ゴーゴー! のりものかみしばい (全6巻)
子どもたちは生活の中で、いろいろなのりものを知っていきます。その速さや働きを紙芝居を通して再確認したり、あこがれや夢をふくらませることもできます。年齢に応じて楽しんで下さい!
「しゅっぱーつ!」山本祐司脚本・絵(自動車やバス、新幹線など)8場面
「ぶるるんぶるた」すとうあさえ脚本・久住卓也絵(水陸両用車)12場面
「ここほれガッチャ」ミノオカ・リョウスケ脚本・絵(パワーショベル)8場面
「ゴミしゅうしゅうしゃのシュシュ」宮崎秀人脚本・絵(ゴミ収集車)12場面
「ひこうせんでそらのさんぽ」天沼春樹脚本・夏目尚吾絵(飛行船)12場面
「きゅうきゅうしゃのきゅうちゃん」新沢としひこ脚本・古内ヨシ絵(救急車)8場面
- 揃定価10,890円 (本体9,900円+税10%)
- 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
- 頁数:8~12場面
- 3歳~
- ISBN:978-4-494-07179-1
- NDC:913
内容説明
子どもたちは生活の中で、いろいろなのりものを知っていきます。その速さや働きを紙芝居を通して再確認したり、あこがれや夢をふくらませることもできます。年齢に応じて楽しんで下さい!
「しゅっぱーつ!」山本祐司脚本・絵(自動車やバス、新幹線など)8場面
「ぶるるんぶるた」すとうあさえ脚本・久住卓也絵(水陸両用車)12場面
「ここほれガッチャ」ミノオカ・リョウスケ脚本・絵(パワーショベル)8場面
「ゴミしゅうしゅうしゃのシュシュ」宮崎秀人脚本・絵(ゴミ収集車)12場面
「ひこうせんでそらのさんぽ」天沼春樹脚本・夏目尚吾絵(飛行船)12場面
「きゅうきゅうしゃのきゅうちゃん」新沢としひこ脚本・古内ヨシ絵(救急車)8場面
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ぶるるん ぶるた ー水陸両用車ー
ぶるたは、道も川も走れる人気者。子どもたちをのせて、ぶるるん、ぶるるんと走っていたら、あるときエンジンが止まってしまった。弟のぶるじが、がんばってくれたけど、ぶるたがかえってきても、ぶるじにのりたい子どもたちがいっぱい。ある日、大雨がふって……。
- 4・5歳~
- 2010年8月10日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み
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ここほれガッチャ
ミノオカ・リョウスケ 脚本・絵
ガチャリとでたよ。ぼく、パワーショベルのガッチャ! さあ、これからしごとをはじめるよ。それ、ながーいくびを、ぐーんとのばして、ガッチャンざくり。土をざくりとほっていく、あなほりしごとがぼくのとくいさ。
- 3歳~
- 2010年8月10日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
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ゴミしゅうしゅうしゃのシュシュ
宮崎秀人 脚本・絵
ゴミ収集車のシュシュの仕事は、みんなの家から出るゴミを片づけること。すごいゴミの山でも、ゴミをペチャンコにしてからつめこむので、へっちゃらです。かたい木の枝だって…。子どもたちに人気のゴミ収集車が大活躍の紙芝居。
- 3歳~
- 2010年8月10日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み
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ひこうせんでそらのさんぽ
タケルくんとおとうさんは、飛行船のツェッペリン号に乗って、お空の散歩をすることになりました。飛行船はゆっくり上りはじめて、タケル君の住むマンションの上を通って飛び続けます。下の景色が次々に変わります。
- 3歳~
- 2010年8月10日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み
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きゅうきゅうしゃのきゅうちゃん
救急車のきゅうちゃんに連絡が入りました。ウサギちゃんがすぐきてというので駆けつけると、かばくんとぶたくんが鼻を押さえて苦しんでいます。これは大変。病院へ急いで駆けつけ、鼻に詰まったオレンジは無事に取ってもらえました! おやつのオレンジが鼻にはいるかどうかやってみたら、取れなくなっちゃったんだって。もうそんなことしたらだめだよ。きゅうちゃんがすぐ病院につれていってくれて、本当に助かった。ありがとう。
- 3歳~
- 2010年8月10日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み
推薦のことば
- 子どもたちの大好きなのりものの紙しばいが、セットで出ました。
まず、子育てグループのあかちゃんたちに見てもらいました。〇歳から三歳くらいの子、十三人にまず『きゅうきゅうしゃのきゅうちゃん』を見せました。救急車のきゅうちゃんのところに、うさぎちゃんから緊急連絡。大変! かばくんとぶたくんがたおれたのです。「いそいでいそいで ピーポーピーポー サイレンサイレン キューキューキュー」きゅうちゃんは、大混雑の道路を、サイレンをならして走ります。ねずみ先生が手際よくかばくんとぶたくんの鼻からオレンジをとりだしてくれて、二人は助かりました。どうして鼻にオレンジが入っていたんでしょうね。子どもたちは、まばたきもしないで一生懸命に見ています。(おしまい)と言ってもだれも動きません。「もっと」というのです。身近なテーマ、動物が主人公である面白さが、リズミカルな脚本と相まってよろこばれたようです。
つぎは、仙台文学館の子どもおはなし会で、幼児から小学生に『ぶるるん ぶるたー水陸両用車ー』を演じました。子どもたちは、乗ったことのないのりものの紙芝居を、ぶるたとぶるとという兄弟のようなキャラクターの活躍に引きこまれて、ワクワクして見てくれました。今年はあちこち大洪水でしたから、こんなのりものが、本当に助けに来てくれたらどんなにいいだろうとみんな実感したようです。
図書館の二、三歳向けおはなし会“ぴよぴよ”では、『しゅっぱーつ!』を演じました。女の子が多い中でも、ちゃんと「くるま!」「バス!」とうれしそうに応えてくれました。最後は「うちゅうせん」で夢がひろがるのがいいですね。見ていた仲間のSさんが、「明日の子ども会で見せたい」とさっそく借りていきました。
本シリーズは、身近なのりものと、めずらしいのりもの、両方が出てくるところがいいですね。残りの三巻も、はやく子どもたちに見せたいです。のりものが大好きな子どもたちの期待にこたえる、夢いっぱいのシリーズです。 - 川端英子(かわばた ひでこ/のぞみ文庫主宰)