ニュース
<ごあいさつ>
今年も、みなさまの心に届く作品、すてきなニュースをご紹介してまいりたいと思います。
ひきつづき童心社の本と紙しばいをお楽しみいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、ことし2023年に40周年という大きな節目をむかえるのが、絵本「14ひきのシリーズ」です。
1983年に『14ひきのひっこし』『14ひきのあさごはん』の2冊が同時刊行されスタートした、こちらのシリーズ。
これまでにシリーズ12冊を刊行、世界各国で翻訳出版されるなど、世代を超え、国を超え愛されつづけています。
「14ひきのシリーズ」で描かれているのは、「家族」と「自然」、そして四季折々のくらし。
それはいつの時代も変わらない、私たちにとってかけがえのない幸せです。
記念の1年となる今年は、「14ひきのシリーズ」の魅力をさまざまな形でお届けしていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!
(いわむらかずお・さく)
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14ひきのシリーズ / はじめての「14ひきのシリーズ」(全2巻)
14ひきのひっこし
いわむらかずお さく
森の奥めざして、さあしゅっぱつ。川をわたり、不安な一夜をすごして、やっとみつけた、すてきな根っこ。みんなで力をあわせて家をつくり、橋も、水道もできた。たべものもたくさんあつめて、さむい冬がきてもだいじょうぶ。みんな、ほんとうにごくろうさま。
人気ロングセラー絵本「14ひきのシリーズ」の第1作。ねずみの家族があたらしいすみかを求めて森へひっこし、木の根元に家づくりをするこの作品から、シリーズの物語がはじまります。
お父さんが図面を書いて、子どもたちも手伝って、居心地のいい家をみんなで一緒につくります。
大人の部屋は1階、子どもたちの部屋は2階と3階。竹を切って床を作ったら、みんなのベッドを並べよう。
豊かな自然の中でくらす、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴき。1ぴき1ぴきの個性が丁寧に描きこまれていて、何度見ても発見があります。- 3歳~
- 1983年7月10日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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14ひきのシリーズ / はじめての「14ひきのシリーズ」(全2巻)
14ひきのあさごはん
いわむらかずお さく
もりのあさ。
はやおき いちばんは おじいさん。
おかあさんがおきて、おばあさんがおきて、こどもたちもめを さます。
おねぼうさんは だれ?
顔をあらったら、みんなで朝ごはんの準備です。まきわりはお父さん。お母さんとおばあちゃん、さっちゃんとよっちゃんは、どんぐりのこなでパンづくり。他の子どもたちは野いちごつみにでかけます。
やきたてのどんぐりパンに、ジャムとジュース。おいしいきのこのスープができたら、テーブルを囲んで、みんなでいただきます。
『14ひきのひっこし』と同時に刊行された、人気ロングセラー絵本「14ひきのシリーズ」の最初の1冊。
すがすがしい森の朝を舞台に、14ひきたちの1日のはじまりを描いた、累計部数100万部をこえる人気のロングセラー絵本です。- 3歳~
- 1983年7月10日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み