季節のおすすめ
2020.05.08
<いま、読みたい絵本>もうすぐ「母の日」。すべてのお母さんにおくる『うまれてきてくれてありがとう』
もうすぐ「母の日」です。
十数年、もしくは数十年お母さんをやってます!というベテランお母さん、
はじめての「母の日」を迎えるというフレッシュなお母さん、
そして、うまれてくるあかちゃんのお顔を見ることを楽しみにしているプレママさん。
すべてのお母さんにおくりたい絵本が、『うまれてきてくれてありがとう』です。
作者のにしもとようさんは、わが子へのプレゼントとして、この物語を書きました。
以前おこなったインタビューの中で、創作のきっかけとなったエピソードの一つをご紹介くださいました。
「妻が(妊娠中)長期の入院をしていたときのこと。
入院中は胎児の心音チェックを定期的に行うのですが、それにたまたま面会中の私が立ち会うことができたときに、看護士の方が妻に言ったのです。
『この子の心音はとてもしっかりしている。よっぽどあなたの子どもで生まれてきたいのね。』そのとき、この子自身が私たちを選んでくれたのだとハッとしたのです。」
このことが、うまれる前のあかちゃんが、お母さんを探す、というストーリーのもとになったそうです。
タイトルにもなった「うまれてきてくれてありがとう」という言葉についても、こんなことを教えてくださいました。
「『うまれてきてくれてありがとう』というのは、妻がずっと息子に言っていた言葉なのです。
もちろん私も同じ気持ちです。中学生になった今でも、妻は毎日ぎゅっと抱きしめて『うまれてきてくれてありがとう』と言っていますよ。
息子はうるさいなあといった素振りを見せていますが(笑)。年頃ですし、毎日ささいなことでぶつかりあう妻と息子ですが、こちらの愛情が伝わっているといいなと思います。」
にしもとさんの実際の体験、深い思いからうまれた物語。
それに黒井健さんがあたたかく愛情にあふれた絵を描き、『うまれてきてくれてありがとう』は1冊の絵本となりました。
「母の日」に親子で読んで、「うまれてきてくれてありがとう」の気持ちを伝えあってはいかがでしょうか。
おなかにいたときのこと、うまれてきた瞬間の喜びなど、思い出を語りあってみてもいいですね。
(にしもとよう・ぶん 黒井健・え)
『うまれてきてくれてありがとう』著者インタビューはこちらからご覧いただけます。
にしもとようさん
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1573
黒井健さん
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1575
「わたしの『うまれてきてくれてありがとう』」
絵本『うまれてきてくれてありがとう』を読んでのご感想や、妊娠・出産・子育てのエピソードを「#絵本うまれてきてくれてありがとう」をつけてご投稿ください。
https://www.doshinsha.co.jp/special/umaretekitekuretearigatou/
十数年、もしくは数十年お母さんをやってます!というベテランお母さん、
はじめての「母の日」を迎えるというフレッシュなお母さん、
そして、うまれてくるあかちゃんのお顔を見ることを楽しみにしているプレママさん。
すべてのお母さんにおくりたい絵本が、『うまれてきてくれてありがとう』です。
作者のにしもとようさんは、わが子へのプレゼントとして、この物語を書きました。
以前おこなったインタビューの中で、創作のきっかけとなったエピソードの一つをご紹介くださいました。
「妻が(妊娠中)長期の入院をしていたときのこと。
入院中は胎児の心音チェックを定期的に行うのですが、それにたまたま面会中の私が立ち会うことができたときに、看護士の方が妻に言ったのです。
『この子の心音はとてもしっかりしている。よっぽどあなたの子どもで生まれてきたいのね。』そのとき、この子自身が私たちを選んでくれたのだとハッとしたのです。」
このことが、うまれる前のあかちゃんが、お母さんを探す、というストーリーのもとになったそうです。
タイトルにもなった「うまれてきてくれてありがとう」という言葉についても、こんなことを教えてくださいました。
「『うまれてきてくれてありがとう』というのは、妻がずっと息子に言っていた言葉なのです。
もちろん私も同じ気持ちです。中学生になった今でも、妻は毎日ぎゅっと抱きしめて『うまれてきてくれてありがとう』と言っていますよ。
息子はうるさいなあといった素振りを見せていますが(笑)。年頃ですし、毎日ささいなことでぶつかりあう妻と息子ですが、こちらの愛情が伝わっているといいなと思います。」
にしもとさんの実際の体験、深い思いからうまれた物語。
それに黒井健さんがあたたかく愛情にあふれた絵を描き、『うまれてきてくれてありがとう』は1冊の絵本となりました。
「母の日」に親子で読んで、「うまれてきてくれてありがとう」の気持ちを伝えあってはいかがでしょうか。
おなかにいたときのこと、うまれてきた瞬間の喜びなど、思い出を語りあってみてもいいですね。
(にしもとよう・ぶん 黒井健・え)
『うまれてきてくれてありがとう』著者インタビューはこちらからご覧いただけます。
にしもとようさん
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1573
黒井健さん
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1575
「わたしの『うまれてきてくれてありがとう』」
絵本『うまれてきてくれてありがとう』を読んでのご感想や、妊娠・出産・子育てのエピソードを「#絵本うまれてきてくれてありがとう」をつけてご投稿ください。
https://www.doshinsha.co.jp/special/umaretekitekuretearigatou/
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うまれてきてくれてありがとう
「ぼくは、ママをさがしているの。かみさまが、『うまれていいよ』っていってくれたから・・」クマくんやぶたくん、ほかの動物たちはみんなママと一緒です。ぼくのママは、どこにいるの?「あなたは、世界でたった一人のかけがえのない存在。うまれてきてくれて、ありがとう。」
絵本を通じて、親から子へメッセージを伝えることで、子どもの自己肯定感を育み、かけがえのない命の誕生を親子で喜びあう絵本。- 0・1歳~
- 2011年4月15日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み