2023.09.29

<新刊絵本>こんなハロウィンだったら最高! 『やっぱりハロウィン』

子どもたちにとって楽しみな秋のイベント、ハロウィンが近づいてきました。
今回は園生活をえがいた累計260万部(※)の「ピーマン村」シリーズから『やっぱりハロウィン』をご紹介します。

この絵本は『さつまのおいも』『おおきくなるっていうことは』などでおなじみ、中川ひろたかさん、村上康成さんの人気コンビが手がける「ピーマン村」シリーズの最新作!

6年ぶりとなる新作の中でも、子どもたちは思いっきり遊んでいます。
そしてもちろん子どもたちに負けないくらい、先生たちも本気で遊んでいます。

「こんなハロウィンだったら最高!」
ハロウィンに読みたい新定番絵本ができました!


「あしたは、ハロウィンですね。
みなさん、ハロウィンって しってますか?」

ひろみ先生の一言に、子どもたちは元気にこたえます。

「うん、へんそうするんだよね。」

ほかにも、かぼちゃを飾ること、「おかしをくれなきゃいたずらするぞ」って大人をおどかすこと、などなど。みんないろいろ知っているんですね。


翌日、思い思いの格好でやってきた子どもたちは、ご近所をまわります。
お菓子ももらって大満足!

そのままえんちょう先生のところにも行ったけれど、なんだかとっても忙しそうで、全然とりあってくれませんでした。
お菓子もくれないというえんちょう先生。

「えんちょうせんせい、つまんなーい」

そこで、子どもたちは本当にいたずらをすることにしました。

子どもたちを本気にさせてしまったえんちょう先生は、大変な目にあうことに……
いったいどんないたずらなのか、絵本でたしかめてみてくださいね!


(中川ひろたか・文 村上康成・絵)

※…「ピーマン村の絵本たち」シリーズ、「ピーマン村のおともだち」シリーズの合計部数
やっぱりハロウィン

ピーマン村のおともだち

やっぱりハロウィン

中川ひろたか 文/村上康成

今日はハロウィン。
みんなはへんそうして、園にやってきました。
子どもたちとひろみ先生は、おさんぽにでかけて、いっけんいっけんたずねます。
「おかしをくれなきゃいたずらするぞぉ」
みんな、おかしをたくさんもらいました。

「えんちょうせんせいのところいこうよ」と、えんちょうしつをたずねる子どもたち。
ところが、
「しごとがあっていそがしいのです。おかし? そんなのありませんよ」
と、忙しそうなえんちょう先生。
子どもたちはがっかりです。
「よーし、おかしくれないんだったら、いたずらしちゃおうよ」
と、ほんとうにいたずらしちゃうことに!
子どもたちは、どんないたずらを考えたのでしょう?

シリーズおなじみの元気な子どもたちと、おおらかな先生たちがおりなす、楽しいハロウィン絵本です。

  • 3歳~
  • 2023年8月30日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
さつまのおいも

ピーマン村の絵本たち

さつまのおいも

中川ひろたか 文/村上康成

おいもだって、土の中でくらしている。ごはんも食べるし、歯もみがきます。トイレにも行くし、お風呂にも入ります。トレーニングで体をきたえて、さあ、子どもたちと綱引きです。
「うんしょ とこしょ うんしょ とこしょ…」スッポーン!と綱引き勝負はおいもたちの負け。
たくさんとれたサツマイモで、みんなで楽しい焼きイモ大会。子どもたちほくほくおいしいサツマイモをいっぱい食べますが…。
さあ、最後に勝ったのは…? 
おいものおいしい季節にもぴったりな、大人気ロングセラー絵本。

  • 3歳~
  • 1995年6月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
おおきくなるっていうことは

ピーマン村の絵本たち

おおきくなるっていうことは

中川ひろたか 文/村上康成

服が小さくなったり歯が生えたり、目に見えることもあるけれど、我慢できたり判断できたり、自分より小さな人に優しくなれたり、大きくなったなあ、って思えることがいっぱい。
成長のよろこびが実感できる絵本。

  • 3歳~
  • 1999年1月25日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み