絵本・ちいさななかまたち

びゅんびゅんごまがまわったら

びゅんびゅんごまがまわったら

立ち読み

宮川 ひろ 作/林 明子

こうすけたちと、あまのじゃくな校長先生とのびゅんびゅんごま合戦の結果……。

  • SLA選定/<よい絵本>
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税)
  • 初版:1982年7月20日
  • 判型:B5変型判/サイズ:20.7×22.2cm
  • 頁数:48頁
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-00603-8
  • NDC:909

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読者の声

孫と一緒になつかしい遊び
私たちが子どもの頃遊んだ、いろいろの遊びがでていて、とても懐かしく、楽しく読みました。
そして、孫と一緒にびゅんびゅんごまをまわして遊びました。(Y.T.さん・67歳・女性)
絵本からつながる楽しさ
私の勤務している保育園も、かえで小学校のように自然に恵まれた広い園庭、実のなる木などたくさんあります。この絵本を読んで、年長組の子どもたちがびゅんびゅんごま作りとまわすことに挑戦し、16名全員がまわせるようになりました。これが小さいクラスの子どもたちにも継承され、「びゅんびゅんごまのうた」まででき、みんなで歌っています。
この絵本から楽しさがつながっています。(S.Y.さん・51歳・女性)
やってみたいな
こうすけたちや校長先生が、3つや4つのびゅんびゅんごまをまわしているのがすごかった。竹馬、くびかざりやタンポポびなや、くさぶえなど、自然のなかでの遊びがおもしろく、やってみたいなと思った。あんなに楽しそうな遊び場があるなんて、すてきだと思った。(11歳・男性)
大人と子どものふれあい
現在3年生の長女が、びゅんびゅんごまを回すのに夢中になっていた時期があったことを、なつかしく思い出しました。
わが子も含め、今の子は校長先生と親しくする機会ってあるのかな? 大人と子どものふれあいって、大切だなーと考えさせられた一冊です。(M.S.さん・36歳・女性)
びゅんびゅんごまに熱中
あまり遊びに熱中したことのない5歳の息子が、めずらしくびゅんびゅんごまにはまりました。自分で作り、足で回せるようになりました。ありがとうございます。(M.O.さん・39歳・女性)

書評

日本の学童ほいく2011年2月号 2011年1月17日 私のおすすめこの絵本
 子どもたちにこの本を見せると「びゅんびゅんごま知ってる」と興味津々で絵本の世界に入ってきます。読み進めると、遊び場を取り戻そうと悪戦苦闘している主人公たちに自分を重ねて、ハラハラドキドキしているようです。
 先日は、読み終わるとすぐに「びゅんびゅんごまがしたい」と声があがりました。南国市では、幼稚園や保育所でびゅんびゅんごまに取り組んでいるところが多いので、回せる子どもが比較的多いのです。
「先生、はようみてや!」と足を高く上げて1つ2つと回し始める子、回せない友達に「こうやってみいや」と伝授して「できた! できた!」と飛び上がって喜び合う子、子どもたちのにぎやかな声が学童保育中に広がります。「保育園が懐かしいな」と昔話に花を咲かせる子もいます。私も今まで出会った子どもたちを思い出し、子どもたちがこの純真な気持ちを何かのときに思い出してほしいと願います。
 この絵本は文章と絵とのバランスが絶妙で、2度、3度と読み込んでいくと自分だけのストーリーが広がります。子どもと子ども、子どもと大人とが深くかかわれるきっかけになってくれるような、すてきな本です。
 びゅんびゅんごまは、厚紙とたこ糸さえあれば、簡単に作れるのでぜひ作って遊んでみてください。
 最後の場面での、いじわるそうな校長先生のおちゃめな素顔がほのぼのとして、なんともいえない余韻がたまらない、おすすめの一冊です。
高知県南国市・学童クラブ指導員
朝日小学生新聞 2010年2月27日
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藤田のぼる(児童文学評論家)
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