2021.08.03

〈長野県北安曇郡〉8/7(土)田島征彦さんアーティストトークが開催

長野県の安曇野ちひろ美術館にて絵本作家・田島征彦さんの原画展が開催中です。
今週末にイベントがございますので、お近くの方は、どうぞ足をお運びください。

◆ 田島征彦 アーティストトーク

田島征彦さんが、制作秘話や絵本に対する想いなどについて語るアーティストトークを開催します。
原画が展示中の絵本の“よみ語り”もしてくださる予定です。

【日 時】 2021年8月7日(土) 10:30-11:30
【会 場】 安曇野ちひろ美術館
【定 員】 30名
【参加費】 無料(入館料別)
【申 込】 要事前予約(安曇野ちひろ美術館 公式サイト/TEL.0261-62-0772)

◎お申し込みはこちら
https://chihiro.jp/azumino/events/90485/

〈開催中の展覧会〉
◆ 現代の町絵師 笑いと反骨の画家 田島征彦展

絵本デビュー作である『祇園祭』をはじめ、抱腹絶倒の『じごくのそうべえ』、現代の社会に生きる子どもたちに視点をあてた『やんばるの少年』などの原画を紹介します。
また、大型インスタレーションも展示します。

■ 会 期:2021年6月5日(土)〜2021年9月5日(日)
■ 場 所:安曇野ちひろ美術館
〒399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358-24
https://chihiro.jp/azumino/exhibitions/19371/


やんばるの少年

童心社の絵本

やんばるの少年

たじまゆきひこ

沖縄県やんばるの森には、ここにしかいない鳥や虫などがたくさんいます。ぼくと弟げんたと、友達のハルコは、川でうなぎをとったり、バンシルーの木にのぼって実を食べたりする仲良し。そんなある日、オスプレイのヘリパッド建設が始まって、森の木すれすれにオスプレイが滑空するようになりました。ハルコの家族は、引っ越すことになって…。
森に暮らす子どもの視点から、静かで安全な暮らしを奪われる不条理さを描いた力作。

  • 小学3・4年~
  • 2019年5月20日初版
  • 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
  • 立ち読み
新版 祇園祭

単行本絵本

新版 祇園祭

田島征彦 さく

千年あまりの歴史を持つ祇園祭の壮麗で美しい世界を、祭りを支える京都の町衆の心意気を通して力強く描く型絵染めによる絵本。
本書は1976年7月発行の『祇園祭』の一部を訂正・加筆したものです。

  • 4・5歳~
  • 2005年3月15日初版
  • 定価2,750円 (本体2,500円+税10%)
  • 立ち読み
じごくのそうべえ

童心社の絵本じごくのそうべえシリーズ

じごくのそうべえ

たじまゆきひこ

「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。」綱わたりの最中に、綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。気がつくと、そこ は地獄。火の車にのせられ、山伏のふっかい、歯ぬき師のしかい、医者のちくあんと三途の川をわたってえんま大王の元へ。4人はふんにょう地獄や、針の山、熱 湯の釜になげこまれ、人を食べる人呑鬼にのみこまれます。そうべえたちははたして生き返ることができるのか、あとは読んでのお楽しみ。

桂米朝の高座で名高い上方落語の「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)を題材に、関西弁を駆使して描く、スケールの大きな落語絵本で す。第一回絵本にっぽん賞を受賞した、ユーモラスなストーリーが子どもたちに大人気のロングセラー絵本。

  • 3歳~
  • 1978年5月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み