2017.09.21

『わたり鳥』が児童福祉文化財に選定!

今年3月刊行された鈴木まもるさんの『わたり鳥』が、厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選定されました。なぜ、どうして彼らは長い旅に出るのか……世界中のわたり鳥たちと、ともに空を飛びながらその謎にせまるこの絵本、ぜひ手にとってご覧ください。姉妹本の『ウミガメものがたり』も同じく児童福祉文化財に選定されています。こちらもあわせてご覧ください。
わたり鳥

単行本絵本

わたり鳥

鈴木まもる 作・絵

春になると、南の国からやってくるツバメたち。巣をつくり、卵を温め、ヒナを育て、子どもたちが飛べるようになると、また南の国にかえっていきます。でも、渡りをするのは、ツバメだけではありません。世界中にもたくさんの渡り鳥がいます。なぜ、どうして彼らは何万キロもの旅をするのか――。その謎を追いかけ、渡り鳥とともに世界を旅する絵本。
世界中の渡り鳥を通して、生命の尊さを描きます。壮大な自然のドラマ。

  • 4・5歳~
  • 2017年3月15日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
ウミガメものがたり

単行本絵本

ウミガメものがたり

鈴木まもる 作・絵

だれもいない夏の夜のすなはま。海の中からなにかがやってきました。ウミガメのお母さんがたまごを生みにきたのです。生まれた子ガメたちは、ちいさなひれをパタパタさせて、あかるいほうをめざしてゆきます。そのさきには……ひろいひろい海があるのです。壮大な自然の旅のはじまりです。日本から一万キロはなれたカリフォルニアをめざして。
厳しくも豊かな自然を生きるウミガメの成長を描いた物語。

  • 4・5歳~
  • 2016年5月15日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み