ももんちゃん あそぼう

なでなで ももんちゃん

とよたかずひこ さく・え

きんぎょさん、おばけさん、げんきないね。おなか、いたいんだって。
ねえ、きんぎょさんとおばけさんのおなか……なでなでしてくれる?

 小さなあかちゃんにも、だれかにやさしくしたい、人に笑顔になってほしいという気持ちがあります。また、あかちゃんは自分が感じたことを声や表情だけでなく、体を動かして表現します。

この絵本はそんなあかちゃんが絵本の登場人物にふれ、つながっていく嬉しさを味わえる参加型絵本です。

  • 定価990円 (本体900円+税10%)
  • 初版:2016年3月1日
  • 判型:B5変型判/サイズ:21×18.7cm
  • 頁数:24頁
  • 0・1歳~
  • ISBN:978-4-494-01537-5
  • NDC:913

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内容説明

きんぎょさん、おばけさん、げんきないね。おなか、いたいんだって。
ねえ、きんぎょさんとおばけさんのおなか……なでなでしてくれる?

 小さなあかちゃんにも、だれかにやさしくしたい、人に笑顔になってほしいという気持ちがあります。また、あかちゃんは自分が感じたことを声や表情だけでなく、体を動かして表現します。

この絵本はそんなあかちゃんが絵本の登場人物にふれ、つながっていく嬉しさを味わえる参加型絵本です。

読者の声

読者さま

親としても何回読んでも楽しい作品です(28歳・女性)

はじめてセットの3冊をギフトとしてもらってからももんちゃんファンになりました。娘は気に入った本を何回も何回も読むようにせがんできますが、親としても何回読んでも楽しい作品です。やわらかく優しそうなイラスト、声に出すと心地の良いリズムになる文章が大好きです。この作品ではみんなになでなでする娘が見れていやされました。
読者さま

うれしく読みきかせています(40歳・女性)

「ももんちゃん」シリーズは何冊か購入し、読み聞かせております。なかでも『なでなで ももんちゃん』は1才5ヶ月の娘のハートを射抜いたらしく、一度読むと3度は繰り返し読ませられます。私もうれしく読みきかせています。

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書評

なでなで、ふーふーは あったかい(母のひろば623号) 2016年4月26日
 人はだれでも、どーんと受け止めてくれる母親のような人が必要なんだなあ。走って、転んで、泣いて、笑って、いつも元気いっぱいのももんちゃんは、あたたかいママの胸に飛び込んでいけるものねえ。おとなだって、なでなでしてくれる、そんなあったかい気持ちにふれたいものです。

 子育て広場で、やっと歩けるくらいの1歳前後から3歳の子どもたちと一緒に『なでなで ももんちゃん』を楽しんできました。おなかがいたくて元気がないきんぎょさん、おばけさん。おなかをなでなでしてあげると……笑顔になりました! さぼてんさんも、おなか、いたいんだって……。

 とよたさんの絵本の魅力のひとつは、読み手が意図しなくても、読者の子どもたちが参加してくれること。読み聞かせするのではなく、子どもたちと読みあう絵本なのです。この絵本でも、子どもたちはいつもママにしてもらっているからか、まるで自分がみんなのママになったかのように手をのばし、なでなでしてくれました。さぼてんさんのとげとげはいたいとわかっているのか、とげとげの間を指先でそーっとそーっと。それからお口をとがらせて、ふーふー。

 元気になったおともだちを見て、ママの顔を見上げ、「わたしが治してあげたのよ」といわんばかりの得意げな様子。やさしい気持ちがきっと、ももんちゃんやきんぎょさん、おばけさん、さぼてんさんにも伝わってるよ。
渕上 野乃/JPIC読書アドバイザー

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