2024.06.27

<神奈川県横浜市>「没後10年 古田足日のぼうけん」神奈川近代文学館にて開催!

古田足日さんが画家・田畑精一さんと共につくった絵本『おしいれのぼうけん』が生まれて今年で50年。おしいれの中でくり広げられる子どもの不思議な冒険を描いた同作をはじめ、『宿題ひきうけ株式会社』『ロボット・カミイ』など、はげしく変化する現代社会で育つ子どもの姿をあざやかにとらえた作品は、子どもたちの支持を受けて読み継がれています。
本展では、ご家族から受贈した原稿や創作メモのほか、白梅学園に寄贈された旧蔵書など、代表作の原画をもとに、子どもたちの生きる力になる新しい児童文学を追い求めた〈古田足日のぼうけん〉をたどる展覧会です。
お近くの方は、ぜひ足をお運びください。

■「没後10年 古田足日のぼうけん」
会 期:2024年8月10日(土)~9月29日(日)
休館日:月曜日(8月12日、9月16日、23日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
会 場:神奈川近代文学館第2・3展示室
観覧料:一般500円(350円)、65歳以上/20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料

詳細はこちらをご覧ください。
https://www.kanabun.or.jp/exhibition/20459/




★「没後10年 古田足日のぼうけん」会期中に以下のイベントが開催されます。

■かなぶんひろば・おはなし会
日 時:2024年8月20日(火)、28日(水) 各日10:30〜/14:00〜
出 演:童心社スタッフ
参加無料(要展示観覧料)・申込不要
会 場:展示館1階エントランスホール





■「古田足日のぼうけん」記念講演会「『おしいれのぼうけん』誕生の秘密」
日 時:2024年9月15日(日) 14:00開演(13:30開場)
講 師:酒井京子(童心社会長)
料 金:一般1,000円(友の会会員800円)
会 場:神奈川近代文学館展示館2階ホール(定員220名・全席自由)

詳細はこちらをご覧ください。
https://www.kanabun.or.jp/event/20551/



全集 古田足日子どもの本(全13巻・別巻)限定復刻

全集 古田足日子どもの本(全13巻・別巻)限定復刻

古田足日

現代児童文学の「巨人」古田足日の35年にわたる集大成。子どもの本を愛する、すべての子どもと大人たちに贈ります。

初版:1993年11月25日
復刻発売日:2015年7月17日

  • 小学1・2年~
  • 2015年6月15日初版
  • 揃定価71,280円 (本体64,800円+税10%)
おしいれのぼうけん

絵本・ぼくたちこどもだ

おしいれのぼうけん

ふるたたるひたばたせいいち

お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。
ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計239万部を超えるロングセラー絵本。

  • 3歳~
  • 1974年11月1日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み