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思いがけず、朝子ちゃん
深山朝子と5人の小・中学生との思いがけない出会いが織りなす、5つの物語。人間関係のストレスで会社を辞めた朝子は、祖母の花屋「ミヤマ花壇」を手伝うことに。先々のことはわからないけれど、いまは目の前の花屋の仕事。よけいなことは考えないのだ!
・高橋美月ーー私服で登校するカジュアルデーに、迷ったあげく制服で登校してた美月。ダサいと思われたくないし、TPOも大事だし……いったい何を着ればいいの!?
・川田みちるーーみちるの最近の悩みは自分の一人称。自分のことを「みちる」と呼ぶのは子どもっぽいと言われたけれど、「わたし」もしっくりこないのだ。
・遠藤莉子ーー「かわいそう」と言われるたびに思う。父親がいなくても、わたしはかわいそうな存在じゃない。そんな莉子は、週に1回やってくる謎の男性、オーノくんのことが気にかかり……
・小林フミカーー親が再婚し、友だちも彼氏ができた。みんなそれぞれにパートナーがいるけど、わたしはひとりぼっち。まわりの人間関係が変わりゆくなか、フミカは孤独と向き合う。
・森脇晴臣ーー廃業した旅館が廃墟にならないように、定期的にメンテナンスをしてきた晴臣。辛いとき、ここでの時間が自分の心のメンテナンスにもなっていたが、旅館の改装が決まり……
美月、みちる、莉子、フミカ、晴臣。それぞれが朝子とゆる~くつながりながら、思いがけない出会いに心動かされ、ときめきが訪れる……!
高村有のデビュー作。- 小学5・6年~
- 2025年4月3日発売予定
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
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