ゆかいな民話選 (全7巻)
内容説明
日本人の心になじむ日本の民話。おばあさんやおじいちゃん、ちょうじゃさんやおとのさま。民話の登場人物たちが、あたたかな共感をよぶ笑いで、紙芝居を観る子どもたちの心をつないでいく楽しい紙芝居シリーズです。
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ふしぎなしゃもじ
むかし、貧しい村にひとりでくらすおばあさんがいました。おばあさんは、仏さまにお供えするだんごを作りますが、だんごを穴に落としてしまいます。ころがっただんごを追いかけるうちに、おばあさんは鬼たちにみつかってしまいますが、おじぞうさまの助けもあり、おばあさんは鬼たちの飯たきの世話をすることになります。鬼にお米を1粒わたされたおばあさんは、300人分のご飯を炊くよう言われます。そして、それで1かきすると1万倍に増えるという、ふしぎなしゃもじを渡されますが……。
「このしゃもじがあったら、どんなものを増やしたい?」「おしるこ!」「おだんご!」お話の後、観客に問いかけると、いろんな返事がかえってきて笑いを誘います。子どもたちから年配の方まで、幅広い年齢で楽しめるロングセラー民話紙芝居。- 3歳~
- 1977年9月1日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み
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おまんじゅうのすきなとのさま
むかし、おまんじゅうのだいすきなお殿さまがいました。ある日、大きなまんじゅうを注文します。困りはてたまんじゅうやは…。
- 3歳~
- 1995年9月1日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み
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とのさまからもらったごほうび
殿様のおふれの通り、灰で縄を作った男は、ほうびに父親に会える手箱をもらった。二年後にそれをあけてみると、確かに父親が…。
※仕掛けあり(10場面に差し込み)- 3歳~
- 1995年9月1日初版
- 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
- 立ち読み