くらべてわかる!こんちゅう図鑑(全4巻)

須田研司 監修/グループ・コロンブス

『つかまえ方とかい方』『からだのつくり』『おとなになるまで』『食べ物とすみか』の全4冊セット。美麗ケース入。

こん虫どうしで共通すること、ちがっていること……。<育ち方><からだのつくり><食べ物とすみか>というテーマごとに、いろんな虫をならべることで、見えてくることがあります。大きな写真やイラストで、めくってくらべて、おどろきがたくさん! 観察するために必要な、虫にやさしい<つかまえ方とかい方>もていねいに紹介しています。

<メインに登場するこん虫と虫>
・モンシロチョウ
・ミツバチ
・クロオオアリ
・ナナホシテントウ
・カブトムシ
・ノコギリクワガタ
・オオカマキリ
・ショウリョウバッタ
・アキアカネ(シオカラトンボ)
・アブラゼミ
・ダンゴムシ
・ナガコガネグモ
……ほかにも、コオロギ、カイコ、ホタルなど多数紹介!

  • 全国学校図書館協議会選定
  • 揃定価9,680円 (本体8,800円+税10%)
  • 初版:2024年3月15日
  • 判型:A4判/サイズ:30.3×21.6cm
  • 頁数:各32頁
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-04686-7
  • NDC:486.1

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内容説明

『つかまえ方とかい方』『からだのつくり』『おとなになるまで』『食べ物とすみか』の全4冊セット。美麗ケース入。

こん虫どうしで共通すること、ちがっていること……。<育ち方><からだのつくり><食べ物とすみか>というテーマごとに、いろんな虫をならべることで、見えてくることがあります。大きな写真やイラストで、めくってくらべて、おどろきがたくさん! 観察するために必要な、虫にやさしい<つかまえ方とかい方>もていねいに紹介しています。

<メインに登場するこん虫と虫>
・モンシロチョウ
・ミツバチ
・クロオオアリ
・ナナホシテントウ
・カブトムシ
・ノコギリクワガタ
・オオカマキリ
・ショウリョウバッタ
・アキアカネ(シオカラトンボ)
・アブラゼミ
・ダンゴムシ
・ナガコガネグモ
……ほかにも、コオロギ、カイコ、ホタルなど多数紹介!

くらべてわかる!こんちゅう図鑑 つかまえ方とかい方

くらべてわかる!こんちゅう図鑑(全4巻)

くらべてわかる!こんちゅう図鑑 つかまえ方とかい方

須田研司 監修/グループ・コロンブス

虫をよく観察するには、つかまえてかうのがいちばん! 教科書に登場するモンシロチョウやトンボ(やご)、人気のカブトムシなど、おもな虫の幼虫と成虫、それぞれのつかまえ方とかい方を紹介します。つかまえ方はあみの振り方や虫の持ち方を、写真で解説。虫や環境に優しくするためのポイントも。かい方は、イラストでていねいに紹介。きちんと育てられるよう、虫によって羽化や産卵のためのポイントなども、細かく記載しています。

  • 小学1・2年~
  • 2024年3月15日初版
  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 立ち読み
くらべてわかる! こんちゅう図鑑 からだのつくり

くらべてわかる!こんちゅう図鑑(全4巻)

くらべてわかる! こんちゅう図鑑 からだのつくり

須田研司 監修/グループ・コロンブス

形も色もさまざまな昆虫のからだ。どこが同じでどこが違っているのでしょう。昆虫学習の大きなポイント、「頭・むね・はら」の3つに分かれたからだのつくりや、それぞれの虫ごとの特徴を、大きな写真と色分けイラストで解説。昆虫でない虫ともくらべられます。

  • 小学1・2年~
  • 2024年3月15日初版
  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 立ち読み
くらべてわかる! こんちゅう図鑑 おとなになるまで

くらべてわかる!こんちゅう図鑑(全4巻)

くらべてわかる! こんちゅう図鑑 おとなになるまで

須田研司 監修/グループ・コロンブス

さなぎになる虫・ならない虫。よく見かけるけれど幼虫の姿は知らない虫……。卵から成虫まで、虫ごとの育ち方のちがいを、魅力的な写真で紹介。見開きごとにひとつの虫の育ち方を紹介しているので、めくると違いがよくわかります。モンシロチョウに、ミツバチ、アリにテントウムシ、カブトムシやクワガタ、カマキリにバッタ、アキアカネにアブラゼミ、そして昆虫でないダンゴムシやナガコガネグモ。虫たちの一生が、くらべてわかる!

  • 小学1・2年~
  • 2024年3月15日初版
  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 立ち読み
くらべてわかる! こんちゅう図鑑 食べ物とすみか

くらべてわかる!こんちゅう図鑑(全4巻)

くらべてわかる! こんちゅう図鑑 食べ物とすみか

須田研司 監修/グループ・コロンブス

虫たちは、どこに暮らし、なにを食べているのでしょうか。それぞれの虫のすみかと食べ物を、イラストと写真で紹介。幼虫と成虫にわけて紹介しているので、成長段階でくらしの変わる虫についてもよくわかります。メインの虫(モンシロチョウなど)のほかに、その仲間の虫たち(アゲハチョウなど)のすみかも掲載。

  • 小学1・2年~
  • 2024年3月15日初版
  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 立ち読み

書評

昆虫~人間にとって一番身近な生きもの~ 母のひろば719号(2024年4月15日発行)
 この地球上には昆虫たちが数えきれないほど存在していることをご存じでしょうか? 地球上の全ての生物を合わせると130万種を超えると考えられています。その中で昆虫は約100万種、地球上に生息する生物の約4分の3を占めています。人類の起源や恐竜の繁栄の時代よりも遥か昔から命をつないできた昆虫は、様々な環境に適応し多様な進化を遂げ、生き残るために必要な能力や機能を身につけてきました。本書では、昆虫の体のつくり、成長の仕方などを、4編に分けて紹介しています。
 昆虫と一口に言っても、その姿形は実に様々。『からだのつくり』では、子どもたちでも知っている有名な昆虫10種類と昆虫ではないダンゴムシ・クモの2種類を見開きのページで紹介しています。昆虫の体やその特徴がわかりやすいように大型の写真を使って構成しているので、是非、見比べてみてください。
 昆虫にとって、幼虫期はひたすらエサを食べ続け、大きく成長するための期間、サナギは成虫へと変化するために体を一から作り変える大事な時期、そして成虫期はパートナーと出会い、子孫をのこすための繁殖の時期です。『おとなになるまで』では主に昆虫の変態について取り上げています。
 昆虫は草むらの茂みや木の幹、朽ち木の中、石の下、土の中、池や沼、川など、様々な場所に隠れて生活しています。昆虫にとって、すみかとはエサ場であり、外敵から身を守るための隠れ場所、子孫をのこすための繁殖の場所になっています。『食べ物とすみか』では、成長過程で利用する環境や食べ物を紹介しています。
 『つかまえ方とかい方』では捕まえ方のポイントや昆虫の持ち方、飼育の仕方が記されています。昆虫によって見つけ方や捕まえるコツ、使用する道具に違いがあります。ただし、昆虫を捕まえた時や飼育する時には細心の注意が必要になります。本書を読んで正しい触れ合い方を学びましょう。
 地球上には数えきれないくらいの昆虫が生息していますが、そのほとんどが1センチメートルに満たない存在です。体の小さな昆虫たちは私たち人間にとって取るに足らない存在かもしれません。しかし、その小さな体には溢れるほどの魅力が詰まっています。今一度、昆虫という小さな命に目を向けてみてはいかがでしょうか?もし、少しでも興味が湧いたのならば、是非、野外に出て昆虫を探してみてください。見つけた昆虫を調べることで、自然への興味がさらに深まり、新しい発見があるかもしれません。本書を読んで、昆虫たちのことを知っていただければ幸いです。
須田 研司/むさしの自然史研究会代表

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