2024.04.09

絵本『たびにでよう』と紙芝居『こんにちはがいっぱい!』が【2025年 IBBYバリアフリー児童図書】の推薦作品に選ばれました!

3月20日に行われた「2025年 IBBYバリアフリー児童図書」に向けた、JBBY(日本国際児童図書評議会)による国内選考会にて、『たびにでよう』と紙芝居『こんにちはがいっぱい!』の2作品が、日本からエントリーされる8作品の中に選ばれました。

詳しくはこちらをご覧ください。▶︎https://jbby.org/news/domes-news/post-19487
こんにちはがいっぱい!

2023年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき

こんにちはがいっぱい!

山本祐司 脚本・絵

犬のコタロウがさんぽに出かけます。みんなに会えるといいな。すると、「おーい、コタロウ!」だいすきな友だちがやってきて、「ニーハオ」「アンニョンハセヨ」「ハロー」「シンチャオ」、そして手話で「こんにちは」って、あいさつしてくれたよ。観客の子どもたちも、いろいろな国のことばで「こんにちは」ってあいさつをする、観客参加型の紙芝居。もちろん、手話もいっしょにやってみましょう!  

  • 4・5歳~
  • 2023年9月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み
たびにでよう

単行本絵本

たびにでよう

降矢なな

「たびにでよう たびにでよう リュックをせおって あるいていこう」
そんなリズミカルな言葉から始まる、男の子と犬のふしぎな冒険物語です。

木になっているリンゴを食べたら耳が大きくなって、いろいろな音が聴こえてきたり……。木イチゴを食べたら鼻が長くなって、きれいな小鳥たちがとまりにきたり……。
ほとんどのページに文字がなく、奇想天外なできごとがアニメーションのように左から右へと描かれています。

「この絵本の中には、当時の私の気持ち……まだ見ぬ新しい世界への期待や不安、そして希望がこめられています。この本のページをめくりながら、主人公の男の子と黒犬と一緒に不思議な世界を旅してください。そして、みなさんがいつか「たびにでよう」って、広い世界への一歩を踏み出してくれたらうれしいです。」(著者あとがきより)

降矢ななさんが、今も暮らすスロヴァキアへ旅立った年にうまれた絵本。
1992年初版の『たびにでよう』の改訂新版。改訂新版よりあとがきを追加しています。

  • 3歳~
  • 2023年8月1日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み