2023.06.20

<新刊紹介①>おかいものってたのしいね! 『まいごのモリーのおかいもの』

おでかけ大好き! でも、だいたいまいごになってしまうひつじのモリーが主人公。
人気の絵本シリーズに、新作『まいごのモリーのおかいもの』が登場しました。


きょう、モリーはおかあさんと青空いちばへおかいものに出かけます。

くだものやさん、カメラやさん、アイスクリームやさんに、おもちゃやさん。
たくさんのお店とたくさんのお客さんで大にぎわいです。


ふたりは、ろばのやおやさんで、今夜のシチューにいれる野菜を買いました。
カンガルーの雑貨やさんでは、おかあさんがジョーロを買いました。
どうやらモリーもほしいものがあるようです。

おかいもののとちゅうで、おかあさんがおともだちにばったり会いました。
それからなが~いおしゃべりがはじまってしまったのです。

まちくたびれたモリーがちかくのお店を見ていると、どこからかいいにおいがしてきました……。


今回もモリーはまいごになってしまうようですよ。
でも、だいじょうぶ。
わにのかばんやかえるのさいふ、たのもしい仲間がいっしょですからね。

モリーといっしょにおかいものを楽しむ気分で読んでみてくださいね。


(こまつのぶひさ・ぶん はたこうしろう・え)
まいごのモリーのおかいもの

童心社のおはなしえほん

まいごのモリーのおかいもの

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう

ひつじのモリーはおでかけするのがだいすきです。きょうはおかあさんと、あおぞらいちばにやってきました。
まずはやおやで、おやさいえらび。こんばんのシチューに、なにをいれよう? 
おつぎはざっかや。「どれがほしいか、いってごらん。ただし、ひとつだけね。」おかあさんがいいました。あれもこれもほしいのだけれど。
そこへ、おかあさんのともだちがやってきて、おしゃべりがはじまってしまいました。たいくつしたモリーが、ちかくのおみせをみていると、いつのまにかまいごになってしまいました……。でも、だいじょうぶ! モリーには、たよりになるすてきなあいぼうがいるのです。

ぜったいまいごになってしまう、ひつじのモリーのお話、シリーズ3作目です。
メガネ屋、カメラ屋、焼き芋屋……モリーといっしょに、市場にならぶ露店を見て回るのがたのしい絵本です。

  • 3歳~
  • 2023年6月14日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
まいごのモリーとわにのかばん

童心社のおはなしえほん

まいごのモリーとわにのかばん

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう

ひつじのモリーは、おでかけするのがだいすきです。
森でも海でも沼地でも、ひとりでおでかけできるのでした。
でも、だいたいまいごになるのです。
おとうさんがくれた、わにのかばんをもって、きょうもおでかけするのですが……
きまぐれで、いきあたりばったりのモリーの姿は、幼い子どもそのものです。
どこへでも歩いていけるモリーを、そっと見守るのは、なんとわにのかばん!?
ユーモラスでいて心あたたまるお話です。
審査員の満場一致で、第13回絵本テキスト大賞を受賞した作品です。

  • 4・5歳~
  • 2022年2月28日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
まいごのモリーとこうもりのかさ

童心社のおはなしえほん

まいごのモリーとこうもりのかさ

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう

ひつじのモリーはおでかけするのがだいすき。どこへだって、ひとりでおでかけできるのです。
きょうは、おとうさんをバスていまでおむかえです。わにのかばんと、おとうさんのこうもりがさをもって、雨ふるこみちをあるきます。けれども、あるいてもあるいても、ちっともバスていにつきません。どうやら、まいごになってしまったようです。
でも、モリーはへっちゃら。だって、おとうさんのこうもりがさには、すてきな秘密あるから。それはね……。

わにのかばんをおともに、モリーが元気いっぱいにおでかけしていきます! 『まいごのモリーとわにのかばん』に続く、シリーズ第2作目です。

  • 4・5歳~
  • 2022年9月14日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み