2022.02.08

<新刊紹介>あなたの、すきな人はだれですか? 絵本『はなになりました』

みなさんは、すきな人に、「すき」と気持ちを伝えていますか?
今日ご紹介するのは、先月刊行となった新刊絵本『はなになりました』です。


リスさん アリに ききました
 アリさん アリさん だれがすき

このひと
ふふふふふ

リスさん はなに なりました
 こころが はなに なりました
ぱっと えがおが さきました


リスさん、アリさん、トリさんが、たがいに「すき」の気持ちをつたえます。
「すき」の気持ちをうけとると、心に花が咲いたように、明るくてあたたかい、とびきりの笑顔があらわれます。

内田麟太郎さんのシンプルで心にすっと届く言葉に、愛くるしい動物たちの絵を描いたのは、南塚直子さんです。
やわらかな色合いと味わいぶかい線は、銅版画で描かれました。

子どもにとっても、大人にとっても、気持ちを伝えあうことって大切、「すき」と言ってもらえるって幸せ。
そんな気持ちがあふれる一冊です。
(内田麟太郎・文 南塚直子・絵)

はなになりました

童心社のおはなしえほん

はなになりました

内田麟太郎 作/南塚直子

リスさん、アリにききました。アリさん、アリさん、だれがすき? アリさんにすきといわれて、うふふ。リスさん、はなになりました。こころがはなになりました。
気持ちを言葉にして伝えあって、笑顔になれる絵本。

  • 4・5歳~
  • 2022年1月28日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み