2025.03.27

刊行50周年記念 深掘り企画② おしいれのぼうけん “出会い直し” ゼミ

幼いころ読んだ『おしいれのぼうけん』


子どもはなぜ、心ひかれるのか?
次の世代へどのように手渡していけばいいのか?
児童文学研究者の宮川健郎先生による、一夜限りの特別ゼミです。
みなさんが抱きつづけてきた『おしいれのぼうけん』への思いを共有し、作者たちの仕事の全体や現代児童文学史もふまえながら、さらに深める学びのひととき。

語りつくして語りつぐ、『おしいれのぼうけん』深堀りイベント第2弾です。
ぜひご参加ください。
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講師
宮川健郎 Takeo Miyakawa
大阪国際児童文学振興財団 理事長。武蔵野大学名誉教授。日本児童文学者協会評議員。あまんきみこ研究会代表。日本児童文学専攻。著書に『現代児童文学の語るもの』(NHKブックス1996年)、『物語もっと深読み教室』(岩波ジュニア新書2013年)など多数「全集古田足日子どもの本」(童心社1993年)編集協力。企画展「没後10年 古田足日のぼうけん」(神奈川近代文学館2024年)編集委員。


コーディネーター
橋口英二郎 Eijiro Hashiguchi
童心社 取締役編集長

1965年長崎県生まれ。教育画劇、ポプラ社を経て2003年童心社へ入社。編集担当した作品に、「バッテリー」シリーズ(あさのあつこ/教育画劇)、『かあちゃん取扱説明書』(いとうみく)『先生、しゅくだいわすれました!』(山本悦子)、「いばらの髪のノラ」シリーズ(日向理恵子)『くろくんとちいさいしろくん』(なかやみわ)、『空と星と風の歌』(小手鞠るい)他、紙芝居も多数ある。

◆刊行50周年記念 深掘り企画② おしいれのぼうけん “出会い直し” ゼミ
・日   時:2025年5月16日(金) 18:30~20:00(終了後懇親会を予定)
・場   所:童心社4F KAMISHIBAIホール
・定   員:15名
・参 加 費:2,500円(税込 会場費・懇親会費含む)当日会場にてお支払いください。
・お申し込み:こちらのお申し込みフォームから必要事項をご入力ください。
       URL https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=3351
・締   切:2025年4月30日(水)24:00 
       お申し込み多数の場合は抽選とし、すべての方へ2025年5月2日(金)までにご連絡いたします。

<アーカイブ配信のご案内>
イベント実施後1週間程度を目途に、アーカイブ配信を行います。ご視聴希望の方はこちらからお申し込みください。
・参 加 費:1,500円(税込)
・U R L:https://oshiire502.peatix.com
・視聴期間 :~2025年8月31日(日)23:59
・販売期間 :~2025年8月31日(火)12:00

<お問い合わせ>
童心社「おしいれのぼうけんイベント」係
TEL:03-5976-4181 
FAX:03-5978-1078 
Mail:webinfo@doshinsha.co.jp(件名を「おしいれのぼうけんイベントについて」としてください)
おしいれのぼうけん

絵本・ぼくたちこどもだ

おしいれのぼうけん

ふるたたるひたばたせいいち

お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。
ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計239万部を超えるロングセラー絵本。

  • 3歳~
  • 1974年11月1日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み