2025.10.01

<福岡県久留米市> 久留米市立中央図書館にて山本悦子さんの講演会が開催されます。

11月2日(日曜日)、久留米市立中央図書館にて、『先生、しゅくだいわすれました』『神隠しの教室』など、
子どもたちのリアルな姿とユーモアあふれる物語で多くの読者に親しまれている、作家の山本悦子さんの講演会が開催されます。

●作家 山本悦子さん講演会「子どもたちに伝えたいこと」
■日 時:2025年11月2日(日)13時30分~15時30分
■会 場:久留米市立中央図書館(久留米市野中町970-1) 3階視聴覚ホール
■定 員:100人(申し込み順・無料)
■申込み:10月2日(木曜日)午前10時より申込受付をいたします
■託 児:6ヵ月以上の未就学児が対象です。ご希望の方は10月21日(火曜日)までにお申し込みください
■お申込み・お問合せ:久留米市立中央図書館1階児童室カウンターまたはお電話、FAXでお申し込みください。
           電話番号:0942-38-7116 FAX番号:0942-38-7183

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1500soshiki/9128library/3010oshirase/2025-0924-1630-285.html
がっこうかっぱの生まれた日

単行本図書

がっこうかっぱの生まれた日

山本悦子 作/市居みか

かっぱは人間よりもずっと長生きだ。池にも何百年もすむことになる。おれは、あちこちさがしていちばん気に入ったこの池をすみかに決めた。近くに村があるから、よく子どもたちがのぞきにくる。
ある日、おれは池に落ちた女の子を助けた。女の子の名前は、ちよ。家族とはなれてひとり、この村に疎開してきたという。いまこの国では戦争をしていて、大きな町には爆弾が落とされているらしい。ちよは学校のことをいっぱい話してくれた。ちよは、いっしょに学校にいこうと言ってくれた。学校にも池があるらしい。ところが、雪が舞う季節になって、ちよはぷっつり姿を見せなくなって……。

  • 小学1・2年~
  • 2023年2月1日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み
先生、感想文、書けません!

単行本図書

先生、感想文、書けません!

山本悦子 作/佐藤真紀子

八月一日、夏休みの登校日。みずかは先生に「だって、書けないんだもん」と言いました。おもしろい本を読んで、ああおもしろかったなあって、胸がいっぱいになる。どこがどうおもしろかったとか、何がよかったとか書こうと言葉を探そうとすると、しゅるしゅるしゅるって、おもしろかった気持ちがきえてしまう。だから「感想文、むり!」……書かないわけにはいかない読書感想文、みずかが考えた作戦とは?

  • 小学3・4年~
  • 2021年6月30日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
先生、感想文、書けません!

単行本図書

先生、感想文、書けません!

山本悦子 作/佐藤真紀子

八月一日、夏休みの登校日。みずかは先生に「だって、書けないんだもん」と言いました。おもしろい本を読んで、ああおもしろかったなあって、胸がいっぱいになる。どこがどうおもしろかったとか、何がよかったとか書こうと言葉を探そうとすると、しゅるしゅるしゅるって、おもしろかった気持ちがきえてしまう。だから「感想文、むり!」……書かないわけにはいかない読書感想文、みずかが考えた作戦とは?

  • 小学3・4年~
  • 2021年6月30日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
がっこうかっぱのおひっこし

単行本図書

がっこうかっぱのおひっこし

山本悦子 作/市居みか

友だちってどうやってつくるんだろう。考えるとドキドキしてきて、けいくんは、まだ友だちがつくれていない。学校の池の工事が始まる日、けいくんは池で小さなかっぱと出会い、家に連れて帰ることに…。

  • 小学1・2年~
  • 2019年12月17日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み
二年二組のたからばこ

だいすき絵童話

二年二組のたからばこ

山本悦子 作/佐藤真紀子

たからくんのおとしものを見つけたら入れておく箱が「たから箱」。たからくんは物を大切にしないからおとしても平気な顔してるって、友だちは思ってる。たからくんが日直になった日、生活科室のかぎがなくなって…。

いつもおとしものをしてしまうたからくんをクラスメイトの女の子”みな”の視点から描いた本作。なぜそんなにおとしものをするのか不思議に感じたり、何度も貸してと言われて煩わしく思ったり……みなが、たからくんの思いを知り、受けとめ、本当の仲間になるまで、子どもの素直で揺れやすい心模様が丁寧に描かれています。小学校の教員として長く勤めてこられた著者山本悦子さんの、いろいろな子がいるけれど、みんながありのまま過ごせる、それが「普通」であってほしい、という願いがこめられた物語。
佐藤真紀子さんによる絵もふんだんに入って、子どもたちの表情、教室の空気が伝わってきます。

  • 小学1・2年~
  • 2018年11月15日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
神隠しの教室

単行本図書

神隠しの教室

山本悦子 作/丸山ゆき

授業時間中に子どもたち5人が姿を消した。懸命な捜索活動にも関わらず手がかりがない。マスコミは神隠しと騒ぎ立てた。養護教諭の早苗先生には心当たりがあった。小学生の時この学校で不思議な体験をした。クラスメイトにいじめられた時、自分以外誰もいない、もうひとつの学校に行ったのだ。同じことが今この子たちに起きている…ある日保健室のブログに書き込みがある。行方不明になった5人からだった。『ぼくたち、もうひとつの学校にいるよ。早苗先生はどうやって帰ってきたの?』

  • 小学5・6年~
  • 2016年10月17日初版
  • 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
  • 立ち読み