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<ニュース>酒井京子オンライン講演会「田畑精一さんとの絵本づくり」配信スタート!
関連イベントとして4月25日(日)に開催された酒井京子(童心社会長)によるオンライン講演会「田畑精一さんとの絵本づくり」が、このたび動画共有サイトvimeoにて配信されることとなりました。
当日行われた講演全編と、Q&Aをご覧いただくことができます。
ご都合が合わずご参加いただけなかった皆様、ぜひご覧ください。
●酒井京子オンライン講演会「田畑精一さんとの絵本づくり」
動画共有サイトvimeo
https://vimeo.com/ondemand/tabata/
くわしくはちひろ美術館・東京のホームページをご覧ください。
https://chihiro.jp/tokyo/news/13283/
「没後1年 田畑精一『おしいれのぼうけん』」展、東京会場での開催は6月13日までとなっています。
■日 時:2021年3月16日(火)~6月13日(日) 10:00~17:00(最終入館16:30)
※新型コロナウイルス感染症拡大を鑑み、当面の間、10:00~16:00(最終入館15:30)に短縮。
■場 所:ちひろ美術館・東京
〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
■入館料:大人1,000円、高校生以下無料
https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/15744
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おしいれのぼうけん
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。
ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計239万部を超えるロングセラー絵本。- 3歳~
- 1974年11月1日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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ダンプえんちょうやっつけた
港や工場でたくさんの人が働いている、ひがしはまの町。この町のまん中にわらしこ保育園があります。体の大きな園長先生は、こどもたちからダンプえんちょうと呼ばれています。わらしこ保育園の年長クラスくじら組は全部で9人。くじら組でいちばん小さい子はさくらです。すぐ「こわいんだもーん」というので、みんなはさくらのことを弱虫だと思っています。
「ひがしはまの町中が、わらしこの運動場だよ」
神社の石段はすべりだい、じぞう山の太い木のつるは、ブランコです。
ある日、ダンプえんちょうとひなた山にやってきたくじら組の9人は、ほら穴をみつけて、海賊ごっこをはじめます。
さくらはお姫様の役になりますが、海賊からかくれているお姫様がつまらなくなり、今度は自分から海賊になります。さくらは海賊になりきって、こわかったチャンバラごっこが、できるようになります。海賊になったこどもたち9人は、正義の味方ダンプ丸に、宝物をかけていどみますが……。
『おしいれのぼうけん』につづく「絵本・ぼくたちこどもだ」シリーズ第2作。古田足日さん・田畑精一さんによる、集団のあそびの中で成長していく子供たちの姿を描いたロングセラー絵本。石巻市に実在した「わらしこ保育園」の実践をもとにした作品です。108ページの長編絵本です。お子様と読む時は、2、3回に分けて読んでも楽しめます。- 3歳~
- 1978年4月20日初版
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 立ち読み