単行本図書

思いがけず、朝子ちゃん

2025年4月3日発売予定

予約受付中

高村 有 作/せきやよい

深山朝子と5人の小・中学生との思いがけない出会いが織りなす、5つの物語。人間関係のストレスで会社を辞めた朝子は、祖母の花屋「ミヤマ花壇」を手伝うことに。先々のことはわからないけれど、いまは目の前の花屋の仕事。よけいなことは考えないのだ!

・高橋美月ーー私服で登校するカジュアルデーに、迷ったあげく制服で登校してた美月。ダサいと思われたくないし、TPOも大事だし……いったい何を着ればいいの!? 
・川田みちるーーみちるの最近の悩みは自分の一人称。自分のことを「みちる」と呼ぶのは子どもっぽいと言われたけれど、「わたし」もしっくりこないのだ。
・遠藤莉子ーー「かわいそう」と言われるたびに思う。父親がいなくても、わたしはかわいそうな存在じゃない。そんな莉子は、週に1回やってくる謎の男性、オーノくんのことが気にかかり……
・小林フミカーー親が再婚し、友だちも彼氏ができた。みんなそれぞれにパートナーがいるけど、わたしはひとりぼっち。まわりの人間関係が変わりゆくなか、フミカは孤独と向き合う。
・森脇晴臣ーー廃業した旅館が廃墟にならないように、定期的にメンテナンスをしてきた晴臣。辛いとき、ここでの時間が自分の心のメンテナンスにもなっていたが、旅館の改装が決まり……

美月、みちる、莉子、フミカ、晴臣。それぞれが朝子とゆる~くつながりながら、思いがけない出会いに心動かされ、ときめきが訪れる……!
高村有のデビュー作。

  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 初版:2025年4月1日
  • 判型:四六判/サイズ:19.4×13.4cm
  • 頁数:247頁
  • 小学5・6年~
  • ISBN:978-4-494-02087-4
  • NDC:913

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内容説明

深山朝子と5人の小・中学生との思いがけない出会いが織りなす、5つの物語。人間関係のストレスで会社を辞めた朝子は、祖母の花屋「ミヤマ花壇」を手伝うことに。先々のことはわからないけれど、いまは目の前の花屋の仕事。よけいなことは考えないのだ!

・高橋美月ーー私服で登校するカジュアルデーに、迷ったあげく制服で登校してた美月。ダサいと思われたくないし、TPOも大事だし……いったい何を着ればいいの!? 
・川田みちるーーみちるの最近の悩みは自分の一人称。自分のことを「みちる」と呼ぶのは子どもっぽいと言われたけれど、「わたし」もしっくりこないのだ。
・遠藤莉子ーー「かわいそう」と言われるたびに思う。父親がいなくても、わたしはかわいそうな存在じゃない。そんな莉子は、週に1回やってくる謎の男性、オーノくんのことが気にかかり……
・小林フミカーー親が再婚し、友だちも彼氏ができた。みんなそれぞれにパートナーがいるけど、わたしはひとりぼっち。まわりの人間関係が変わりゆくなか、フミカは孤独と向き合う。
・森脇晴臣ーー廃業した旅館が廃墟にならないように、定期的にメンテナンスをしてきた晴臣。辛いとき、ここでの時間が自分の心のメンテナンスにもなっていたが、旅館の改装が決まり……

美月、みちる、莉子、フミカ、晴臣。それぞれが朝子とゆる~くつながりながら、思いがけない出会いに心動かされ、ときめきが訪れる……!
高村有のデビュー作。