2024.02.19

<メディア>2/23(金・祝)ドキュメンタリー「これは僕の物語 絵本作家・田島征彦」放送決定!

2月26日に「じごくのそうべえ」シリーズ最新作『花見じゃ そうべえ』を刊行となる、絵本作家の田島征彦さん。
最新作の制作を追い、これまでの生き方にせまったドキュメンタリー「これは僕の物語 絵本作家・田島征彦」が2月23日(金・祝)に放送されます。

●「これは僕の物語 絵本作家・田島征彦」
『じごくのそうべえ』で知られる絵本作家・田島征彦さん(84)。
去年秋、「じごくのそうべえ」シリーズの最新作を創作する現場にカメラが入った。
しかし取材は思わぬ方向へ。語られたのは20年来暮らす瀬戸内・淡路島を舞台にした作品の創作秘話。
明らかになる絵本作家としての流儀。多作を好まず、心から納得する作品のみを世に送り続けてきた執念と、同じ絵本作家として活躍してきた双子の弟への葛藤。
気骨の絵本作家の半生に迫る。
語り:井本千晶 (NHK松山放送局 キャスター)

【放送予定】
・2月23日(金) 総合(四国向け) 19:30~19:55
・(再)2月24日(土) 総合(四国向け) 11:15~11:40
※放送後NHKプラスで全国配信予定
花見じゃ そうべえ

童心社の絵本じごくのそうべえシリーズ

花見じゃ そうべえ

たじまゆきひこ

虫歯だけでなくよい歯まで抜いてしまった 歯ぬき師のしかい。
綱渡りの最中に綱から落っこちてしまった 軽業師のそうべえ。
そうべえが手遅れだと誤診してしまった 医者のちくあん。

「みんな!! しゅぎょうを するのじゃ!
お山の雪もとけて、春の花が さきはじめておる」

修行が足りないできそこないの3人を連れて、山伏のふっかいが向かった先は……。

「そうべえ」シリーズ7作目。

  • 4・5歳~
  • 2024年2月20日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
じごくのそうべえ

童心社の絵本じごくのそうべえシリーズ

じごくのそうべえ

たじまゆきひこ

「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。」綱わたりの最中に、綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。気がつくと、そこ は地獄。火の車にのせられ、山伏のふっかい、歯ぬき師のしかい、医者のちくあんと三途の川をわたってえんま大王の元へ。4人はふんにょう地獄や、針の山、熱 湯の釜になげこまれ、人を食べる人呑鬼にのみこまれます。そうべえたちははたして生き返ることができるのか、あとは読んでのお楽しみ。

桂米朝の高座で名高い上方落語の「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)を題材に、関西弁を駆使して描く、スケールの大きな落語絵本で す。第一回絵本にっぽん賞を受賞した、ユーモラスなストーリーが子どもたちに大人気のロングセラー絵本。

  • 3歳~
  • 1978年5月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
なきむしせいとく

童心社の絵本

なきむしせいとく

たじまゆきひこ

《沖縄に40年以上通い続けてきた著者が描く「沖縄戦」》

ここは1945年の沖縄。ぼくの名前は「せいとく」です。
いつも泣いているので、みんなから「なちぶー」とよばれています。
父に続き、兄も兵隊となり、ぼくは母と妹の3人で、南へ逃げることになりました。

絵本作家・田島征彦は、40年以上取材を重ね、これまでにも「沖縄の絵本」を描いてきました。
(『とんとんみーときじむなー』[1987年]『てっぽうをもったキジムナー』[1996年]『やんばるの少年』[2019年、いずれも童心社・刊])

本作では、長年の取材の集大成として、真っ正面から「沖縄戦」を描きます。

  • 小学3・4年~
  • 2022年4月30日初版
  • 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
  • 立ち読み