2021年に刊行した童心社の新刊読みものを、対象年齢ごとにご紹介します。
今回は小学校低学年、中学年向け編です。

≪小学校1・2年生～≫

★『めいたんていサムくんと なぞの地図』
(那須正幹　作／はたこうしろう　絵)

空色のハンカチのにおいをすいこむと推理がさえわたる、めいたんていサムくん。
ある日、古い地図をひろったサムくんたち子どもたんてい団が、そのなぞにせまる！
那須正幹さんの最後の作品となりました。


★『かせいじんのおねがい』
(いとうひろし　作)

ともだちの家からかえるとちゅう、ぼくは火星人に出会った。
火星人はうそをつけないというけど……？
うそをついたことがある、すべての地球人におくる一冊。

≪小学校3・4年生～≫

★『猫町ふしぎ事件簿　猫神さまは月夜におどります』
(廣嶋玲子　作／森野きこり　絵)

猫の相談役になった遠矢は、猫の言葉がわかり、夜、猫になることもできる。
そんな遠矢が満月の夜、オンボロ屋敷によびだされて、猫神さまにたのまれたのは……。
廣嶋玲子さん話題のシリーズ第2弾！

「猫町ふしぎ事件簿」特設ページ
https://www.doshinsha.co.jp/special/nekomachifushigijikenbo/


★『みんなのためいき図鑑』
(村上しいこ　作／中田いくみ　絵)

授業参観にむけて、たのちんの班は「ためいき図鑑」をつくることになった。
でもいっしょの班の加世堂さんは、保健室登校で、教室にはちっともきてくれなくて……。
家族や友達との関係にゆれる子どもの気持ちを、鮮やかに描いた物語。


★『クローバーと魔法動物　ライバルは夏の終わりに』
(ケイリー・ジョージ　作／久保陽子　訳／スカイエマ　絵)

魔法動物紹介所ではたらくクローバーは、新しいスタッフ、オリバーと仕事をすることになりました。
けれどオリバーとは仲よくなれそうになくて……。
「クローバーと魔法動物」シリーズ最終巻！


★『願いがかなう自動はんばいき　ジャンケン必勝てぶくろ』
(山口タオ　作／たかいよしかず　絵)

どこからともなくやってくるロケット型の自動はんばいき。
そこで買えるのは、子どもの願いをかなえる摩訶不思議なグッズです。
短いお話を3編収録。新シリーズ「願いがかなう自動はんばいき」第1弾。


★『先生、感想文、書けません！』
(山本悦子　作／佐藤真紀子　絵)

夏休みの登校日、みずかは先生に「だって書けないんだもん。」と言いました。
書かないわけにはいかない感想文、みずかはある作戦を思いつきました。
人気読みもの『先生、しゅくだいわすれました』の姉妹編。

著者・山本悦子さんのインタビューはこちら
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=2388


★『はんぴらり！①妖怪だらけの夏休み』『はんぴらり！②秋の宴はおおさわぎ』
『はんぴらり！③神さまはてんてこまい』『はんぴらり！④きけんなきけんな鬼退治』［増補新版］

廣嶋玲子さんシリーズデビュー作の「はんぴらり！」シリーズが増補新版で登場。
小学校4年生の武と、半人前の神様「はんぴらり」の鈴音丸の奇妙な大冒険がはじまる！


自分で読む楽しさを味わえる作品がそろいました。
気になる一冊をぜひ手にとってみてくださいね。