新刊紹介
2022.03.15
<新刊えほん>はたこうしろうさんが描くモリーから目が離せない!『まいごのモリーとわにのかばん』 新刊紹介2/2
第13回絵本テキスト大賞受賞作『まいごのモリーとわにのかばん』が今月発売されました。
絵本テキスト大賞の大賞受賞作は、著名な画家によるすばらしい絵とともに絵本化され、童心社より出版されます。
本作『まいごのモリーとわにのかばん』では、絵本 作家のはたこうしろうさんが絵を手がけました。
はたさんは、こまつさんの文章を読んだときの印象を「教科書には載らない、とびぬけたお話」と語っています。
子どもの心を解きはなつような、のびのびとした魅力を感じたそうで す。 そんな物語を絵で表現するために、さまざまな画法を試したというはたさん。最終的には、強いタッチで描いた鉛筆の線にデジタルで彩色する、というものを選びました。とにかく楽しく描いた、というはたさんの絵からは、モリーや物語への愛情が伝わってきます。
はたこうしろうさんコメント
いつも自信まんまん、真っすぐに進むモリーは超COOL!!
そんなモリーにお供するわにのかばんは、家来だったり、おもりだったり、親友だったりと、ふたりの関係がとってもか わいくて。
もっと先が読みたい、もっと描きたいって思ってしまう作品なんです。
イメージを膨らませながら、強めのタッチで勢いよく楽しみながら描いていったという本作。
家の椅子や靴などの小物から、植物や家の周りのようすなど、細かく描かれた絵が楽しく、読むたびに新しい発見があります。
本作についてはたさんが語った、こちらのインタビューもぜひご覧ください。
はたこうしろうさん『まいごのモリーとわにのかばん』インタビュー(「文化通信」増刊号「B.B.B」より)
https://bbb.bunkanews.jp/article/2737/
現在、本作に続く次回作の制作も進んでいます。どうぞお楽しみに!
34ページ/3歳から
(文:こまつのぶひさ 絵:はたこうしろう)
絵本テキスト大賞の大賞受賞作は、著名な画家によるすばらしい絵とともに絵本化され、童心社より出版されます。
本作『まいごのモリーとわにのかばん』では、絵本 作家のはたこうしろうさんが絵を手がけました。
はたさんは、こまつさんの文章を読んだときの印象を「教科書には載らない、とびぬけたお話」と語っています。
子どもの心を解きはなつような、のびのびとした魅力を感じたそうで す。 そんな物語を絵で表現するために、さまざまな画法を試したというはたさん。最終的には、強いタッチで描いた鉛筆の線にデジタルで彩色する、というものを選びました。とにかく楽しく描いた、というはたさんの絵からは、モリーや物語への愛情が伝わってきます。
はたこうしろうさんコメント
いつも自信まんまん、真っすぐに進むモリーは超COOL!!
そんなモリーにお供するわにのかばんは、家来だったり、おもりだったり、親友だったりと、ふたりの関係がとってもか わいくて。
もっと先が読みたい、もっと描きたいって思ってしまう作品なんです。
イメージを膨らませながら、強めのタッチで勢いよく楽しみながら描いていったという本作。
家の椅子や靴などの小物から、植物や家の周りのようすなど、細かく描かれた絵が楽しく、読むたびに新しい発見があります。
本作についてはたさんが語った、こちらのインタビューもぜひご覧ください。
はたこうしろうさん『まいごのモリーとわにのかばん』インタビュー(「文化通信」増刊号「B.B.B」より)
https://bbb.bunkanews.jp/article/2737/
現在、本作に続く次回作の制作も進んでいます。どうぞお楽しみに!
34ページ/3歳から
(文:こまつのぶひさ 絵:はたこうしろう)
-
まいごのモリーとわにのかばん
ひつじのモリーは、おでかけするのがだいすきです。
森でも海でも沼地でも、ひとりでおでかけできるのでした。
でも、だいたいまいごになるのです。
おとうさんがくれた、わにのかばんをもって、きょうもおでかけするのですが……
きまぐれで、いきあたりばったりのモリーの姿は、幼い子どもそのものです。
どこへでも歩いていけるモリーを、そっと見守るのは、なんとわにのかばん!?
ユーモラスでいて心あたたまるお話です。
審査員の満場一致で、第13回絵本テキスト大賞を受賞した作品です。- 4・5歳~
- 2022年2月28日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み