまいごになるのです」。
 まいごのモリーシリーズには、いつもこんな一文が入っています。
 怖いもの知らずで天真爛漫なモリーと、そんなモリーを温かく見守る“わにのかばん”たちのおはなしも、おかげさまで第3弾となりました。
 今回は青空市場が舞台ということで、読者のみなさんに、モリーと一緒に買い物を楽しんでもらえるような絵本にしたいと思って作りました。青空市場には、とにかくいろいろなお店があるので、「なんか変なもの売ってる!」とか「これ買いたい!」とか言いながら、繰り返し何回でも読んでほしいです。はたこうしろうさんの描く絵は遊び心満点。まるで宝探しをするかのように、じっくり楽しんでもらえると思います。
 このシリーズのお話を考えていて一番楽しいところは、モリーがわにのかばんにムチャ振りをするところ。このかばん、かばんですが、わになのです。しかもしゃべります。モリーにとってわにのかばんは、友達のような、家来のような、それでいて頼れる兄貴のような、とっても不思議な関係です。今回もエッジの効いた活躍をしてもらいました。わにのかばんがモリーのまいごをどうやって解決するのか、どうぞお楽しみに。
 なんて優秀なわにのかばん。僕も欲しい。
こまつのぶひさ/絵本作家

もっと見る