2019.02.25

インド・ニューデリーにて『さがしています』原作の舞台が開催!

原爆によって被爆し、持ち主を失った「もの」たちを描いた写真絵本『さがしています』(アーサー・ビナード 作/岡倉禎志 写真)
この作品は、2016年8月から国際交流基金の協力を得てインドでヒンディー語版として刊行されています。
ヒンディー語版タイトル『MAIN DHOONDH RAHA HOON』はヒンディー語で『さがしています』を意味する言葉。

この作品に感銘を受けたインドの演劇家LokendraTrivedi さんにより、この作品に着想を得た演劇の舞台が、2月28日にニューデリーにて開催されます。
詳しくはこちらの国際交流基金のページをご覧ください。

(追記:2019.3.4)『さがしています』ヒンディー語版を翻訳され、今回の舞台開催にも関わられた翻訳家の菊池智子さんが、今回の舞台の様子をブログで紹介されています。
あわせてご覧ください。

演劇 ヒンディー語版「さがしています」公演
さがしています

単行本絵本

さがしています

アーサー・ビナード 作/岡倉禎志 写真

「おはよう」「がんばれ」「いただきます」「いってきます」「ただいま」「あそぼ」そのことばをかわすことができる、みんなの生活は、どこへいったのか?
 1945年8月6日の朝、ウランの核分裂が広島で引き起こしたことは、どこまで広がるのか?
ピカドンを体験したカタリベたちは、さがしています─たいせつな人びとを、未来につづく道を。
ヒロシマから今をみつめる写真絵本。

  • 小学3・4年~
  • 2012年7月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み