2022年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき

どうぶつえん

桂文我 脚本/加藤休ミ

なまけものの男が、どうぶつえんにアルバイトにやってきました。なんでも、人気のトラが死んでしまったので、トラの皮の着ぐるみを着て、トラのかわりに檻に入る仕事だそうです。男は給料の一万円につられてしぶしぶ引き受けますが、「ワン!」と鳴いてしまったり、お腹がすいて、ついパンを食べてしまったり……本物のトラそっくりにふるまうのは、なかなか大変です。そこへ、動物園に「ただいまから、もうじゅうのショーを みていただきましょう。ライオンを、トラのオリのなかへいれて、トラとライオンのいっきうち!」という放送が鳴り響いたので、男はびっくり!

「動物園」は、ヨーロッパの滑稽な話が翻訳され、日本の落語として定着したお話です。子どもたちに人気のネタとして、作者の桂文我さん主催の子ども寄席でも演じられています。

  • 文部科学省選定
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 初版:2022年7月1日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:12場面
  • 4・5歳~
  • ISBN:978-4-494-09381-6
  • NDC:913

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内容説明

なまけものの男が、どうぶつえんにアルバイトにやってきました。なんでも、人気のトラが死んでしまったので、トラの皮の着ぐるみを着て、トラのかわりに檻に入る仕事だそうです。男は給料の一万円につられてしぶしぶ引き受けますが、「ワン!」と鳴いてしまったり、お腹がすいて、ついパンを食べてしまったり……本物のトラそっくりにふるまうのは、なかなか大変です。そこへ、動物園に「ただいまから、もうじゅうのショーを みていただきましょう。ライオンを、トラのオリのなかへいれて、トラとライオンのいっきうち!」という放送が鳴り響いたので、男はびっくり!

「動物園」は、ヨーロッパの滑稽な話が翻訳され、日本の落語として定着したお話です。子どもたちに人気のネタとして、作者の桂文我さん主催の子ども寄席でも演じられています。

読者の声

読者さま

笑い声がでてしまうほど面白かったです。(図書館司書・50歳・女性)

笑い声がでてしまうほど面白かったです。

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