2022.06.16

<新作かみしばい>定期刊行かみしばいから、7月号の2作をご紹介!

今回は2022年7月の新作紙しばいを動画でご紹介します。



『にこにこ えがお』
脚本/絵・山本 祐司
年少向/8場面

うさぎさんがみつけた、まあるいしっぽ。

こちょ こちょ こちょ

すると……
「こちょばいよー。」

こぐまさんが でてきました。
うさぎさんと こぐまさんは にこにこ えがお。

ふたりが次にみつけたのは、
おじぞうさんから出ているしっぽ?

「こちょばいよー。」のかわいいひびきと、ふれあいがつながっていくうれしさ!
観たあとはみんなも、にこにこえがお。


『どうぶつえん』
脚本・桂 文我 絵・加藤 休ミ
年中・年長向/12場面

なまけもののうめさんは、お給料につられて動物園でバイトをすることに。

猛獣係のいけださんから頼まれた仕事は、しんだトラのかわりにトラの着ぐるみを着て、
トラのふりをする、というもの。

しぶしぶひきうけたうめさんですが……。

古典落語『動物園』をもとにうまれた紙しばい。
うめさんのおかしなトラのふりとドキドキの展開に、子どもたちも夢中!

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にこにこ えがお

2022年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは

にこにこ えがお

山本祐司 脚本・絵

うさぎさんがおさんぽしていたらね、まあるいしっぽをみつけました。
うさぎさんがこちょこちょすると、「こちょばいよー」と、こぐまさんがおおきな木からでてきました。
うさぎさんは、うれしくなりました。
うさぎさんとこぐまさんが、なかよくあるいていくと、こんどは、おじぞうさまから、へんなしっぽがでています。
うさぎさんと、こぐまさんは、へんなしっぽをこちょこちょこちょとしてみました。
すると、「こちょばいよー」とたぬきさんがでてきました!
ふれあいの中で、つぎつぎと笑顔が生まれていく紙芝居です。

  • 2歳~
  • 2022年7月1日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み
どうぶつえん

2022年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき

どうぶつえん

桂文我 脚本/加藤休ミ

なまけものの男が、どうぶつえんにアルバイトにやってきました。なんでも、人気のトラが死んでしまったので、トラの皮の着ぐるみを着て、トラのかわりに檻に入る仕事だそうです。男は給料の一万円につられてしぶしぶ引き受けますが、「ワン!」と鳴いてしまったり、お腹がすいて、ついパンを食べてしまったり……本物のトラそっくりにふるまうのは、なかなか大変です。そこへ、動物園に「ただいまから、もうじゅうのショーを みていただきましょう。ライオンを、トラのオリのなかへいれて、トラとライオンのいっきうち!」という放送が鳴り響いたので、男はびっくり!

「動物園」は、ヨーロッパの滑稽な話が翻訳され、日本の落語として定着したお話です。子どもたちに人気のネタとして、作者の桂文我さん主催の子ども寄席でも演じられています。

  • 4・5歳~
  • 2022年7月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み