のりものしかけえほん (4)

うみののりものえほん

うみののりものえほん

立ち読み

カートにいれる

いしかわこうじ 作・絵

ヨット、大きな船をひっぱる力持ちのタグボート、優雅に旅する大型客船、海の中をもぐる潜水艇など、計8種類の「うみののりもの」が大集合! しかけをめくるとのりものが動きだすよ! 壮大な海を旅するしかけ絵本!

  • 定価1,026円 (本体950円+税)
  • 初版:2016年6月20日
  • サイズ:15.0cm×15.0cm
  • 頁数:28頁
  • ISBN:978-4-494-00839-1
  • NDC:913

感想を書く

書評

いよいよ うみののりもの ふねいっぱい(母のひろば626号) 2016年7月29日
 のりもの大好きな子どもたちが待っていた、「のりものしかけえほん」シリーズ第4巻目です。陸ののりもの、空ののりもの、はたらくのりものに続いて、いよいよ海ののりものです。

 絵本を開くと、鮮やかなマリンブルーが目に飛びこんできます。

 子育て支援センターで読んだとき、ママのおひざの上で1、2歳児が身を乗り出し、瞬きもせずにじーっと見入る姿にはびっくりしました。ママが読み手と一緒にことばをくり返すと、子どもたちは嬉しそうに笑い、興味津々でした。

 3歳児クラスで読むと、モーターボートが「ぶぃーん」と波を蹴立てて進むしかけに、前に座っていた男の子が「オー!」とのけぞりました。

 ヨットは「すぃ~」、コンテナ船は「ずずーん」等、船の特徴をとらえたスピードを感じる擬音も効果的で、3歳児は、目で絵を見て、耳で音を聴き五感で楽しんでいるようでした。ぐんぐん進む帆船が帆を揚げる場面では、期せずして「かいぞくせんだー」と歓声があがりました。

 4、5歳児になると、海を前進する様ざまな船を「かっこいい」と楽しみ、最後の海底に潜る潜水艇に大喜びします。しかけ場面で描かれる白い波しぶきの違いにも気づき、一緒に船に乗った気分を味わっている様子がありました。

 青色の濃淡で海を表現され、船はシンプルに力強く描かれています。乳児から幼児まで幅広い年齢で、美しい海ののりものを楽しめます。サイズも小さいので、お出かけにも持ち運びしやすい絵本です。
大西紀子(おおにしのりこ/「この本だいすきの会」絵本研究部世話人)