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<ニュース>全国の書店にて「14ひきのシリーズ」フェア展開中!
9月より全国の書店店頭にて「14ひきのシリーズ」フェアがはじまりました。
さっそく素敵なご展開の様子が届きましたので、ご紹介します。
最初は京都府のふたば書房御池ゼスト店様。
シリーズの名シーンをたっぷり楽しめる飾りつけです。
よく見ると14ひきがそこかしこに。14ひきといっしょに自然の中に入り込んだ気持ちになれますね。
「14ひきのシリーズ」をずらりと並べてくださいました。
『14ひきのおつきみ』や『14ひきのあきまつり』など秋のおはなしもそろっています。
『14ひきのおつきみ』のパネルとともに、秋にぴったりの「14ひき」が展開されています。
「知っている人は知っているけど、知らない人は知らない……表紙のひみつ。それはなあに?」
こんなクイズをPOPに書いてくださいました。
さて、みなさんはわかりますか?
「14ひきのシリーズ」12作が並びました!
作者のいわむらかずおさんの言葉や、シリーズの魅力を解説したパネルとともにご展開くださいました。
こちらもシリーズ作品をパネルとともに素敵に展開してくださっています。
フェアを飾りつけた直後、さっそくお客様がPOPを読んでいたとご担当者の方が教えてくださいました。
1983年の刊行以来、世代を超えて愛され続ける「14ひきのシリーズ」。お近くの書店でご覧ください。
(いわむらかずお・さく)
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14ひきのおつきみ
いわむらかずお さく
今夜は十五夜。
14ひきの子どもたちは、おうちのある大きなクヌギの木の上に登り、何かを作っています。
「木の枝 切って、
ひもでしばって、
なにつくってる?」
子どもたちが力をあわせて、できあがったのは、みはらしのいいお月見台。
「ずっと ずっと 遠くが見える。
やっほー、おとうさんたち はやく おいでよ」
まっかな夕日がしずみ、あたりの森一面がもえるような夕焼けです。
夜が広がり、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんたちものぼってきました。
栗の実やどんぐり、おだんごをお供えしたら、山の向こうから、まんまるなお月さまがあらわれました。
「おつきさん ありがとう、
たくさんの みのりを ありがとう、
やさしい ひかりを ありがとう。」
お月見を題材に、自然の恵みへの感謝を描いた人気ロングセラー「14ひきのシリーズ」の第6作。
時間の経過とともに、夕暮れや月の光など、森の中の光と色の変化が繊細に美しく描かれ、その場にいるような森の空気や臨場感が伝わってきます。
お月見台を作るのに、お父さんに代わり中心になってがんばるいっくんやにっくん、小さなくんちゃんをやさしく気遣うさっちゃんの様子など、本作でも、家族1ぴき1ぴきが丁寧に描きこまれ、仕草や表情から14ひきたちの会話が聞こえてくるようです。- 3歳~
- 1988年6月25日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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14ひきのあきまつり
いわむらかずお さく
紅葉で色づいた秋の森。
子どもたちは、お母さんたちが木の実採りに行った間に、おばあちゃんと一緒にかくれんぼです。
さあみんなは、どこにかくれているのでしょう?
「よっちゃんが みつかって、
あっ、いっくんも みーつけた。
にっくんと、ろっくん、はっくんは どこかな。」
でも、あれれ、おっちょこちょいの、ろっくんだけがみつかりません。
「へんだぞ、ろっくん でてこない。
たいへん、ろっくん きえちゃった。
ろっくーん、ろっくーん、ろっくーん。」
ろっくんをさがす14ひきたちは、森の中ではえていたクリタケたちにたずねます。
「ねえ、ねえ、ろっくん みなかった?」
すると、なんとクリタケたちが動き出し、ついた先では、カエルやどんぐりがみこしをかつぐ、不思議なお祭りが行われていて……。
秋の森を舞台にした人気ロングセラーシリーズ「14ひきのシリーズ」第8作。
秋の森にあふれる、豊かな実りと生命力が、不思議な秋の祭となって14ひきたちの前に現れます。- 3歳~
- 1992年10月3日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み